【杉野遥亮さんインタビュー後編】ドラマ『磯部磯兵衛物語』撮影中の裏話＆実は○○だった学生時代とは

「週刊少年ジャンプ」で連載されていた、仲間りょうさん原作の漫画「磯部磯兵衛物語 ～浮世はつらいよ～ 」。浮世絵風の絵柄と、じわじわとクセになる脱力系ギャグで人気を集めた本作が、なんと実写ドラマ化！　杉野遥亮さんが、立派な侍を夢見るも、日々サボることに一生懸命な武士校生の主人公・磯部磯兵衛を演じます。インタビュー後編では、京都での撮影裏話や役柄とご自身の共通点について伺いました。

――京都にある東映太秦映画村での撮影の思い出を教えてください。

スタッフさんや、隣で撮影していた別作品の出演者の方から、磯兵衛の恰好をしているだけで「可愛い」と、大人気でした。すごくいろんな人に可愛がってもらったので、磯兵衛は愛らしい人物なのだと実感しました。みなさんからそういう反応をもらえてうれしい一方で、撮影所には観光客の方もいたので、僕のことを知っている方が、僕だと気づかないで欲しいなとも思っていました（笑）。

――すごく和やかで、雰囲気のいい現場だったんですね。

そうですね、すごく良かったです。スタッフ全員がこのドラマを作ることを楽しんでいるのが伝わってきました。原作を読むと、「コレはどうやって撮るの？」というシーンが多いんです。それを、監督やカメラマンさん、照明さんといった、プロフェッショナルが熟練したスキルを持ち寄って、真剣にふざけて撮影しているのを見るたびに、いいなと思いました。ただ、最初は申し訳なさや不安な気持ちもありました。時代劇を撮る場所に、ふざけた内容で乗り込んでいいのかなと……。でも、今振り返ると、この撮影所にいまだに残る技法で撮影したからこそ、この作品の魅力が一層膨らんでいると思います。

――磯兵衛を演じ終わり、ご自身と共感する部分はありましたか。

まずは、青が似合うところかな。あとは、自由でいたい、ぐうたらしたい気持ちがあるところです。実は、僕も磯兵衛のようにサボり魔だったんです（笑）。学生時代、色々サボって電車に乗って、ただ東京の端から千葉の端までを往復するだけの日を過ごしたこともあります。あと、ちょっと前に休みがあったので、その時は磯兵衛みたいに家でだらだらしていましたね（笑）

――今作のサブタイトルにもあるように、杉野さんは“浮世はつらいよ”となった時に、どうしますか。

やっぱりいいものを食べますね。そうすると元気が出るので。特に疲れている時は、お寿司やお肉がいいですね。この作品は、金曜夜の放送なので、家でそういった美味しいものを食べて、ビールを飲みながら観ていただき、１週間の疲れをフッと笑って飛ばしてもらえたらいいなと思います！

連続ドラマＷ-３０　「磯部磯兵衛物語 ～浮世はつらいよ～ 」7月放送・配信スタート！
予告映像はこちらから

STORY
立派な侍になることを夢見る武士校生・磯部磯兵衛（杉野遥亮）は、どうすればラクしてカッコいい侍になれるのか、サボることばかりに一生懸命。そんなダメな部分も含めて、すべてを受け止めてくれる親友・中島（鈴木福）ら級友たちや先生に囲まれながら武士校生活を満喫する。●7/12（金）午後11:00 WOWOWで放送・配信スタート（全10話・第1話無料配信）公式HP

原作：仲間りょう『磯部磯兵衛物語～浮世はつらいよ～』（集英社 ジャンプ コミックス刊） 脚本＆監督：細川徹（ドラマ「小河ドラマ徳川☆家康」、舞台「ドクター皆川～手術成功５秒前～」）音楽：平沢敦士 プロデューサー：植田春菜　小髙史織　加藤康介　森井敦 制作プロダクション：東映京都撮影所　企画協力：ワタナベエンターテインメント　製作著作：WOWOW 出演：杉野遥亮　鈴木福　長濱ねる　マキタスポーツ　津田寛治　三宅弘城　檀れい　 ＜ゲスト出演＞平泉成　徳重聡　新木宏典　秋山竜次（ロバート）　眞島秀和

ジャケット¥69300/ワコマリア(パラダイス トウキョウ)　パンツ¥36300/ギャルリー ヴィー(ギャルリー・ヴィー 丸の内店)　その他／スタイリスト私物
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