岩本照、深澤辰哉、宮舘涼太(Snow Man)主演の舞台『祭 GALA』が本日開演! 記者会見の模様をお届けします
Snow Manの岩本照さん、深澤辰哉さん、宮舘涼太さんが主演・演出を務める舞台『祭 GALA』が本日4月1日(月)開演! その前日の3/31(日)、ゲネプロ直後に行われた記者会見の模様をノーカットでお届けします。
ゲネプロの模様はこちらから
深澤さん「早く明日になって、たくさんの人に見てもらいたいなって気持ちでいっぱいです」
いよいよ明日初日を迎えますね。今の気持ちを教えてください
キャストの皆さんと、教えてくださる先生たちと、スタッフさんたちに支えてもらって、ようやく初日を迎えられそうだなって気持ちでいっぱいですね。やっぱり新しいことに挑戦するって、わくわくする気持ちとともに、迷走するというか。新しいことに挑戦するってこういうことだなっていうのを感じながら稽古期間を過ごさせてもらっていたので、誰ひとり欠けてはならないチームワークで一か月乗り切るっていう日々が明日から始まるんだなって思うとすごく楽しみです。
やっぱり難しかったですか?
僕はいつも振付を考えたりとか、そういうところでも経験をしてきましたし、去年もステージに立たせてもらいましたし演出もやらせてもらいましたし、視点を変えていろんな視点から物事を考えさせてもらうっていう部分では、面白さと難しさのバランスを感じながらここまでやってきたなって思います。
いつもライブだったりとか、舞台の初日、前日、ゲネプロもだいたい僕は緊張するんですよ。でも今回は、プレッシャーとか緊張よりも、楽しみだな、とか、わくわくするな、っていう気持ちの方が強くてですね。早く明日になって、たくさんの人に見てもらいたいなって気持ちです。
今日ゲネプロをやって、改めてそう思いましたね。やっぱり拍手をしていただいたりとか。僕たちだけでは舞台っていうのは成立しなくて、見てくださるみなさんがいてようやく完成なんだなって思うと、早く明日になってほしいなって気持ちでいっぱいです。
ゲネプロを終えて、自信満々って感じですね?
そうですね(笑)。でも、どうでしょうね。今はこうやって強気な発言をしてますけど、明日初日になったら、登場のシーンとか仁王立ちしてるときにずっと足が震えてる、とかもあるかもしれないので(笑)。
僕は楽しみな気持ちでいっぱいで、同時に私ごとで恐縮ですが31歳になって初めてステージの上で皆さんに向けてのパフォーマンスをするということで、新たな宮舘涼太を見せていきたいなって思いますし、新橋演舞場のみなさんが「おかえり」って言ってくださったので、「ただいま」といわせてもらいましたね。なので一致団結して、楽しんでもらえるエンターテインメントを届けられるっていう喜びを感じながら、明日から挑みたいと思います。
宮舘さん:思い出の詰まった(新橋演舞場の)ステージにまた立てるっていうのはうれしいですね。
新橋演舞場に対する思いを教えてください
思いはたくさんありますね。いろいろ僕たちも学ばせていただいた場所がこの新橋演舞場で。ここに来てスタッフさんの顔を見ると落ち着くというか。安心感がすごくある場所だなって思います。僕が誕生日プレゼントを交換するくらい仲のいいスタッフさんもいるんですよ。そのスタッフのおっちゃんと「また会えたね」って話をしたり、思い出の詰まったステージにまた立てるっていうのはうれしいですね。
毎年4月にここに立たせてもらえるっていうのは本当にありがたいと思いますし、今年はタイミング的にも桜の開花と同じくらいなので、自分としても春が来るなって感じています。
Jr.のみなさんも含めたチームワークはどうですか?
どうですか、舘さん!
いや~、それはもう素晴らしいものを築き上げてると思いますよ。私ごとで申し訳ないんですけど、誕生日のタイミングで稽古場でお祝いをしてくださって、もう飾りつけもすごく華やかにみなさんしてくださって。多分、というか絶対この2人が指揮をとってやってくださったんじゃないかな、と思いながら。みなさんテキパキと動いて、風船の数もすごくて。
どれくらいやったかわからない(笑)。舘さんの入り時間よりも早く入ってキャストやスタッフさんとみんなで稽古場を、風船だったりハッピーバースデーの飾りつけをしたんだけど、ちょっと時間を間違えて。本当は2時間前くらいから準備をして、終わった後に一息ついて段取りとかを確認したかったんだけど、舘さんの入り(時間)を僕が勘違いしていて、集合したのが1時間前で。ぎりぎりで作って。でもかなりクオリティのいいものは作れたと思います。
何がすごいって、僕が現場に入ってもその飾りつけのことに誰も触れないんですよ。あれ、部屋間違えたかな?ぐらいの空気感で。そこらへんの一致団結感は、座長であるおふたりがみんなに向けてやったんじゃないかな、ぐらいのチームワークの良さで。そこに僕は感動しましたね。
岩本さんが率先してやってましたね。
絶対そうだと思いました。
僕はまず、(準備の)時間が短いってところでもめました。2時間は必要だろって。あとは、風船の位置とかでもめました。
振付の位置とかも決めてるからね。
関係ねぇよ(笑)
位置にはうるさかったですね。
気になっちゃったので。そういうところからコミュニケーションをとって一致団結しているので、チームワークはいいと思います。
それぞれの見どころは?
好きな場面はありましたか?
それはLIKEですか、LOVEですか? どっちですか?
どっちでもいいよ(笑)。やっぱり最後の方、舘様がみなさんに向かって振付を教えてみんなで踊るところがあって、これまではこんなことなかったなって思って、結構好きですね。
初めてですよね。今回(ゲネプロ)で言うと、カメラマンさんは一切カメラを置かずに。(※舞台中に、カメラマンさんもカメラを置いて一緒に踊ってください、というお願いがあったのですが……)仕事を全うして。すごいスピードで人差し指が動いてましたね。
連写ね。でもああいうのって意外とこれまでやってこなかったので、明日から来てくださるみなさんと一体感を作れたらなって思うので、すごく好きなシーンです。
岩本さんはいかがですか?
えぇ~。
俺か。俺だろ。わかるけどさ。
糸原さんの太鼓かな~。
糸原さんかい!
(深澤さんの)お化け屋敷(のシーン)かもしれない。ふっかの後輩愛も出てるし、おしゃべりの上手さもでてるし。ただ、本番始まってお客さんの反応がよければいいだけ間延びするんだろうなって僕は感じてます。でもあそこは輝いてるシーンだと思うので。
僕は立ち回りの、岩本先生のこれ(片肌脱ぐシーン)。今たぶん映像で流れてると思うんですけど……。信長の立ち回りのシーンの途中で脱ぐシーン。
あれは岩本さんだから成立してるシーン。
(釈然としない反応の宮舘さんを見て)舘さんも筋肉があるから、サマになるけど。
僕もできますけど。
宮舘さんは見どころいっぱいじゃないですか!!
まあね。
あれ、見どころなの?
数多くの(見どころの)中で、ひとつをとるならそこ。だって俺が脱いでも弱いっしょ。
そんなことないんじゃない?
客席から出ていくとき脱いで出ちゃおっかな。
やめてください。
好きにしてください(笑)
宮舘さんは一番汗をかいてましたよね
そうですね。演舞場がサウナぐらい、舘汁が出てましたね。
正式名称、舘汁でいいですね?
舘も漢字で、汁も漢字でお願いします。
超細かく言うじゃん。確かにフライングのところは今までにないよね。
今日は登る最中に声を挙げてしまったんですけど。「うりゃ~」ってぐらいの力の入れようで。あれも前代未聞のフライングだったと思うので、とても練習をさせていただきました。
何回ぐらい稽古したの?
5回ぐらい。でも汗、水、垂らしましたね。
僕たちは稽古の場で見る機会はあまりなくて、リハーサルの時に客席で見てたんですけど、俺は絶対にやりたくないって。あれは舘様だからできるフライングの技であって。すごくきれいというか上品なフライングだなって感じました。
見てる分にはきれい、とか美しいなって思うけど、やってる側はすごくパワーを使って大変だと思うので。よかった、俺じゃなくて。
(自分は)前腕鍛えられそうでいいな~って。
すげぇ。やりたいやついた(笑)。くそ~!
(岩本さんは)自分のソロのところでも(アクロバットを)やってたよね?
いつも通りの感じで、いつも通りのステージで。でも足りないな~って。
岩本さん的に、みなさんの動き具合はどうですか?
みなさんすごい大変なんだろうな~って思ってます(笑)。僕は全然ノーダメージですよ、正直。余裕だなって。それぞれが担う場所で、プレッシャーとか緊張感のあるなかでやってるので。でも僕はどこも、腕も何も効いてないので……。何回でもかかってこいやって思います。
宮舘さんは、腕がパンパンとおっしゃっていましたが、これから1か月続くとなるとどうですか?
とても楽しみですね。
ストイック(笑)。
衣装はコシノジュンコさんがデザイン!
コシノジュンコさんの衣装はどうですか?
まさにこれ(今着ている衣装)なんですけど、後ろに「祭 GALA」にも入っている「タ」と「ヒ」と「リ」が入っていて、これも直筆で書いてくださって。
こんな経験できないですからね。何回も打ち合わせをさせていただいて、ひとりひとりの形から作っていただいたので。登場の時の袴とか、かけとかもひとつひとつ作ってくださったもので、感謝しています。
岩本さん「国内問わず、見にきてくださる方を全員楽しませる、エンターテインメントとして育てていきたい」
最後に、この作品を通して伝えたいことを教えてください
とにかく楽しんでほしいなって。楽しかったり、笑顔になっていただくのがコンセプトのテーマにある作品なので、周りの人を気にして「手拍子するのもな~」とかも気にせずに、お客さんに楽しんでいただいて、国内外問わず見に来てくださる方を全員楽しませるエンターテインメントとして育てていきたいなって思います。
すべて出た(笑)。最後のところ(ナレーション)でも言ってますけど、みなさんに笑顔だったり楽しい空間を共有したいって思っていますし、僕たちはエンターテインメントを届ける上で、まず自分たちが楽しくてっていうのがモットーにあるというか。それを皆さんに見てもらって一緒に楽しんでもらえたらいいなって思っていて、いずれは海外もいけたらいいなって思います。
明日からスタートしますけど、一歩踏み出すということは大変なことでありまして、数多くのスタッフの方と、見に来られるお客さんとともに一緒に心躍る作品を作っていけたらいいなって思うので、よろしくお願いします。
ほかのメンバーのみなさんは見にきてくださりそうですか?
来るっていってました!
なに、友達みたいに(笑)。
来ていただきたいです!
(向井)康二は3回ぐらい見に来るって。
「俺、めっちゃ見に行くで~」って。
何なら、今日のゲネ(プロ)も来るって言ってたけど、多分お仕事で(来られなかった)。
メンバーにも、来てほしいなって思います。
公演概要
場所/会場新橋演舞場
日程/日程2024年4月1日(月)~29日(月・祝)
キャスト/岩本照 深澤辰哉 宮舘涼太
林蓮音 和田優希 中村浩大
寺澤小十侑 松浦銀志 羽村仁成 阿達慶 竹村実悟 渡邉心 堀口由翔
撮影/齋藤晴香 文/MORE編集部