夏のヘアケアは「髪と頭皮のWケア」が大事! 湯の適温など正しいケア方法を美プロが伝授
夏の肌・髪・体のためのレスキュースキンケアQ&A
紫外線ダメージや汗・皮脂が気になる夏。全身のお手入れに関するリアルなお悩みに、専門家がベストアンサー!
ヘアのダメージケア編
夏に受けるさまざまなダメージが、お肌だけでなく髪にも現れやすい季節。しっかりホームケアして、自慢の美髪を取り戻したい!
Q.夏のヘアケアでいちばん気をつけるべきことは?
A.髪と頭皮のダブルケアを心がけて
「夏場は汗や皮脂で髪と頭皮はとても汚れています。とはいえ、過剰な洗いすぎも負担に。まずは毎日、髪や頭皮を丁寧にやさしく洗浄できるケアを」(靏田さん)
Q.寝汗がひどいので朝シャン派です。夜もシャンプーはすべき?
A.皮脂、汗、汚れはその日のうちに落とすのが基本
「1日2回以上シャンプーすると、必要以上に皮脂を落としトラブルを招く原因にも。夜はシャンプー、朝はドライシャンプーなどで髪のべたつきをケアしてみては?」(靏田さん)
Q.洗髪時に使うシャワーの温度は、髪と頭皮に大切なこと?
A.Yes。36〜38度が適温
「シャワーの湯の適温は一般的に36〜38度といわれています。40度を超えてしまうと、必要な皮脂まで溶け出てしまったり、頭皮の乾燥にもつながるので注意」(靏田さん)
Q.お風呂上がりの汗がなかなか止まらない。ドライヤーをさぼってもいい?
A.髪がぬれたままだとダメージを受けやすくなるのでNG
「髪がぬれた状態=キューティクルが開きダメージを受けやすい状態なので、シャンプー後はすぐにドライを。吸水性の高いタオルならドライヤー時間も短縮!」(靏田さん)
Q.寝ている間に気をつけるべきことは?
A.髪と寝具の摩擦に注意!
「摩擦に弱い髪。睡眠中にこすれないように髪をまとめる、あるいは枕カバーをシルクにしてみるのも◎。枕にタオルを敷くのは絡まりやすいのでNG」(靏田さん)
教えてくれたのは(50音順)
オーガニックコスメ、マクロビオティック、フレグランス、薬膳など幅広い分野のPRコンサルティングに携わる
美容誌の編集を経てジャーナリストに。長年の体当たり取材で培った美容のアイデアは、どれも実用度高し!
『松倉クリニック代官山』院長。肌質を素早く見抜き、ひとりひとりに合った治療法を提案。テクニックにも定評あり
美容ライターとしての美容知見を生かしながら、毛髪診断士の資格も持つ敏腕ライター。数多くの媒体で活躍
数多くのファッション誌などで活躍。美容師経験もあるため、メイクから髪悩みまで幅広いテクニックに定評あり
トータルビューティサロン『リバイタライズサロンクリーム』チーフセラピストとして多くのファンを持つ
エステティシャンを経て培った肌データを分析し、個々に合ったケアを提案。肌とボディケアのプロフェッショナル
撮影/英里(モデル) 岩城裕哉(製品) ヘア&メイク/沼田真実(ilumini.) モデル/鈴木友菜 スタイリスト/小林優奈 取材・原文/靏田由香 ※MORE2023年9・10月合併号掲載