美容師がリアルにしている“シャンプーテク”とは?絶対やらない5つのNG動作も
まだまだ知られていない!? プロのシャンプー マストTIPS
毎日のことだけに、習慣化して無意識に行っている人が多いシャンプー。ちょっとした工夫をプラスするだけで、髪と頭皮のコンディションがよりよくなる! 現役美容師100人に聞いた結果、80%以上の大多数の人が行っていたシャンプーの基本中の基本をレクチャー。今日のシャンプーから取り入れてみて。
【86%が実践!】髪をぬらす前に必ずブラッシングを
髪をぬらす前にブラッシングすると、日中抜けた髪の毛やほこりが取れてシャンプーの泡立ちがアップ。
【94%が実践!】予洗いは最低2~3分
お湯だけで約8割の汚れが落ちるので、予洗いはしっかり。根元までしっかりぬらすことでシャンプーもスムーズに行き渡るように。
【89%が実践!】シャンプーは髪にのせる前に泡立てる
シャンプーを手に取ったら、洗顔ネットなどで泡立てを。手のひらをひっくり返しても落ちないくらいモコモコにするのがポイント。
シャワーの温度は37度前後のぬるめ設定で
お湯の温度が高いとキューティクルが開きやすくカラーの褪色の原因に。洗い流しは37度以下のかなりぬるめのお湯がおすすめです!
【84%が実践!】衿あしから頭頂部にかけ頭皮をもみ洗い
毛細血管や筋肉の多い耳まわりやサイドから洗い、下から上に「の」の字を書くようにもみ洗いを。髪よりも頭皮を洗うイメージで。
【96%が実践!】洗い流す時は衿あし、耳裏からしっかりすすぐ
耳の後ろはいちばん汚れがたまりやすく、ニオイが発生しやすい部分。流し忘れると、頭皮の荒れやフケなどに直結するので要注意。
プロが絶対にやらない シャンプーNGリスト5
ぬれた髪はデリケートだから、乱雑に扱うのは絶対ダメ! やりがちNG動作をチェック。
1. 爪を立てて洗わない
爪でガリガリ洗うと、頭皮のバリア機能が低下して皮脂が過剰分泌する可能性大。
2. 髪の毛自体をこすりあわせない
こすりあわせて洗うと、キューティクルがダメージを受けてツヤ低下の原因に。
3. 39度以上の熱めシャワー
熱いお湯を使うとカラーが抜けやすくなるので、2〜3度下げて設定しましょう。
4. 泡立てたまま長時間放置しない
長時間シャンプーが髪や肌にのっていると、必要な潤いまで流れ出ることも。
5. 頭を下向きにして流さない
髪が長かったりハードダメージの人は、下を向くと髪が絡まり傷みの原因に。
Photo : Katsuhiko Hanamura(Ajoite/model) Mitsuru Kugue(still) Hair & Make-up : Mami Numata(ilumini.) Model : Yua Shinkawa Stylist : Yuna Kobayashi Composition & Text : Chiiko Nozaki ※MORE2024年秋号掲載