スタイリスト石上美津江さんが教える「可愛いベースで大人になれる名品」

大人なスタイルに憧れるけれど、自分らしさも忘れたくない。20代が今手に入れるべき“センスを育てる”アイテムをスタイリスト石上さんに学ぶ連載。

スタイリスト石上美津江さん

スタイリスト石上美津江さん
『MORE』や『LEE』で活躍するスタイリスト。フレンチシック好きで、シンプルな中に可愛げや女らしさのあるスタイリングにファン多数。先日の一粒万倍日、ついに念願のピアスホールを開けたらしく、最近は、最初につけるのはどれがいいかピアス選びが楽しいそう

VOL.6 Johnstons(ジョンストンズ) ストール

Johnstons(ジョンストンズ) ストール
1797年、スコットランドのエルガンで創業されたブランド。カシミアをはじめとした高級素材を使用したアイテムはブランド創立から200年以上たった今でも世界中で愛用される。製作工程すべてを一貫して自社工場で行っていることからも、そのクオリティは別格と言われている。

上品で軽やかな暖かさに身をつつんで寒い季節のおしゃれをアップデートして

Johnstons(ジョンストンズ) ストール
大判ストールはきっちり巻くのではなくラフに使うのが石上さん的ポイント。コーディネートが少し寂しいなと思う時には手に持つだけでも華やぎがプラスできる。
ストール¥71500/ブリティッシュメイド 銀座店(ジョンストンズ オブ エルガン) コート¥91300/ホワイトオフィス(クチュール ド アダム) ワンピース¥24200/フリークス ストア渋谷(フリーダ) 靴¥79200/パラブーツ青山店 靴下¥2640/メイデン・カンパニー(アメリカン トレンチ)
Johnstons(ジョンストンズ) ストール
「『ジョンストンズ』のストールを初めて購入したのはモア読者の皆さんと同じくらいの年齢の時でした。当時スタイリストの先輩方が持っているのに憧れてよし、と頑張って手に入れた想い出があって。それまではあまり“素材にこだわる”ということをしてこなかったのですが、これを使い始めてからは暖かくて軽い上質さを初めて知ることができたんです。チェックってときに子供っぽくなってしまうこともありますが、『ジョンストンズ』はどこか大人な表情。それも老舗ならではの品格があってこそだと思います。いつもの洋服にばさっとラフに巻いてみるだけで少し背すじが伸びるようなそんな気持ちにさせてくれる一枚。無地ももちろん素敵だけれども、初めて手にするならやはりブランドならではの赤チェックがおすすめです」(石上さん)
Johnstons(ジョンストンズ) ストール

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撮影/新田君彦(えるマネージメント) ヘア&メイク/川添カユミ(ilumini.) モデル/井桁弘恵(モア専属) スタイリスト/石上美津江  ※MORE2022年12月号掲載