話題のステージの中から、キーワードに沿ったイチ押し舞台、そして2本のおすすめをご紹介します。

【今月のキーワード】“ 眼福”のステージが開幕!

米倉涼子や上戸彩などが所属するオスカープロモーションは、実はイケメン俳優の宝庫でもある。そんな彼らが昨年「オスカーに男アリ!」と立ち上げたのが、『男劇団 青山表参道X』。すでにファンも多く、イベントは超満員という人気ぶりだ。そして満を持しての旗揚げ公演は、白虎隊が現代の男子校にタイムスリップするエンタメ作。30人の劇団員から主役に選ばれたのは、飯島寛騎。ジュノンボーイ出身で、『仮面ライダーエグゼイド』でデビュー。イケメン俳優の出世街道を突き進み、今、人気急上昇中の俳優である。そのほかみなさんに注目してほしいのは飯島と共に劇団人気をけん引する栗山航、西銘駿、塩野瑛久の3 人。栗山は包容力のある頼れる劇団のリーダーで、日本男児らしい硬派なビジュアルが人気。西銘駿は、普段から笑顔を絶やさないイジられキャラと舞台上で魅せるシリアスな表情とのギャップが魅力で、塩野はクールな顔立ちとは裏腹に強い情熱を持った芝居に定評あり……とキャラクターもルックスも個性あふれる彼らが、笑いあり、涙ありの青春群像劇を繰り広げる!

紹介した劇団の主要メンバー4 人以外にも、演劇部部員役などでフレッシュな顔ぶれが多数登場し、ステージを彩る。舞台のどこを観てもいい男だらけの夢のような本作なら、目も心も奪う推しメンが必ず見つかるはず。そんなふうに“お気に入り”が見つかったらすぐさま公式ホームページのチェックを。メンバーの素顔やキャラクターをたっぷり知ることのできる充実のコンテンツで、『男劇団青山表参道X』の沼にハマってしまうはず……。

【今月のイチ押し☆ステージ】男劇団 青山表参道X 旗揚げ公演 『SHIRO TORA~beyond the time~』

『男劇団 青山表参道X』が満を持しての旗の画像_1

福島県の名門男子校、白山高校では学園祭に向けて盛り上がりを見せていた。廃部の危機に瀕する演劇部は、最も輝いた部活に贈られる白虎賞を目指し、白虎隊を題材にすることに。白虎隊最期の地、飯盛山で稽古をしていると突然、空が暗くなり、なんと白虎隊の隊士たちが現れた。◆ 6 /14~17 AiiA 2.5シアター東京 ■https://oscar-aox.jp

気になる方は「男劇団 青山表参道X」公式HPも見てみてね☆

『男劇団 青山表参道X』が満を持しての旗の画像_2

劇団の最新情報はもちろん、PHOTO、MOVIE、RADIOなど、ここでしか見ることのできないコンテンツが満載! チケットの先行販売などうれしい特典も。月額500円。 ■https://oscar-aox.jp/

【オススメステージは『ニンゲン御破算』と『お蘭、登場』】

  • 『ニンゲン御破算』 松尾スズキ唯一の時代劇で、2003年の初演時には実験的な内容が大きな話題となった作品を再演。中村勘三郎(当時は勘九郎)が務めた主演に阿部サダヲ。ほか、岡田将生、多部未華子、荒川良々、松尾スズキら個性あふれる刺激的なキャストが顔を揃える! ◆ 6 / 7~ 7 / 1  Bunkamura シアターコクーン(大阪公演あり) ●Bunkamura ☎03・3477・3244
  • 『お蘭、登場』 近代日本文学へのリスペクトをこめた劇作家・北村想の「日本文学シアター」シリーズ第5 弾。今回のモチーフは、『お勢登場』など江戸川乱歩の作品。小泉今日子演じる神出鬼没のお蘭が、迷宮世界で高橋克実&堤真一を翻弄する。◆ 6 /16~ 7/16 シアタートラム(大阪公演あり) ●シス・カンパニー ☎03・5423・5906

--------------------- MORE2018年6月号・さらに詳しい情報は雑誌MOREをチェック! 文/小泉咲子 ---------------------

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