カチューシャのつけ方が、一気に今っぽくなる方法をヘアメイクが直伝!【前髪を下ろす場合】
トレンドが続くカチューシャ。つけてみたいけど、自分でつけるとなんか納得いかない……。そんな人に贈る、ヘアメイクさん直伝のつけ方ポイント。この記事では、前髪を下ろしたスタイリング時にマッチする今どきカチューシャの選び方と、つける際のあか抜けるポイントを解説!
- 【あか抜けポイント1】前髪を下ろすなら「華奢な細めカチューシャ」を選ぶべし!
- 【あか抜けポイント2】トップはタイトにまとめて、『6割透け』バングに
- カチューシャアレンジがあか抜ける、つけ方プロセス
- 華奢カチューシャをつける時のNGポイント
教えてくれたのは……
MOREをはじめ、多分野の媒体で活躍。数多くの俳優、モデルからラブコールを受ける大人気ヘア&メイクアップアーティスト。著書に『河嶋希 ヘア本』(双葉社)があるほど、ヘアアレンジのテクニックの豊富さに定評あり。
【あか抜けポイント1】前髪を下ろすなら「華奢な細めカチューシャ」を選ぶべし!
カチューシャ¥1540/サンポークリエイト
「前髪を下ろしたアレンジでカチューシャを使うなら、華奢で細めなデザインが相性抜群。前髪を下ろした時の雰囲気を、大人っぽく、それでいて可愛さも出してくれる名アイテムです」(河嶋さん、以下同)
今年は黒やニュアンスカラーなど、落ち着いたカラーがトレンド。中でも定番になりつつある黒のカチューシャは、ベロア、コーデュロイなど素材で違いを出すとあか抜けにひと役。
【あか抜けポイント2】トップはタイトにまとめて、『6割透け』バングに
「つける位置はトップ(頭頂部の一番上)が理想。そこから額までをぴたっとタイトにまとめ、分け目は6:4くらいのバランスに仕上げると、テクニックいらずにしゃれたバランスに仕上げることができます。また下ろす前髪は透けさせすぎず、6割くらいにするのが大人っぽくなる大事なポイント。前髪を下ろす可愛さと、タイトにまとめる品の良さを兼ね備えたムードに」
カチューシャアレンジがあか抜ける、つけ方プロセス
1.前髪を「6割」の透け感に調整する
「前髪はすべて下ろすのではなく、眉毛が少し透けて見えるくらいの『6割』くらいの透け感に間引くのがベスト! サイドバングを押さえながら、指で細かく前髪を出していき6割くらいの分量に調整してみてください。あまりシアーバングすぎると幼い印象になるので、MORE読者世代ならこのくらいのバランスがおすすめ」
2.コームなどを使ってサイドバングをタイトに
「前髪の量を調整した後は、カチューシャの前にくる部分の分け目を6:4に分け、コームなどを使ってタイトにしておくのがあか抜ける仕込みポイント。コームをなでつけるように通すと◎」
3.もみあげを一束出しておく
「前髪を下ろす場合、完全に後れ毛やもみあげの毛がないと幼い印象になってしまう可能性があるので、もみあげを一束残しておくとあか抜けに。カチューシャをつける前に出しておくとバランスが決まりやすくなります」
華奢カチューシャをつける時のNGポイント
「華奢なカチューシャをつける時に前髪をすべて上げてしまうと、すっきり×すっきりで顔まわりが寂しい印象に。合わせるなら今回くらいの6割透けバングがおすすめです。またあまりふんわりしすぎたヘアアレンジだとお嬢様スタイルになってしまうので、カチューシャまわりをタイトにまとめることで、カジュアルな服にカチューシャを合わせても女っぽく、海外っぽいニュアンスになれるのでぜひ試してみて」
あか抜けポイントとNGポイントを意識して、カチューシャアレンジを楽しんでみては?
カチューシャ¥1540/サンポークリエイト スウェット¥21800/オブラダ シャツ¥2290/ジーユー ピアス¥16500/ロードス
撮影/川原﨑宣喜 ヘア&メイク/河嶋希(io) モデル/江野沢愛美 スタイリスト/高野麻子 文/MORE編集部