結婚したいなら 読まなくちゃ! 内田樹さんの『困難な結婚』など、今月のオススメ★BOOK
読み終えて題名の 深さに気づくはず! 彩瀬まるさんの『朝が来るまでそばにいる』
「鍵を開けたままにしていたら、悪いものが家に入ってきたの。」――冒頭のその一文が表すように、心が弱るとしのび込んでくる何かはたしかに“いる”。逃れられない死が引き込む闇と、そこからの再生を描いた6編の短編集。生きていても、生きていなくても、誰かとつながりたいのはみんな同じ。そう思うと得体の知れない存在も怖くなくなる。(新潮社 ¥1400)
結婚したいなら 読まなくちゃ! 内田 樹さんの『困難な結婚』
結婚願望がしぼみそうなタイトルだけれど(笑)、読めばそれが180度変わり、著者の言うように「結婚前の人は、したくなる。結婚している人は、気楽になる」はず。結婚するには? 他人とうまく暮らすには? 哲学研究者が社会や経済、心理の根本とともに解き明かす、キレイごとじゃなくてリアルな、驚くほど読みやすい結婚論。(アルテスパブリッシング ¥1500)
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