【人気スタイリスト石上美津江直伝!】コーデがこなれる魔法のテク Part2
雑誌に載っているコーデが素敵に見えるのは、服がおしゃれだからだけじゃない。人気スタイリストが普段撮影現場でしか見せない魔法の“こなれさせ”テクをこっそりのぞき見してみたら......。
“袖くしゅ”? “裾チラ”? ってなんだ!?
袖くしゅとは、袖をくしゅっとまくること。裾チラとは、裾のリブをチラッとのぞかせること。そのままだけど(笑)、実は基本中の基本テク。「私は、撮影の準備として服をハンガーにかけてコーデを組む段階から、このテクを使っています。モデルさんに着てもらっているわけではないのに、それだけで本当にこなれて見えるんですよ!」(石上さん)。マジですか、すごい!!
家を出る前、一瞬立ち止まってやってみて。裾はいったんたるませたら、リブ部分を下に引っ張ってチラッと出す。袖は、ひじ下まできゅっと上げるだけ!
シャツの腰巻きテクをさらに素敵に見せる方法、あります!
それは、結び目を少しサイドにずらすこと。「シャツを腰に巻くのは王道のテクですが、正面できっちり巻いてしまうと、こなれ感とは正反対の“がんばってる感”に。狙っていないテキトーな感じ、実は狙って演出しているのです」(石上さん)
それでは、いざ実践。ウエストまわりを隠すと体型カバーにもなるので、ボタンは全部開けて幅を出す。左右どちらかの腰骨の前あたりで結ぶと、垂れる袖の長さにもばらつきが出てこなれ感UP。仕上げにカフスをひと折りして。
MORE2015年12月号・さらに詳しい情報は雑誌MOREをチェック! 撮影/藤原 宏(Pygmy Company/モデル) 山崎麻美(プロセス) ヘア&メイク/川添カユミ(ilumini) モデル/佐藤ありさ 佐藤栞里 スタイリスト/石上美津江