【ILLIT(アイリット)】メンバー構成は? デビュー曲は? メディアショーケース速報レポート
“アユネク”出身ガールグループILLIT(アイリット)ついに降臨!
LE SSERAFIM(ルセラフィム/SOURCE MUSIC)、NewJeans(ニュージーンズ/ADOR)に続き、HYBEが誕生させた3番目のガールグループILLIT(アイリット)が、3月25日(月)午後、韓国ソウル市内でメディアを対象にしたデビュー記念ショーケースを行い、「Magnetic」「My World」の2曲をステージで初披露。記者会見にて今後の意気込みを語りました。
ILLIT(アイリット)って!? 所属事務所やグループ名の由来は?
ILLITは、2023年6月から約3カ月間にわたり放映されたJTBCグローバルガールグループサバイバル番組『R U Next?』(通称:アユネク)から爆誕した多国籍ガールグループ。LE SSERAFIM(ルセラフィム/SOURCE MUSIC)、NewJeans(ニュージーンズ/ADOR)に続き、HYBEが誕生させた3番目の、またHYBE LABELSのひとつであり、グローバルグループENHYPENの所属レーベルBELIFT LABが生み出した最初のガールグループとして、大きな注目を集めているのです!
グループ名である「ILLIT」は、
●自主的で積極的な意志=I WILL
●“特別な何か”を意味する代名詞=IT
……の2つのワードを結合させたもの。“I will (動詞) IT!”と、2つの単語の間に入る動詞によって、“何にでもなれて、何になるか期待される”というポテンシャルを無限に秘めたグループになろう! という意味が込められているそう。なりゆきまかせの自由気ままなスタイルを貫きながらも、目の前のことに最善を尽くし没頭するように音楽と向き合い表現する彼女たちのパフォーマンスは、同世代のティーンズだけでなく、幅広い世代から熱烈な支持を集めそう!
ファッションアイコンとして早くも世界中からロックオン!
@illit_official
2024年3月に開催されたパリ ファッションウィークでは、「アクネ ストゥディオズ(Acne Studios)」のコレクションに、メンバー全員そろって参加。デビュー前にもかかわらず、ファッションアイコンとして早くも頭角を表す姿が大きな話題となりました。
ILLIT(アイリット)のメンバー&プロフィール紹介!
ILLITは、アユネクを勝ち抜いたYUNAH(ユナ)・MINJU(ミンジュ)・MOKA(モカ)・WONHEE(ウォンヒ)・IROHA(イロハ)ら、日本人2人を含む5人のメンバーで構成されています。個性的なメンバープロフィールをチェック!
YUNAH(ユナ)
●名前/ノ・ユナ
●生年月日/2004年1月15日
●出身/韓国
●愛称/“ポニーテールのあの子”
●ロールモデル/スルギ(Red Velvet)
●メンバー最年長。モデルのようなバランスのとれたスタイルとクールビューティな美貌を持ち、ボーカル・ダンスともにパーフェクトにこなす、ILLITのマルチエンターテイナー。2018年から約6年もの間、HYBEで練習生期間を送り、アユネク放送開始時の実力順位では22名中2位を獲得していた実力派。
MINJU(ミンジュ)
●名前/パク・ミンジュ
●生年月日/2004年5月11日
●出身/韓国
●愛称/“音色の妖精
●ロールモデル/DPR IAN(韓国の著名シンガー)
●YGエンターテインメントで練習生経験があるためか、YGらしさを感じる歌唱スタイルが人気。ぷっくりとした涙袋強調メイクに彩られた大きな瞳が特徴です。写真撮影が上手で、メンバーの思い出づくりのため、ILLIT専属フォトグラファーとして日々せっせと撮影に励んでいるのだとか。
MOKA(モカ)
●名前/境 萌花(さかい・もか)
●生年月日/2004年10月8日
●出身/日本
●愛称/“リアル少女漫画”・“ILLITのオンマ””
●ロールモデル/JENNIE(BLACKPINK)
●2020年にHYBE JAPANの練習生、2023年にHYBEグループのBELIFT LABの練習生に。アユネクでは、ほかの練習生を気づかいながらミッションに挑む優しい姿勢に人気が集まりました。コンセプトに合わせて自在に変化する優れた表現力と美しいダンスラインが評判。
WONHEE(ウォンヒ)
●名前/イ・ウォンヒ
●生年月日/2007年6月26日
●出身/韓国
●愛称/“うちのクラスにいそうな友達”・“10代代表のコスメオタク”
●ロールモデル/IU
●スカウトを受けてHYBEに入社。わずか1カ月の練習生期間(HYBEグループにおける最短記録だそう!)を経てアユネクに参加し、デビューまでこぎつけたラッキーガール。丸みのある愛らしい顔だちと透明感あふれる歌声で、最終投票では見事1位を獲得。とても率直で感情豊かなキャラクターはILLITのコンセプトそのもの。丸みのあるキュートな顔立ちが印象的。
IROHA(イロハ)
●名前/外薗彩羽(ほかぞの・いろは)
●生年月日/2008年2月4日
●出身/日本
●愛称/“ILLITのマンネ”
●ロールモデル/SOYEON((G)-IDLE)
●3歳からダンスを始め、JYP ENTERTAINMENTでは、NMIXXやNiziUとともに練習生生活を送っていたというIROHA。ヒップホップダンスを得意とし、アユネクでは終始一目置かれる存在でした。番組序盤で何かとハプニングに見舞われながらもたくましくサバイブし、3ROUND終了後はコーチ陣から「水を得た魚のようだった」と絶賛されてから実力を発揮。第1次グローバル投票では見事1位を獲得!
1st Mini Album ‘SUPER REAL ME’はどんな作品?
デビュー作品となる1st Mini Album ‘SUPER REAL ME’ は、タイトルどおり、自分の感情に正直で、考えや日常をありのままに表現し突き進むティーンズの生き生きとした姿を表現したそう。
HYBE創業者で元最高経営責任者でもあるバン・シヒョク(방시혁)氏のほか、彼女たちと同世代のティーンプロデューサーも制作に参加したそうで、よりリアルな10代の感性が光る作品となっています。
“私の本当の話が、すなわち最高の話”をコンセプトに、 世の中に対する好奇心・好きな何かのために突き進む心・ひとりでいる時にふと想像にふけるようすなど、自由気ままなティーンの姿が、ILLITのみずみずしい歌声やパフォーマンスで存分に発揮されています。
デビュータイトル「Magnetic」はどんな曲?
ILLIT (아일릿) ‘Magnetic’ Official MV
好きな人に強く惹かれる心のときめきを率直に表現したというタイトル曲「Magnetic」。ショートフォームコンテンツなどでよく耳にするトレンドのPluggnb(プラグエンビー)と、ダイナミックなベースをきわ立たせるHouse(ハウス)をミックスしたハイブリッドダンスナンバー。躍動感あふれるリズミカルなメロディーラインが記憶に残る、大ヒット要素満載の曲です。
どこを切り取っても“ポイントダンス”としてバズりそうな可能性しかないキャッチーなパフォーマンスにも注目。惹かれあう心を表現した“Magneticダンス”は、N極とS極がくっついたり離れたりする磁石を全身で表現しているそう。
好きなものに浮かれて飛び跳ねる姿を表現した“ブンバンダンス(붕방 댄스)”では、自由ではつらつとしたグループ像を存分に発揮。メンバーそれぞれがこの曲で感じる感情を直接表現したという“表情チャレンジ”もお見逃しなく!
記者からの質問に真摯に答える5人のようすは?
「Magnetic」・「My World」2曲続けてのパフォーマンスののち、息を弾ませながらも続いて記者会見に臨んだ5人。真剣な面持ちで質問事項のメモをとり、アユネク時代の苦労や葛藤を知る記者たちからの「デビューおめでとうございます」という祝辞に「ありがとうございます!」と全員そろって深々と頭を下げながら応じ、さらにすべての質問に対して全員が「ご質問ありがとうございます!」とひと言添えてから話し始めるようすがとてもフレッシュで印象的でした。
YUNAH「ファンを楽しませるため、ありのままの私たちを素直に」
最年長メンバーのYUNAHさんは、記者会見の受け答えを終始リード。デビューステージに臨むにあたり、バンPDとのやりとりについて、
YUNAH「“責任感を持ってステージに臨むように。練習したすべてのことをみなさんにお見せするように。そして、観てくださる方すべてにポジディブな印象を与えるように”とのアドバイスをいただきました。私たちありのままの素直な姿をお見せすることで、ファンのみなさんに楽しんでいただくことが最大の目標です。私たちは恵まれた環境で練習させていただいていることを自覚していますから、みなさんにはいつも自信満々なステージをご覧いただきたい」と力強く回答。
MINJU「頼もしい先輩方やスタッフに恵まれてデビューできたことに感謝」
先輩グループとの差別化をどう図り、競争の激しいエンターテイメント業界をサバイブしていくかは、見守る誰もが気になるところ。
MINJU「どんなイシューにも即、没頭して挑んでいく姿勢が私たちの個性であり、ステージでも舞台の外でも、みなさんにナチュラルな振る舞いをお見せしていくことに取り組みたいと思います。頼もしい先輩方に恵まれていること、そしてアユネクからデビューに至るまで、たくさんのスタッフのみなさんにご協力いただいて、今このステージに立てていることも私たちの強み。改めて感謝いたします」と答えました。
MOKA「5人で無事にデビューステージを迎えられて本当にうれしい!」
IROHAさんとともに日本人メンバーとしてILLITに加入したMOKAさんは、流暢な韓国語に日本語を交えて記者からの質問に回答。
MOKA「(左右のメンバーを見やりながら)この日のために頑張って準備を重ね、こうして5人でみなさんに歌を聞かせ、パフォーマンスを観ていただける日を迎えられて、本当にうれしいです。自分の感情に正直に、率直に振る舞う姿を、これからもうまく表現していきたい。私たちの魅力をファンのみなさんに楽しんでいただければと思います。本日はお時間をいただきましてありがとうございました。今後ともILLITをよろしくお願いいたします」と挨拶。
WONHEE「モニタリングを重ねて自信がついた」
わずか1カ月の練習生期間にもかかわらずデビューを勝ち取ったWONHEEさん。アユネクからの成長ぶりの自覚を聞かれ、
WONHEE「(アユネクでは)ぎこちなく、照れて自分を出せなかった部分も多かったのですが、ILLITとしてデビューするまでの6カ月間、モニタリングしながら猛練習を重ねるうちに自信がついて、自分を見せたいと思う部分が増えてきました。新人のうちは緊張する場面もあるかと思いますが、もう少し時間が経って慣れてくれば、ステージの上でもバックステージでも、すべての活動を楽しめるようになるのかなと思います」と、はにかみながらも堂々としたようすで答えました。
IROHA「磁石ダンス&ブンバンダンスを早く音楽番組で披露したい」
メンバーの中で最もダンスのキャリアが長いIROHAさんは、記者に「Magnetic」のポイントダンスをどこにするか聞かれ、楽しそうなようすで真っ先に回答。
IROHA「全区間がポイントダンスといえるほどユニークな振りつけは、私たちが実際に遊ぶようすからインスパイアされているんです。『You You You You……』と歌いながら、磁石のように両手をつけたり外したりするパートと、両手をダイナミックに回転させながら飛び跳ねる“ブンバンダンス”パートでしょうか? くるくると変わる“表情チャレンジ”にもご注目ください。音楽番組で披露するのを楽しみにしています」
“第5世代”として世界のエンターテインメントをリードするべくスタート地点に立ったILLIT。リアルな10代の視点を大切に、“私が見つめるこの世界”を歌い踊り続けるルーキーガールズから、これからいっときも目が離せません!
素顔のILLITが可愛い「Magnetic」MVビハインドシーン
‘SUPER REAL ME’ Brand Film Shoot Sketch | ILLIT (아일릿) [BEHIND-IT]
写真提供・取材協力/(P)&(C) BELIFT LAB Inc. 取材・文/沖島麻美