みなさんこんばんは! 少女マンガ大好きライターみかりんです。
毎週木曜日にお届けしている、オススメ少女マンガ連載。8月のテーマは【20年間ありがとう!槙ようこ先生特集】♡ 最新作『きらめきのライオンボーイ』の完結とともに、漫画家を引退すると発表した槙ようこ先生。今までたくさんの作品で私たちを楽しませてくれた感謝の気持ちを込めて、今までの槙先生の作品をどどんとご紹介しちゃいます! 今週は『山本善次朗と申します』!

今作の主人公は、小学生の女の子・ほたて。幼い頃から祖母と暮らしていた彼女は、「おばあちゃんは歳でもう面倒がみられないから」と、急に“親戚のおじさん”にあずけられることに。その“親戚のおじさん”こそが、タイトルにもなっている山本善次朗! なぜほたてはおばあちゃんと暮らしていたのか、善次朗は何者なのか。その答えは、すべてほたての不思議な力に隠されていて……。

初めてこの作品を知った時、なんて変わったタイトルなんだろう……と思いました(みなさんも思ったのでは?)。でも、この『山本善次朗と申します』という言葉にはものすごい魅力とパワーが詰まっていて、この後ほたての周りで巻き起こる問題だって解決してしまうのです☆ あと個人的に、善次朗の家に下宿しているまことの無視されがちなツッコミがおもしろくて大好きです(笑)。

ではさっそく、試し読みをどうぞっ!

MBS
文/堀越美香子