【あか抜けオフィスメイク＆ヘア】旬ピンクとニュアンスカールで好印象フェイスに
人気ヘア&メイク 笹本恭平さんが教えてくれる“オフィス服があか抜ける”髪とメイク。
私たちにとって、日常の大半を占める働く時間。その間をもっと楽しく過ごすために、いつものオフィス服がこなれて見えるヘアとメイクのバランスを、笹本恭平さんがレクチャー。シーン別に、気持ちも高まる自分を演出しよう！
通称「笹兄（ささにぃ）」の愛称で親しまれる、超売れっ子アーティスト。ファッションとの親和性が高く、引きで見ても盛れてこなれた印象になれるヘア&メイクに業界でもファンが多数
今っぽいお仕事ヘア＆メイクは、ラフなくらいがちょうどいい！
「僕にとってヘア&メイクは、ファッションの延長のアクセサリーのような存在なんです。それはお仕事服の時も同じ。きちんとした服に髪と顔まできちんとしすぎると、圧のある、どこか隙のない印象になってしまいがち。だからこそやりすぎず、ほどよく引き算することで、その人らしい表情が見える仕上がりになるんです」（笹本さん、以下同）
アンサンブル￥19800／ジャスグリッティー パンツ￥16940／アンクレイヴ（アンクレイヴ スタンダード） バッグ￥41800／オルサ（オルセット） スカーフ￥14300／マニプリ イヤリング￥3740／サンポークリエイト（mimi33） リング（右手）￥24750（ドーラ）・リング（左手）￥14850（ripsalis）／ロードス
いつものオフィスコーデなら【ニュアンスカール】×【淡いピンクフェイス】で好印象を手に入れる
「シンプルなオフィス服こそ、髪とメイクをどうトッピングするかがカギに。今季は目もとに旬なピンクをさしたり、顔まわりの髪にゆるいカールを施して、やわらかさや華やかさを加えるのがおすすめ。自然な好印象を感じさせながら、脱・無難が狙えるはず」
HAIR
髪全体を巻くと少し古い印象に。耳横と毛先をメインにふんわりカールを
【01】後ろの毛先を内巻きに
36㎜のコテを使用。顔まわりを残し、後ろの髪の毛先を内巻きにワンカールさせて、軽く動きをつける
【02】顔まわりは外巻きにする
【03】中間は内＆外巻きに
顔まわりの髪の毛先を外はねに巻き、少し上にずらして外巻き、また上にずらして内巻きに……と交互に巻くことでゆるやかなウエーブに
【04】毛先からミルクをもみ込む
ミルクをなじませつつカールをほぐして仕上げ
量はこのくらい
ヒアルロン酸を配合した軽やかなミルクが髪に潤いを与え、ツヤとまとまりが高まる。
モイストミルク100㎖￥3080／オーバイエッフェ
MAKE-UP
ナチュラルなツヤ肌にシアーなピンクをにじませて
トーンアップ効果で肌にツヤと明るさを
❶人気のクッションにトーンアップver.が。
フローレス ルミエール ラディアンス パーフェクティング トーンアップ クッション SPF50・PA++++（全2色）レフィル13g￥5720・ケース￥1650／ローラ メルシエ
透けるピンクブラウンが今っぽさの秘訣
❷見た目よりも自然な色づき。
ヴァティック アイパレット 07￥6820／セルヴォーク
❸ピンクにはこげ茶がマッチ。
デジャヴュ ラスティンファインE 極細クリームペンシル ナチュラルブラウン￥1320／イミュ
❹赤みのあるブラウンマスカラ。
パーフェクトエクステンションマスカラ for カール チェリーブラウン￥1650／ディー・アップ
❺眉もピンク系で統一して。
ケイト デザイニングアイブロウ3D EX-8￥1210（価格は編集部調べ）／カネボウ化粧品
❻ツヤを放つくすみローズ。
メルティング パウダー ブラッシュ 02￥6050／SUQQU
❼ツヤやかなコーラルベージュで抜け感を。
ルナソル プランプメロウリップス 01￥4400／カネボウ化粧品
【01】顔の中心部分にツヤのファンデーションを
❶を顔中心からすべらせるように広げて明るいツヤ肌に
【02】まぶたに薄いピンクを幅広くのせる
【03】締め色シャドウでアイラインをぼかす
❷のaをまぶた全体にのせ、bを二重幅に重ねる。❸を上まぶたの際をなぞるように引き、その線を❷のcでぼかす。まつ毛は軽く上げて、❹を上下に1度塗り
【04】眉毛にもピンク系パウダーをON
目もと同様にピンクトーンの❺のdをブラシに取り、中間から眉尻にのせて余りを眉頭に
【05】ピンクカラーのチークを頰に広くのせる
❻を頰の中央からふんわり広くのせて、顔全体の印象をピンクがかった雰囲気に
【06】ベージュリップをオーバーに直塗りする
黄色みのベージュで唇だけ色味をずらすと顔がぼやけずしゃれ感が。❼をオーバーに塗り、中央に重ねる
何気ない日常に、ふんわり温かなムードが流れ出す
撮影／三瓶康友（モデル） 岩城裕哉（製品） ヘア＆メイク／笹本恭平（ilumini.） モデル／上西星来 スタイリスト／石田 綾 取材・原文／森山和子 ※MORE2023年5月号掲載
