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最新のヘアケアトレンドを熟知したスペシャリスト・毛髪診断士の靏田由香さんが、押さえておくべき最旬トピックス&アイテムをプレゼン! 注目のシャンプー成分や頭皮ケアグッズなど、今すぐチェックして。

教えてくれたのは……

毛髪診断士
靏田由香さん

美容エディターとして、ヘアケアのみならずスキンケアからメイクまで、幅広い企画を手がける。2023年に毛髪診断士の資格を取得。

スカルプケアが当たり前の時代に! 頭皮用アイテムの充実度がすごい!

靏田由香さん
靏田由香さん

最近は20代から薄毛に悩む女性が増えているということもあり、頭皮ケアはできるだけ早くから始めるのがベター。いきなり育毛剤を使うのではなく、まずは「洗う・保湿・マッサージ」の基本ルーティンを身につけましょう。

メルト クリーミーメルトフォーム、モイストシャンプー、アスレティアリフレッシング シャンプーバーム

(左)シャンプーに個包装のパウダーを混ぜると、生炭酸の濃密泡がモコモコ出現。炭酸の力で頭皮の毛穴まわりの皮脂や汚れを浮かせて落とす。メルト クリーミーメルトフォーム(12包)、同 モイストシャンプー 480㎖(ともにオープン価格)/花王 (右)泡立たないバームタイプ。頭皮洗浄と髪のトリートメント効果がこれ一本で。リフレッシング シャンプーバーム 150g¥3850/アスレティア 

質感を楽しみながら毛穴汚れをとりのぞく
「頭皮ケアの第一歩は、汚れを毎日リセットすること。毎日ストレスなく使えるスカルプシャンプーで、ニュートラルな頭皮を維持しましょう」(靏田さん、以下同)

メルト公式サイト
アスレティア公式サイト
米肌 活潤 スカルプエッセンス、アヴェダスカルプ ソリューション オーバーナイト セラム

(左)“ライスパワー®No.11”が頭皮の水分保持能を改善。米肌 活潤 スカルプエッセンス[医薬部外品] 50㎖¥4180/コーセープロビジョン (右)地肌に潤いを与え、頭皮のバリア機能をサポートする。スカルプ ソリューション オーバーナイト セラム 50㎖¥7370/アヴェダ 

保湿重視のエッセンスでコンディションを整える
「常に重い髪をぶら下げ、紫外線にもさらされている頭皮環境は、実はとてもストレスフル。エッセンスで毎日保湿して、ダメージを最小限に食い止めましょう」

米肌公式サイト
アヴェダ公式サイト
ドクターシーラボ リフトアップマッサージャー「裏はこう!」ジョンマスターオーガニックスキャルプシェイクブラシ

(左)4つの突起が頭皮をつまみ上げるようにマッサージ。リフトアップマッサージャー¥13037/ドクターシーラボ (右)2種類のピンを効果的に配置し、クレンジングとマッサージを同時に叶える。スキャルプシェイクブラシ¥2640/ジョンマスターオーガニック

凝り固まった頭皮をほぐし髪が育ちやすい環境に
「PCやスマホを常用する20代30代は頭皮が硬くなりがち。頭皮の血行が低下すると、栄養が届かず髪の質もダウンするから、スカルプブラシなどを取り入れて手軽にマッサージをしてみて」

ドクターシーラボ公式サイト
ジョンマスターオーガニック公式サイト

成分流行りはヘアケアにも到来。髪にも“たんぱく質ケア”がトレンド

靏田由香さん
靏田由香さん

昨今プロテインの効果が注目されていますが、ヘアケアにもその波が来ています。髪の主成分はたんぱく質の一種であるケラチンなので、親和性の高いプロテインで髪の内部補修をするのは、とても理にかなっています。

プラストゥモロー (左)スムース シャンプー (右)同 トリートメント

各470㎖(各オープン価格)/ファイントゥデイ

プラストゥモロー
(左)スムース シャンプー
(右)同 トリートメント

ダメージを受けて空洞化した髪に着目。たんぱく質の元となるアミノ酸がダメージホールを補修し、潤い成分を抱え込める髪状態に。

プラストゥモロー公式サイト
プロリー (左)モイストリペア シャンプー (右)同 トリートメント

(左)450㎖・(右)450g 各¥2640/ロート製薬

プロリー
(左)モイストリペア シャンプー
(右)同 トリートメント

5つのプロテイン由来成分からなる「ステムプロテインCP」が、髪のたんぱく質不足と頭皮やせにアプローチ。うねり悩みを補正。

プロリー公式サイト
ロクシタン (左)インテンシヴリペア シャンプー (右)同 コンディショナートリートメント

(左)300㎖・(右)250㎖各¥3300/ロクシタンジャポン

ロクシタン
(左)インテンシヴリペア シャンプー
(右)同 コンディショナートリートメント

植物プロテインが髪内部に必要なたんぱく質を補給し、サンフラワーセラミドがキューティクルの密着を高めてくれる。

ロクシタン公式サイト

肌と頭皮はつながってるから。敏感肌には敏感肌用ヘアケアを

靏田由香さん
靏田由香さん

私自身敏感肌なので、キュレルのヘアケアラインは待ってました! のひと言。敏感肌の人は頭皮もデリケートになりやすいので、肌への刺激になりにくい成分はもちろん、洗い流しやすいテクスチャーであることも大切。

キュレル (左)潤浸保湿 モイスチャーヘアパック (右)同 モイスチャーヘアクリーム

(左)200g¥1485・(右)70g¥1760(価格は編集部調べ)/花王

キュレル
(左)潤浸保湿 モイスチャーヘアパック
(右)同 モイスチャーヘアクリーム
(左)根元から密着して潤いで包み込むスキンケア発想の髪パック。(右)ぬれた髪と乾いた髪のどちらにも使える。手についたクリームはそのまま肌になじませてOK。

キュレル公式サイト
オサジ (左)ヘアシャンプー (右)ヘアコンディショナー

(左)500㎖・(右)200g各¥3080/OSAJI

オサジ
(左)ヘアシャンプー
(右)ヘアコンディショナー
(左)頭皮の健康を第一に考えたノンシリコンシャンプー。キューティクルを壊さずやさしく洗浄。(右)ストレスフルな毛先を補修し、パサつきを抑える。どちらも香りが4種類。

オサジ公式サイト

ヘア用の「導入美容液」がヒット中! +1ステップでさらなる美髪へ

靏田由香さん
靏田由香さん

シャンプー&コンディショナーだけではもの足りなかったり、ここぞという時の+αケアとして注目したいのが、プレシャンプー&プレトリートメント。いつものケアをブーストし、仕上がりが格段に変わります。

ケラスターゼ プルミエール ダメージ リペア コンサントレ、コスメデコルテ AQ ブースティング トリートメント ヘアセラム

(左)250㎖¥8580(右)200㎖¥5500

(左)ケラスターゼ プルミエール ダメージ リペア コンサントレ
日々蓄積されるカルシウムにより、髪が硬くごわつくことに着目。シャンプー前のプレトリートメントで、やわらかな手触りと健康的なツヤが宿る髪へと導く。

(右)コスメデコルテ AQ ブースティング トリートメント ヘアセラム
シャンプー後、いつものトリートメントの前になじませるだけで、トリートメント成分の受け入れ態勢を整える。芯まで潤いが届き、なめらかにまとまる美髪に。

ケラスターゼ公式サイト
コスメデコルテ公式サイト

タイパ派にぴったりなクリームシャンプーが続々

靏田由香さん
靏田由香さん

忙しいモア読者世代には、一本でケアが完了するクリームシャンプーもおすすめ。クリーム状で摩擦が少ないので、洗髪中のダメージも軽減できます。根元の立ち上がりは担保しつつ、しっとりまとまる髪を体感してみて。

インフィニティ エステ クレンジング EX、アリミノ コアビューティー クリームシャンプー

(左)600㎖¥3300(価格は編集部調べ)/コーセー・(右)450g¥3190

(左)インフィニティ エステ クレンジング EX
頭皮ケア、シャンプー、トリートメントをこれ一本で叶える、高タイパ&高コスパアイテム。スキンケア発想の洗浄成分を配合し、潤いを守りながら汚れをオフ。

(右)アリミノ コアビューティー クリームシャンプー
毛髪補修成分が髪内部に浸透し、乾燥によるうねりをケア。クリームでありながら洗い上がりはすっきり軽やか、健康的なさらツヤ髪を実現。エアレスタイプで最後まで使い切れるのもうれしい。

インフィニティ公式サイト
アリミノ公式サイト

“高浸透ケア”の進化が止まらない!

靏田由香さん
靏田由香さん

髪内部を補修するトリートメントやヘアマスクは、浸透させてナンボ。最近は浸透技術にもスキンケア級のテクノロジーを搭載して、まるでサロンでケアしたかのような仕上がりを叶えるアイテムが続々誕生しています。

DR.HONEY (左)ブラックビー モイスト リペア シャンプー (右)同 ヘアトリートメント

(左)340㎖・(右)340g各¥1595/H2O

DR.HONEY
(左)ブラックビー モイスト リペア シャンプー
(右)同 ヘアトリートメント
1滴に100億個の再生リポソームを配合。エクソソームやNMN、ブラックハニーなどの話題の美容液成分が髪の内部まで浸透し、潤いが長時間続く美しいツヤ髪に。

DR.HONEY公式サイト
オルビス エッセンスインヘアマスク

200g¥1540

オルビス エッセンスインヘアマスク
髪内部の浸透ルートを押し広げ、補修成分をスムーズに引き込む「高浸透リペア処方」を採用。キューティクルの表面もリカバーし、与えた潤いを逃さず、外的刺激にも負けない均一なツヤ髪に。

オルビス公式サイト

Photo : Katsuhiko Mitsuru Kugue Stylist : Yuna Kobayashi Composition & Text : Chiiko Nozaki ※MORE2024年秋号掲載