6人組のグローバルボーイズグループ「DXTEEN」

6人組のグローバルボーイズグループ「DXTEEN(ディエックスティーン)」。彼らは、オーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN」で誕生したグローバルボーイズグループのJO1とINIが所属するLAPONEエンタテインメントから、2023年5月10日にシングル『Brand New Day』でデビューする期待の新人グループです!

(後列左から)寺尾香信、田中笑太郎、福田歩汰  (前列左から)谷口太一、大久保波留、平本健

(後列左から)寺尾香信、田中笑太郎、福田歩汰

(前列左から)谷口太一、大久保波留、平本健

平本 健は、昔はひとりが苦手だった

「今は、仲間と音楽がそばにいるから大丈夫」

DXTEEN
平本 健

ひらもと・けん●2004年12月18生まれ。兵庫県出身の18歳。身長171㎝。メンバーカラーはブルー。ダンス・ラップを操るオールラウンダー。特に得意なのはダンス。「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」時には、自ら「踊れる猿」と命名。卓越したダンスと涼しげなビジュアルで話題に。

平本 健さんは、「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」参加以降、練習生として1年半を過ごしている間、さまざまな壁に当たりながら成長したそうです。その時に力になったのは、ある人からのアドバイスで……。

――まず、自己紹介をお願いします。

 

平本:「DXTEENのやんちゃモンキー」こと、けんぴです! イモけんぴのけんぴです! 本名の「健」は、僕が生まれたその時に、マツケンサンバが大流行していて、お母さんが「ケン」と付けたかったそうです。小さい頃、母からはよく「ヒラケンサンバ」って言われていました。その頃は何がなんだかわかりませんでしたが(笑)!

 

――グループ内ではどんな立ち位置ですか。

 

平本:パフォーマンス面では、ラップです。キャラクターの面では僕は、すごくクールなところもあり、同時に、甘えん坊で寂しがり屋でもあります。ひとりでいるのはちょっと厳しいっすね。でも最近はひとりで現場に向かうことも増えたので、だいぶ慣れてきました。みんなとしゃべれなくても……できればしゃべりたいけど、音楽を聴いていればひとりでも大丈夫。逆に、音楽を聴きたいがために、あえてひとりで過ごす時もあります。

 

――アーティストを目指したきっかけは。

 

平本親の影響です。僕が幼稚園の頃に、マイケル・ジャクソンさんを家族みんなで聴いていました。その後、父が少女時代さんやKARAさんを好きになってK-POPが僕たちの家庭に流れ込んできた。そして、兄と母がBIGBANGさんを好きになって、小6ぐらいの時に、一緒にコンサートに行かせてもらったことが人生初のライブ体験。始まった瞬間から衝撃を受けたこと、よく覚えています。

その後、中1の時に京セラドームでBTSさんを観て、そのとき隣にいた母親に「俺、これになる」と言ってダンスを始めました。趣味で、自分がかっこいいと思うようなダンスを踊り続けて、中2で初めてオーディションを受けました。その会場は年上の参加者ばかりで緊張したんですが、ほかの人が1分くらい踊ってたのに対して、僕だけ3分近く踊り居残りで写真も撮影したので、かなり手ごたえを感じたんですが……。その後連絡がなくて残念だったな、という初オーディションの思い出です。おかげでその後のオーディションは緊張なく参加することができるように。そして「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」にも参加し、残念ながら落ちてしまったんですが……、こうして前に進むことができて、今、ファンの皆さんの前に立つことができています。

 

――今までの人生で出合った、大切な一曲は?

 

平本:GReeeeNの『始まりの唄』(2016年)。小6で組体操をした時に流れた曲なんですが、オーディションのために1人で東京の会場に向かう時にもこの曲を聴きました。これから何かをスタートする、自分で踏み出す、そんな内容の歌詞が自分にすごくあてはまったので。よく考えたら、今の僕にもピッタリの曲ですね。

DXTEEN平本 健

「いつか作詞にも挑戦してみたい」

――グループの強みは?

 

平本:平均年齢がすごく若いので、僕たちにしかできない、エネルギッシュで、かわいらしく、さわやかなところが強みだと思ってます。

 

――デビューシングルの収録曲『Come Over』では、タフさも感じましたが。

 

平本:シングルには僕たちのエネルギーを全面に押し出している曲も入っていて、『Come Over』もそのひとつです。1番のサビが終わった後、僕のラップパートが始まるんですが、そこで一気に雰囲気が変わる。そこが僕の推したいポイントです。

 

――韓国でのトレーニング生活で「克服したと思うこと」や「新しく知った自分の一面」はありますか?

 

平本:新しく知った自分の一面は、「やっぱり、自分は寂しがり屋だな」ってとこです。メンバーと1年間一緒に過ごしたんですが。韓国での生活ってこともそうだし、友達と呼べる人が、それこそメンバーしかいないんですよ。遊びに行くにも言葉の部分もあって、毎日がものすごく不安で。あらためて、すごく寂しがり屋の自分を感じました。

 

――デビューに向けて、先輩であるJO1、INIから何かアドバイスは?

 

平本:デビューが決まった翌日、その時僕らは韓国で暮らしていたんですが、INIさんがたまたま韓国に来ていたので、直接報告しに行きました。みんな驚きながら、「おめでとう」と言ってくれました。JO1さんとはタイミングが合わなくて、直接はまだ……。僕が中学生の頃にテレビで観ていた方たちから「DXTEENのデビューが決まった」ことを伝えてもらって、感動しました!

あと、『Sail Away』の振り付けをJO1の川尻蓮くんから教えてもらった時に、「グループ全員でイメージを共有していないと、ダンスが合うものも合わない」「声を出して、みんなでイメージを統一させたら、自然と合ってくるよ」とアドバイスしてくれました。めちゃくちゃ優しかったです。INIの木村柾哉くんには、僕が韓国でちょっと壁にぶち当たっていた際に、「どうすればチームとしてよくなっていくだろう」みたいな悩みを聞いてもらったことがあります。その時は本当にお世話になりました。めっちゃ学びになりました!

 

――「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」に参加して「糧になった」と思うのは、どんなことですか?

 

平本:「あの場所に行けてよかった」ということです。もちろん、落ちちゃったこと自体は残念なんですけど、その後の時間で成長した部分もすごく多いので。それに、DXTEENとしてデビューすることを考えると、落ちちゃったけど良い方向につながったなと思います。

 

――デビューに向けて個人的に何か練習していることは?

 

平本:趣味レベルの話なんですが……。最近、他アーティストのラップ曲を聴くことが多くなっているのでいつか作詞してみたいなと思っています。移動中に歌詞がついていないフリートラックを聴きつつ街を眺めながら歌詞をイメージしてます。いつか、形になればいいんですが。

DXTEEN平本 健

素顔やプライベートを深掘り!

――疲れた時、何で癒されていますか?

 

平本:ゲームです、大好きなので。スポーツ系か格闘系が多いです。あとFPS(ファーストパーソン・シューティング。一人称視点のシューティングゲーム)系は、INIの西(洸人)くんがすごく上手なんです。時々一緒に遊ぶんですけど、すごく楽しいです。

 

――お休みの日はどう過ごしていますか? 理想の休日は?

 

平本: 1日限定だったら、やっぱり僕は寝たい分だけ寝て、 好きなことをしたいですね。最近なら音楽聴きながらの散歩っていうのも大好きです。えっと、待ってください! ゲームも1日中やっていたいし……。あれ? したいことが多くて過ごし方を決められない!

 

――好きな食べ物は?

 

平本:オムライスが大好きです。

 

――最後に、ファンにメッセージを。

 

平本:すごく長い間、待たせてしまいました。長い間待っていてくれた分、僕たちもすごく頑張って、その期待に応えられるようにやっていきたいなと思っているので、これからも応援よろしくお願いします!

DXTEEN

DXTEEN|'Brand New Day' Official MV

DXTEEN プロフィール

JO1・INIが所属するLAPONEエンタテインメントから新たにデビューする3組目のアーティスト「DXTEEN(ディエックスティーン)」。 メンバーは、大久保波留、田中笑太郎、谷口太一、寺尾香信、平本健、福田歩汰。
LAPONEの練習生制度である「LAPONE BOYS&LAPONE GIRLS」から初めて誕生した平均年齢18.6歳の6人組グローバルボーイズグループ。 

2022年1月から1年以上に及ぶ韓国でのトレーニングを経て、2023年5月10日にデビューが決定している。

公式サイト▶ http://dxteen.com
公式Twitter▶ http://www.twitter.com/official_DXTEEN
公式Instagram▶ https://www.instagram.com/dxteen_official/

公式YouTube▶ https://www.youtube.com/@DXTEEN
公式TikTok▶ https://www.tiktok.com/@official_dxteen
公式Weibo▶ https://weibo.com/u/7819967091

撮影/齊藤晴香 取材・文/中川 薫