《*映画*》心温まりたい週末に♪最新作から歴史に残る名作まで✨パパが主役のお薦め洋画3選☆
近頃同じようなテーマを扱った映画をよく見かけるなぁと思うことが多々あるのですが、最近観た映画に共通していたテーマが...
*パパ*
父の日は過ぎてしまいましたが、どれもそれぞれに違う魅力のある素敵な映画だったので紹介したいと思います✨✨ ★パパが遺した物語 ★パパVS新しいパパ ★ライフイズビューティフル の3作品! 父子家庭、再婚家庭、普通の3人家族 と設定はそれぞれ。 色んなパパがいるけれど、共通点はみんな子供を愛していて、奥さんを愛していて、自分なりの信念と正義があって、少し不器用だけど温かいパパなこと。世の中がこんなあたたかいパパで溢れたらいいなと思いました! 描かれ方も作品のテイストも全然違うので、パパだらけですけど連続して観ても飽きないと思います!笑 それでは1作品ずつ簡単に紹介♪
『パパが遺した物語』
原題: Fathers and Daughters 2015年公開、アメリカ合衆国・イタリア合作のこの作品。 「幸せのちから」のガブリエレ・ムッチーノ監督に、「レ・ミゼラブル」でも共演したラッセル・クロウとアマンダ・セイフライドが、主役の父娘ということで話題になりました。 過去のトラウマを抱えたケイティが、小説家である父親の遺作のファンである青年と恋に落ち、自身の過去、そして自分との関係を小説として遺した父親と向き合おうとしていくお話。過去と現在を織り交ぜながら描かれていて、妻を亡くし心に傷を負いながらも娘との生活を守ろうとする父親の葛藤がリアルに描かれています。
『パパVS新しいパパ』
原題: Daddy's Home 2015年にアメリカ合衆国で製作され、日本では劇場公開されなかったコメディ映画。監督はショーン・アンダース、主演はウィル・フェレルとマーク・ウォールバーグ。 継父として再婚相手の娘に好かれようと頑張っている、優しくて真面目な父親ブラッド。そこに子供達の実の父親であるブラッドとは大違いでワイルドなダスティがやってきて、子供達の心を奪ってしまいブラッド大ピンチ!というお話。 ブラッドとダスティのキャラクターは正反対なんですが、どちらも子供達の心を掴むために必死になって大人気ない争いを繰り広げます。そこで板挟みになる奥さん。 コメディとは言ってもホームドラマに近い感じ。
私は飛行機の中で偶然見たんですが、つい最近レンタルが開始された模様! 笑いありちょっと涙ありのほっこりハッピーエンドなアメリカ映画で、お薦めです♪私はどっちのパパも好き♡笑
『ライフ・イズ・ビューティフル』
原題:La vita è bella 英題:Life Is Beautiful 1997年のイタリア映画。 カンヌ映画祭で審査員グランプリに輝いた、ロベルト・ベニーニ監督・脚本・主演の歴史に残る感動作。第二次世界大戦下でナチス・ドイツにより強制収容所に収監されたあるユダヤ系イタリア人一家のお話です。 母と引き離され不安がる息子に対し、”これはゲームで、いい子にしていれば点数がもらえて、1000点たまったら勝ち。勝ったら、本物の戦車に乗っておうちに帰れる”という嘘をつく父親。ユーモアと愛情に溢れた父親のおかげで、息子は希望を失うことなく、生き延びることができます。そして、感動のラストが...
父親は息子に嘘をつきます。 希望を失わないように。夢を見ていられるように。 現実の世界が醜いものだから、子供には夢を見させる。嘘かもしれないけど、父親の見ていた現実は、信じていた人生は、そのくらい美しいものだったのかもしれない。 信じた世界が本物だ、ということ。 ただしそれは、”美しい世界”を見せようとしてくれる、この作品でいうなら父親自身の心が、美しくて初めて成立する。 そんな風に感じました。
*とりあえず『ライフイズビューティフル』は映画史に残る名作なのでぜひ観ていただきたいです✨家族でも恋人でも、大切な人と観るのがいいかなぁ...一番重くて大きなテーマな気がします。例えば今観て、数年後にもう一度観たら、また違う感想になりそうな映画です。 *笑いありでちょっと気楽に観たいときは『パパVS新しいパパ』こちらはもはや誰とでも笑 子供でも楽しめます! *シリアスでラブストーリーも混ざってくるような同世代、現代物が観たいなら『パパが遺した物語』。これは比較的主人公の女の子目線なので、女友達と観て感想を共有するのに向いているかもしれません。一番大人向け。 父の日は過ぎてしまいましたが...パパが好きな人も好きじゃない人も、いる人もいない人もぜひ見てみて下さい♪ 家族っていいなって思えます!