『DEATH NOTE』の続編も読める!明日開始の『小畑健展 NEVER COMPLETE』内覧会に行ったら危うく帰れなくなるところだった話
『DEATH NOTE(デスノート)』、『ヒカルの碁』、『バクマン。』。どれも週刊少年ジャンプで連載されていた、大人気少年マンガです。この作画を担当しているのが、小畑健(おばた たけし)先生。原作者とタッグを組み、作画だけを担当するという珍しいスタイルで、ヒット作を世に送り続けています。
そんな小畑先生の画業30周年を記念して開催されるのが、『画業30周年記念 小畑健展 NEVER COMPLETE』! 超貴重なカラー・モノクロ原画や描き下ろしイラストなどが展示されています。
いつもは“少女マンガ大好きライター”と名乗り、毎週木曜日にDAILY MOREで少女マンガ記事を配信しているライターみかりんですが、小学生〜中学生時代は週刊少年ジャンプも並行して読んでいた、“少年マンガ大好きライター”でもあるのです。本日、内覧会が行われるとのことで「これは私が行くしかないでしょう!」と、会場となる『アーツ千代田 3331』へ。
そんな小畑先生の画業30周年を記念して開催されるのが、『画業30周年記念 小畑健展 NEVER COMPLETE』! 超貴重なカラー・モノクロ原画や描き下ろしイラストなどが展示されています。
いつもは“少女マンガ大好きライター”と名乗り、毎週木曜日にDAILY MOREで少女マンガ記事を配信しているライターみかりんですが、小学生〜中学生時代は週刊少年ジャンプも並行して読んでいた、“少年マンガ大好きライター”でもあるのです。本日、内覧会が行われるとのことで「これは私が行くしかないでしょう!」と、会場となる『アーツ千代田 3331』へ。
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はい、ドーーン!!!
一番最初に迎えてくれるパネル、豪華すぎやしませんか……!? 『ヒカルの碁』、『DEATH NOTE』、『プラチナエンド』の美しすぎるイラストが、超巨大サイズでお出迎え。
はい、ドーーン!!!
一番最初に迎えてくれるパネル、豪華すぎやしませんか……!? 『ヒカルの碁』、『DEATH NOTE』、『プラチナエンド』の美しすぎるイラストが、超巨大サイズでお出迎え。
まず最初は『ヒカルの碁』コーナー。一角に、原画と一緒に碁盤が飾られていました。
小畑先生の絵は美しすぎて、“手で描いている”ということがいまいち実感できずにおりました、いままで(個人の見解です)。でも、カラー原画の1本1本の線や色のグラデーションなどを実際に見ると、「本当に人が描いてたんだ……!」という謎の感動が生まれました。この臨場感や“描かれている感”は、生で見ないときっと伝わらない!
こちらはみんな大好き『DEATH NOTE』コーナー! 写っているのはほんの一部ですが、この巨大カラーイラストを見た瞬間に「ライト様!!」と叫びそうになりました。危うくつまみ出されるところでしたね、ふぅ。よく見ると、ポテチの袋の中でノートに名前を書くあの名シーンの原画も♬
個人的にいちばん夢中になって見てしまったのが、こちらの「Illustration」コーナー。マンガ作品の扉ページや単行本カバーなど、色鮮やかなカラー作品を展示しています。これがもう本っっ当にすごくて!!
たとえばこれは、『DEATH NOTE』のカラーイラストを4枚集めたもの。十字架の形の額……! かっこよすぎる!
雑誌やコミックスでは何の気なしに見ていたカラーイラストが、こんなにも細かいところまで描き込まれていたなんて……!! じっくり見始めたらもう止まりません。1枚のイラストを30分は余裕で見ていられるくらいの緻密さ。これはもはや美術品です。夢中になりすぎて、危うく帰れなくなるところでしたね、ふぅ。
そして、この内覧会では特別に小畑先生ご本人が登壇! 初めてお目にかかったのですが、こんなにスマートでスタイリッシュな方だったんですね……♡
「画業30年の中では、うまくいかなかったことの方が圧倒的に多かったです。それでもやってこられたのは、担当のみなさん、ファンのみなさん、原作者さんのおかげです。この展示を見ていただくと、けっこう間違えていたり書き損じているところも多いんですよね。本当はそういうところは見せたくなかったのですが、来ていただく方には面白く見ていただけるのかな、と思います。実は自分の描く絵はあまりマンガっぽくない、ということがコンプレックスだったのですが、そのおかげでいろいろな原作者の方と組むことができたのかもしれません」(小畑先生)
と、穏やかにお話しをしてくれました。
「小畑先生は、締め切りを絶対に守る方なんですよ」(担当編集・吉田幸司氏)
なんて裏話が飛び出したり!
作品を描いていて嬉しいこと、辛いことを聞かれると……
「アンケート結果や売上がよかったり、書店で自分の作品を買ってくださっている方を見かけた時は本当に嬉しいです。でも描いている時は、寝られない食べられないで大体辛いですね(笑)」
と、会場が笑いに包まれる場面も(笑)。
「画業30年の中では、うまくいかなかったことの方が圧倒的に多かったです。それでもやってこられたのは、担当のみなさん、ファンのみなさん、原作者さんのおかげです。この展示を見ていただくと、けっこう間違えていたり書き損じているところも多いんですよね。本当はそういうところは見せたくなかったのですが、来ていただく方には面白く見ていただけるのかな、と思います。実は自分の描く絵はあまりマンガっぽくない、ということがコンプレックスだったのですが、そのおかげでいろいろな原作者の方と組むことができたのかもしれません」(小畑先生)
と、穏やかにお話しをしてくれました。
「小畑先生は、締め切りを絶対に守る方なんですよ」(担当編集・吉田幸司氏)
なんて裏話が飛び出したり!
作品を描いていて嬉しいこと、辛いことを聞かれると……
「アンケート結果や売上がよかったり、書店で自分の作品を買ってくださっている方を見かけた時は本当に嬉しいです。でも描いている時は、寝られない食べられないで大体辛いですね(笑)」
と、会場が笑いに包まれる場面も(笑)。
その後、とってもスペシャルな時間が待っていました! この展覧会のタイトルにもなっている『NEVER COMPLETE』は、いつまでも描き続けることのできる、終わりを決めることのない1つの作品という意味。実は展覧会描き下ろしオリジナルテーマイラストのタイトルでもあるんです。その作業風景を、特別に見せてくださいました!!
会期中、会場にはこの作業机が置いてある状態なのですが、もしかしたら先生が突然やって来て、ここで作業される可能性があるとのこと!! もし訪れた際に先生がいらっしゃったら……多分もう令和の運を使い切ってしまうかもしれないけれど、本望ですよね、先生よろしくお願いします!
会期中、会場にはこの作業机が置いてある状態なのですが、もしかしたら先生が突然やって来て、ここで作業される可能性があるとのこと!! もし訪れた際に先生がいらっしゃったら……多分もう令和の運を使い切ってしまうかもしれないけれど、本望ですよね、先生よろしくお願いします!
最後の最後にビッグニュース! 大人気作品『DEATH NOTE』の新作読切の原稿も展示されているのですーーーー!!! 胸熱すぎる!!! 本展覧会では10ページ分が公開されています。最終的にマンガとしていつどこで掲載されるかは、まだ未定。待て、続報!
熱量たっぷりでお届けしてしまいましたが、小畑先生の作品をまだ読んだことがない人も、きっと夢中で見入ってしまうはず。読んだことがある人は、その場から動けなくなるほど感動してしまうはず! どうです? 行ってみたくなったなら……、計画通り!
熱量たっぷりでお届けしてしまいましたが、小畑先生の作品をまだ読んだことがない人も、きっと夢中で見入ってしまうはず。読んだことがある人は、その場から動けなくなるほど感動してしまうはず! どうです? 行ってみたくなったなら……、計画通り!
- 『画業30周年記念 小畑健展 NEVER COMPLETE』
◆東京都千代田区外神田6-11-14 アーツ千代田 3331
7/13(土)〜8/12(月)※会期中無休
10:00〜17:00 ※毎週金・土曜と、7/14(日)、8/11(日)は20:00まで延長
一般・学生 ¥1500、中学・高校生 ¥800、小学生 ¥600(すべて当日料金)
公式サイトはこちら