ヘパリンとは?赤ちゃんも使える肌への優しさと安心感【スキンケア成分を解説】
ヘパリンの効果・使い方
スキンケアには、肌状態や理想に合わせて成分を選びたいもの。今回は、スキンケアコスメに配合される「ヘパリン」について詳しく解説! 医師の友利新先生監修のもと、使う目的や向いている人、おすすめコスメまで紹介します。
肌荒れ鎮静後のアフターケアにもおすすめ
血流促進と高い保湿効果を持ち、医薬品として皮膚科で処方されることもあるヘパリン。化粧品にはその類似物質が使われることが多く、血行がよくなることで潤いのもとを増やしてくれる期待大。また親水性や保水性にも優れ、角層のすみずみまで潤いで満たしてくれる。抗炎症効果もあり、肌荒れ時の強い味方に。
☑︎ どんな肌に向いている?
普段のスキンケアがしみてしまうような荒れた肌に。
☑︎ 知っておきたい豆知識は?
医薬品由来のこの成分を活用し、製薬会社からヒットコスメが続々登場!
☑︎ 相性のいい成分は?
どんな成分ともOK。ただし肌荒れが酷い時はヘパリン一択にしたほうがベター。
ヘパリンが入ったおすすめコスメ3選
(右)アドライズ
アクティブクリーム[販売名]クリーム t
薬用保湿成分・ヘパリン類似物質と薬用美白成分・プラセンタエキスのかけあわせを1990年代から研究。みずみずしい潤いとそれにより際立つ透明感で、肌に優しく発光するようなツヤめきにアプローチ。
[医薬部外品]40g¥4400/大正製薬
(左)カルテHD
モイスチュア ローション
肌の潤い構造を立て直して健やかな状態に戻してくれるヘパリン類似物質HDを配合。肌荒れへの効果実感の高さがクチコミで評判に! つめかえ用もあり。
[医薬部外品]150㎖¥1980(価格は編集部調べ)/コーセー マルホ ファーマ
教えてくださったのは……
Graphic&Illustration : Bob Foundation Edit&Text : Yukiko Ogawa ※MORE2024年秋号掲載