くすみ疲れさんのためのきっかけスキンケアプラン

夏のくすみ疲れには角質ケアとメラニンケアの両面からお手入れを。どちらもため込まずしっかり代謝させれば、澄んだ透明感が復活!

ハンドプレスしながらブライトニングアイテムを

トータルビューティアドバイザー
水井真理子さん

みずい・まりこ●エステティシャンの経験をもとに、個人の肌状態に寄り添ったスキンケアアイテムとテクニックを提案する

「今の時期は皮脂量が増え、保湿ケアを適当にすませてしまう人も多いのでは? でもその皮脂の原因は、潤い不足を補おうと肌が一生懸命皮脂を出しているからかも。乾燥や皮脂は後々くすみの一因になるので、ブライトニング系の化粧水&乳液をゆっくりハンドプレスで、ていねいに入れ込んで」(水井さん、以下同)

化粧水

エリクシール、クリニーク、ディオールの化粧水

高浸透化粧水で、ブライトニングと保湿の両面からトーンアップを狙う

❶肌のきめを整えながらオイリー肌の皮脂ぐすみを解消
過剰な皮脂によるメラニン生成にもアプローチ。
ディオール スノー エッセンス オブ ライト マイクロ ローション[医薬部外品]175㎖¥8250/パルファン・クリスチャン・ディオール

❷まるで白玉のようにみずみずしい透明白肌に
フレッシュな透明感が宿る。
イーブン ベター ブライト エッセンス ローション175㎖¥7370/クリニーク

❸頬に“つや玉”が出現し、肌密度をむちっと高める
押し返すような弾力ツヤ肌に。
ブライトニング ローション WT Ⅱ[医薬部外品]170㎖¥3630(価格は編集部調べ)/エリクシール

乳液

IGNIS、ファンケル、アルビオンの乳液

乳液で油分もしっかりチャージして潤いが逃げない肌を育てるべし

❶べたつくことなく肌をほぐし、明るくトーンアップ
みずみずしいミルクがこわばった肌をふかふかに整え、化粧水の浸透も高める。
フラルネ ブライトリファイン ミルク M[医薬部外品]200g¥5500/アルビオン

❷くすみの原因となる肌の炎症にアプローチ
美白有効成分と肌荒れ防止有効成分をダブルで配合。
ブライトニング 乳液 Ⅱ しっとり[医薬部外品]30㎖¥1870/ファンケル

❸光老化に着目し、紫外線ダメージの蓄積をリセット
4種の漢方エキスと2種の有効成分で、ダメージを寄せつけない肌へと導く。
ホワイトニング エフフォーリア ミルク[医薬部外品]200g¥11000/イグニス

スクラブ入り洗顔を週2~3回投入

「冬から春にかけては角質がたまりやすい時期。その角質をそのままにしておくと、肌が硬くなってせっかくの保湿ケアも浸透しにくくなります。ゴワつきが気になるなら、洗顔しながら使えるマイルドなものを取り入れてみて。スクラブで肌をこするのではなく、泡の中で転がすイメージで」

オルビス、dr365、セルヴォークのスクラブ洗顔料

マイルドなスクラブ洗顔でダメージを与えず角質をオフ

❶柔らかなフィトスクラブが角質を穏やかに除去する
マスク生活で蓄積した“下半顔”の角質や毛穴詰まりを優しく一掃。
カームブライトニング クリアゴマージュ100g¥3850/セルヴォーク

❷ビタミンEをとじ込めたスクラブで肌酸化を阻止
スクラブに加え、ペースト状のなめらかな石けんにも角質ケア効果が。
V.C. メルトスクラブウォッシュ100g¥2805/dr365

❸角質をジェルでやわらげてスクラブですっきりからめとる
ジェルとスクラブの相乗効果でくすみをため込まない肌に。洗うたびに透明感が高まるのを実感できる。
クラリファイング ジュレウォッシュ120g¥1760/オルビス

角質ケアセラムでため込まない肌を育成

「今年は優秀な角質ケア美容液が続々。物理的に角質を取り去るケアに抵抗がある人は、肌の代謝に働く美容液に頼るのもおすすめ。最新美容液には角質ケアだけではなく美白やエイジングケアなど、さらなる美肌効果を期待できる成分が配合されているので、なりたい肌や目的に合わせて選んでみて」

ドクターケイ、アンプルール、ランコムの美容液

使うたびに肌の透明感となめらかさがアップ

❶マイルドに角質を整える次世代成分PHAを搭載!
あらゆる肌悩みにアプローチし、ニキビが気になる肌やゆらぎやすい肌にも安心して使える。
クラリフィック ブライトニング セラム[医薬部外品]30㎖¥16500/ランコム

❷“白玉発酵ピーリング”できめの整った透明感がカムバ
ハイドロキノンと2種のレチノールが、角質とメラニンにダブルアプローチ。
ルミナスHQブースター[医薬部外品]40㎖¥9900/アンプルール

❸レチノールが肌の代謝を高め毛穴、くすみ、はり悩みを解消
レチノールを最高濃度で配合し、むき卵のようなつるりん肌に。
ABC-Gリペアセラム20㎖¥8250/ドクターケイ

撮影/久々江 満 スタイリスト/小林優奈 取材・原文/野﨑千衣子 ※MORE2023年7月号掲載