【広瀬すずインタビュー】遊ぶよりもおうちにこもっていたいタイプ。“寝ること”には全力です(笑)。
広瀬すずの“選び方”
純粋無垢な輝きを持ちながらも、落ち着いていてしんの強さを秘めたまっすぐなまなざし。多くの作品に出演し縦横無尽に役柄を演じるその素顔は、意外にも「周りに導かれる人生」と語る。そんな広瀬すずさんが、お仕事やプライベートで自ら選択してきたこととは?
ひろせ・すず●1998年6月19日生まれ、静岡県出身。2012年に雑誌『Seventeen』の専属モデルとして活動をスタートし女優デビュー。演技力が高い評価を受け数々の賞を受賞。主演を務める映画『水は海に向かって流れる』が2023年6月9日に公開予定
広瀬すずのアソビ論
仕事をするうえで大切にしていることや、オフの日に何よりも優先する譲れないことまで。彼女自身の選択のセオリーを徹底的に根掘り葉掘り!
お休みの日はおうちにこもってドキュメンタリーを観るのが至福
友人や共演した方々からアウトドアに誘っていただくこともありますが、遊ぶよりもおうちにこもっていたいタイプ(笑)。オフの日はお昼過ぎに起き、お腹がすいたら外にごはんを食べにいって、あとはおうちでひたすらネットの配信を観ます。恋愛系のリアリティショーや、対談番組、ドキュメンタリーを観ながら、ひとりでゆーっくり過ごします♪
仕事帰りに友人と、オフの日もひとりで手早く外食するのが好き
仕事が終わった後、友人と待ち合わせをしてごはんを食べにいくことがあるのですが、1時間半以内には帰ります。“食べること”がいちばんの目的なので(笑)。マネージャーさんから「これからごはんに行くなんて元気ですね」と言われたこともあるのですが、実は効率がいいから、という理由。家に帰って料理して食べて片づけるのって、意外とすごく時間も労力も使う気がして。それより、パッと外で食べるほうが私的にはラク。そして、いかに早く寝るか(笑)。オフの日もぷらっと近所のごはん屋さんにひとりで出かけるくらい外食が好きですし、気分転換でもあります。
おうちにいることが大好きなので遊ぶより睡眠欲を優先します(笑)
いかに質のよい睡眠を取るか“寝ること”には全力で取り組みます!
遊びではなく“寝ること”には全力です(笑)。10代の頃、周りの方々から「ベッドにはいちばんお金をかけたほうがいい」とアドバイスをいただき、18歳頃に奮発し購入。そのベッドの寝心地がすごくよくて! お休みの日には10時間くらい寝てるかも。オフの前夜は睡眠の導入から頑張ります。いかに良質な睡眠を取るかが重要。バスソルトを入れた湯ぶねに20分つかって、お風呂上がりにはストレッチを。そして寝る前にはベッドで深呼吸。どさくさに紛れていい気分になりたくて普段しないパックもしたりして(笑)。そうすると疲れの取れ方も睡眠の質も全然違うんです! 健やかに生きるために必要な選択だと思っています(笑)。
撮影/柴田フミコ ヘア&メイク/奥平正芳 スタイリスト/Shohei Kashima(W) 取材・原文/道端舞子 ※MORE2023年7月号掲載