500円以下！ 韓国ダイソーのプチプラコスメがアツい！【韓国カルチャー通信 #270】

アンニョンハセヨ！ 韓流や韓国ビューティをメインにライター、取材コーディネーターをしている私YUKIが、注目の韓国情報をお届けしていきます。

韓国の生活用品店『ダイソー』。日本の100円均一ショップ『ダイソー』を運営する「大創」と、韓国の「アソン産業」がかつての二大株主でしたが、2023年に大創からすべての株を取得して独立しました。

1000ウォン（約116円）〜5000ウォン（約583円）の価格帯で生活に必要なものがなんでも揃い、もちろんビューティーも充実しているのですが、今年はと！く！に！ダイソーコスメがアツいんです。

というのも、近年韓国コスメブランドの品質が上がるとともに、価格も高くなってきていて、以前ほど気軽に買えるものではなくなってきている様子。

そんな中、『CLIO』（クリオ）や『VT』（ブイティー）といった有名韓国コスメブランドたちが続々と『ダイソー』とコラボしたコスメをローンチ。安いけどクオリティーもそれなりにいい“セカンドライン”のような感覚で急速に人気が広がり、入手困難となるほど韓国のコスメ通たちの間で話題となっているんです。

韓国のダイソーコスメをどれかひとつだけ試すとなったら、おすすめしたいのが『SON & PARK』（ソン・アンド・パーク）。もともとはふたりのメイクアップアーティストによるプロデュースからスタートし、化粧水・スティックファンデーション・アイライナーといったベーシックなアイテムを展開しているブランドです。

その『SON & PARK』が韓国ダイソーコスメとしてリップティント２種とクリームチークを発売。3000ウォン（約350円）とは思えない上品な発色と質感でたちまち口コミに火が付き、何軒もはしごしても買えないほどの人気となりました。しかも、この価格でビーガン処方！

私が行った店舗でもクリームチークは全色売り切れ。幸い、ティントは欲しかったカラーがあり、無事にゲットできました。

「アーティブラーティント」は、みずみずしく唇にのび、ベルベットのようにふんわりフィットするタイプ。私が購入した03は、青み寄りの落ち着いたローズピンク。上品な発色がまさかの300円ちょっとでかなうなんてびっくりです。

こちらは、つるんと立体的なツヤ感を演出してくれるグロウタイプ。明るく鮮明なカラーがそろっていて、私はピュアな青みピンクがかわいい03番を購入しました。

ジェルに近いぷるっとしたテクスチャーで、少し時間が経つと写真右のようにうるうるのツヤが湧き上がってくるような感じ。

ティントを塗っている感覚はあるものの、乾燥や刺激を感じることなく、色持ちも抜群。グロウティントはツヤ感まで長続きしてくれて、目の肥えた韓国のコスメ通たちが唸るのも納得のクオリティー！

ティッシュでふき取ってもしっかり色が残っています。私はブラーティントとグロウティントを重ね塗りするのにハマり中。こうすると朝塗ったまま夜までほぼメイク直しがいらない！ ご飯を食べても唇に色が残っているので上からリップクリームを塗るだけでOK。しかも、色移りも少ないんです。そこがいちばんの感動ポイントかも。

気づいたら毎日このティントを塗っていて、ストックも買えばよかったなと思うほど。ダイソーコスメはほとんどが3000ウォン。次はティントをストック買いしつつ、ほかのブランドも試してみたいです！