【イガリシノブの小顔メイク】ファンデ不使用!下地の色とツヤでメリハリを仕込む方法は?
イガリシノブ流 小顔メイクの教科書【ベースメイク編】
【永久保存版】大人気ヘア&メイクアップアーティストのイガリシノブさんが教える最新・小顔メイク講座! 少し前までは影をつくることが主流だったけれど、これからは顔の余白を埋めるのがポイント。顔の印象がきゅっと引き締まるうえに、より可愛げのある表情になれる。今すぐレッスンSTART!
下地やコンシーラーなどで顔中心に明るい立体感を
ニット¥6270/アンティローザ(MUSUBORE)
色を塗り分けてコンパクトな顔印象に
「顔の余白埋め&塗り分け」で小顔に錯覚させることがカギ!
第一に、メイクで小顔に見せることはできます! 昔はフェイスラインを削って小顔をつくるのが主流でしたが、最近は顔の余白を埋める方法がメジャーになりましたよね。さらに、顔を区画するように色や質感を塗り分けることでメリハリや立体感をつくり、顔の不要な部分を意識させないように目を錯覚させて小顔に見せる、という手法も今どき。だからこそ、きちんと“塗る場所”を意識することが大事なんです!
IGARI's オススメ使用アイテム
A 白っぽく発光するトーンアップ下地。毛穴や色ムラを補整しながら、涼しげな透明感と血色感をプラスするメイク下地。
ケイト スノースキンベース ユキザクラ SPF50・PA+++ 30g(限定品)¥1210(価格は編集部調べ)/カネボウ化粧品
B 赤みを消す緑のカラー補整下地。ピタッと密着し、肌の赤みを薄膜でカバー。
スキンリフレクト カラーコレクター 004¥3850/アディクション ビューティ
C 肌トーンになじむコンシーラー。ハイカバーながら素肌と一体化する仕上がり。
コレクティング ヴェール コンシーラー 02 SPF17・PA++¥4400/RMK Division
D 透けるブルーのカラー補整下地。みずみずしいテクスチャーと透けるブルーが肌トーンをコントロール。
フーミー ポッピンチーク スウィートマリン¥1540/Nuzzle
E ペールピンクのフェイスパウダー。光のベールを帯びたリッチなツヤ肌に。
アティミエル ヴェール 003¥6380(セット価格)/エレガンス コスメティックス
顔をパーツ分けして色・ツヤでメリハリを仕込もう!
基本的にファンデーションは使わずに、トーンアップとカラー補整下地をメインに使って“顔の中心を前に出す”イメージでつくるのが大事。ベースメイク=顔全体に塗る既成概念にとらわれないことが、小顔に近づくポイントです
Make-up Tips
【1】トーンアップ下地で顔全体をクリアに
額、両頬、あごにAをのせてその場になじませた後に、周辺や目まわりに薄く広げていく
【2】顔の中心部に塗り重ねて明るくする
ほうれい線とあごにAを塗り重ねて、トントンとなじませる。ここでは周辺には広げない
【3】グリーンで顔に点在する赤みを払拭
額中央〜鼻すじ、ほうれい線、口角下、こめかみにBをのせ、広げずにその場になじませる
【4】顔の中心の両脇にベージュを塗る
口角と3で塗り残した額と頬にCを塗り、スポンジでなじませて中心の明るさを際立てる
【5】ブルーをさし、透け肌の印象を高める
額のトップ、目尻、ほうれい線、あごにDをなじませて縦ラインを強調し、みずみずしく
【6】顔の中央に光のベールを重ねる
Eのパウダーをブラシに取り、額のトップ、両頬の中心、あごにサッと重ねて立体的に
こんなに小顔に!
Photo : Junghyun Kim(TRON/model) Ibuki Tamura(still) Hair&Make-up : Shinobu Igari(BEAUTRIUM) Model : Karen Otomo(MORE exclusive) Stylist : Masako Hirata Composition&Text : Kazuko Moriyama ※MORE2025年春号掲載