
鈴木えみがリピ買いするほど惚れ込む「ベストメイク名品」とは?最新メイクテクも公開
“エイジレス”という言葉では追いつかないほどの美を常に輝かせている現在39歳の鈴木えみさんといえば、プロも唸るメイクテクの持ち主。10代の頃から磨き上げた手腕とコスメの目利き力をここでお披露目。セルフメイクで登場していただきました。

ニット¥28000/シーニュ リング(ブルー)¥4400・(ホワイト×ブラック)¥4400/SHOWROOM UNO,INC(LABRO)
鈴木えみのメイク論
いい匂いがしそうな幸福感のあるメイクは私の心の安定剤
「私って昔から“幸薄い顔恐怖症”なんです(笑)。だから説得力があって、なんだかいい匂いがしそうな幸福感のある顔に見えるメイクを心がけています。
いい匂いっていうのは、ちょっとした温度感とか色っぽさだと思っていて。そういうムードを目もとや唇に感じさせるようにメイク。全体的には強めのメイクが好きで、出産で入院していた時も、病室でしっかりとメイクをしていました(笑)。
好きなメイクをしていると圧倒的に自分に自信が持てるんです。逆に弱々なメイクだとコミュニケーション下手になっちゃいます」(鈴木えみ、以下同)
鈴木えみのベースメイク名品
どう塗ってもきれいに仕上がる『クレ・ド・ポー ボーテ』の美容液ファンデ

「もう3つ目。肌が乾燥している時もカピカピしない。発色もすごく好き」。
潤いとはりに満ちたスキンケア発想のラグジュアリーファンデ。ル・フォンドゥタン n オークル 00 SPF25・PA++ ¥34100/クレ・ド・ポー ボーテ
『デイジーク』の多色コンシーラーを『M・A・C』のブラシでポイントのせ

「『デイジーク』のコンシーラーをシミやニキビ、色ムラに合わせてブレンドし、『M・A・C』の細ブラシで点描のようにひとつひとつカバー」。
(右)デイジーク プロコンシーラーパレット 01¥3300/デイジーク (左)#209 アイライナー ブラシ¥4400/M・A・C
ちょっと仕込むだけで激変。『カネボウ』の自然になじむ大人気の影色シャドウ

「眉頭下から鼻すじにかけてのせるだけでメリハリアップ。本物の影のよう」。
「カニミソスティック」として話題の透け陰影コスメ。カネボウ シャドウオンフェース 01¥3300/カネボウインターナショナルDiv.
MAKE-UP POINT

『カネボウ』のスティックシャドウを眉頭下から鼻すじにかけてなじませる。『デイジーク』の多色コンシーラーのAとBを、カバーしたい部分の色に合わせて調合。これを『M・A・C』のブラシで点置きしてカバーする。くまにはCを使用。
「“呼吸していそうな、すりガラス肌”に仕上げるのが理想です」
鈴木えみのリップ名品
とにかく色が大好き! 色もちも抜群な『hince』のティント

「じゅわっとした質感もカラーも好き。唇の輪郭をなぞって塗っています」。
長時間潤いときれい色をキープ。ブルベ肌に特にマッチするプラムレッド。ロウグロウジェルティント R015¥1760/hince
鈴木えみのアイメイク名品

モーブカラーが高ポイント。価格もナイスな『セザンヌ』の優秀眉ペンシル

「すごく細い芯もモーブカラーも最高。眉マスカラの後、隙間を埋めるように描きます。もう3本目!」。
0.9㎜の細芯で繊細仕上げ。セザンヌ 超細芯アイブロウ 07¥550/セザンヌ化粧品
圧倒的に普段使いしやすい『THREE』のアイカラーパレット

「ピンク系だけどブラウンの感覚で使えて便利。質感もきれい」。
4色・4種の質感をセットイン。いつだって頼れる溶け込み発色。スターゲージングアイシャドウクアッド 02¥7480/THREE
重ねることでさらに濃密に色づく『ディーアップ』のブラウンのリキッドライナー

「重ねてもしっかりと色がのって長もち。ブラシも描きやすい」。
0.1㎜の筆先で繊細なアイラインが思うまま。ディーアップ シルキーリキッドアイライナーWP BRBK¥1430/ディー・アップ
束感まつ毛を楽につくれる『クレ・ド・ポー ボーテ』のボリュームマスカラ

「重ねずとも、思い描いていたボリューム感が出せる優れもの。仕上げはピンセットでまつ毛をつまみます」。
セパレート、カール、ボリューム、すべてを叶える。マスカラシルエトフェ 1¥5500/クレ・ド・ポー ボーテ
MAKE-UP POINT

『THREE』のCを上まぶた全体にのせたら、Dをチップで二重幅にオン。ブラシで二重の線にBをなぞりつつアイホール、さらに眉下まで広げる。この時目幅を出すように横に広くオン。細チップでDを目頭より少し内側からぐっと描く。下まぶた全体にはAとCを混ぜて幅広くつける。目尻側にBをつけた後、Dを目頭側1/3の粘膜ギリギリに仕込む。
Photo : Motofumi Sannomiya(TRIVAL/model) Mitsuru Kugue(still) Hair&Make-up : Kyohei Sasamoto(ilumini.) Model : Emi Suzuki Stylist : Asako Takano Illustration : green K Text : Natsuko Tohriyama ※MORE2025年春号掲載