「京成スカイライナーご利用5000万人記念式典」レポ

7月17日(水)、「京成スカイライナーご利用5000万人記念式典」が行われ、イメージキャラクターの“京成王子”を務めている中島健人さんが出席。スカイライナーにまつわるエピソードや、今後の夢などについて語ったトークセッションの模様をレポートします!

中島健人さん

立ち姿も美しい“京成王子”こと中島健人さん。

「いつまでも優しくクールにジェントルに、全てのお客様をエスコートしてほしいです」

「京成スカイライナー」は、京成上野駅〜成田空港駅間を京成本線・成田空港線経由で運行する、座席指定有料特急列車の列車のこと。

本イベントは、2010年7月17日の成田スカイアクセス開業とともに運航を開始した3代目「京成スカイライナー」の利用者が、2024年6月9日に累計5000万人となったことを記念して行われました。

式典のゲストとして、イメージキャラクターを務める中島健人さんが登場。スカイライナーカラーのスーツに身を包み、「本日は皆さんを素敵な時間にエスコートできたらと思いますので、よろしくお願い致します」とジェントルに挨拶。

父子でお揃いの“京成ブルー”

——利用者の累計が5000万人を突破! 感想を教えてください
中島:素晴らしいですね。僕自身が携わっている京成スカイライナーが、これだけ多くの方にご利用いただけているというのは幸せなこと。僕自身も京成電鉄の皆さんに敬意を表したいと思います。

——どんなときに京成スカイライナーを利用していますか?
中島:ありがたいことに、外国でのお仕事をさせていただいているので、空港に向かう時に、必ず使うようにしています。京成スカイライナーを“直に感じたい”ということで、マネージャーに頼まず、自分で買います。そこから京成スカイライナーの物語が始まっていますから。何事もプロセスが大事だと思うので。

京成スカイライナーをプライベートで利用している様子を写した2枚の写真も公開!
写真1枚は発券機で自ら切符を買う中島さんの後ろ姿(編集部注:後ろ姿からも、王子オーラが出ていました!)。
写真2枚目は、スカイライナーととある男性との3ショット写真。すぐに「僕のダディです」と、実父との写真であることを伝え、「一緒に来てくれたので、じゃあ一緒に写真撮ろうかということで。ちょっとひょっこりしてます(笑)」と説明。「実はこの日、父も京成ブルー(の服)に身を包んでいたんですよ」と、父親が、自分の今日の衣装と同じカラーコーディネートをしていたことを告白。「父もシチュエーションを大切にする方なので、京成スカイライナーを尊重するファッションで来てくれたのかなって思います。そして“お揃いブルー”で乗車しました(笑)」。

中島家、さすがです!(拍手)

中島健人さん

父親について語る中島さんの笑顔がやさしい!

30歳の今、成し遂げたいこと

————今年の夏休みに行きたいところはありますか?
中島:パリに行ってオリンピックを観たいですね。10年前、映画(『銀の匙』2014年公開)の撮影で馬術を習ったんです。その時の先生に「パリオリンピックあたりで馬術に出れるよ」とお褒めの言葉をいただいたことを思い出して。結局、プレイヤーとしてではなく観客としてではありますが、パリで馬術を見れたらなと。そのためには京成スカイライナーに乗らないと。マストですね。

——今年30歳に“到達”し、お仕事でも個人での活動を開始するなど変化の年になりましたが、次に成し遂げたいことはありますか?
中島:スカイライナーと出合ってから、国外でのお仕事を見据えるようになっていて。そして、今年に入り、アニメ『推しの子』の主題歌を担当させてもらうなど、外国の方にも僕の楽曲を聴いてもらう機会が多くなっているので、次は国内外で、しっかりライブパフォーマンスをしていく、というのが僕の成し遂げたい目標です。

——これからのスカイライナーに期待することは?
中島:いつまでも優しくクールにジェントルに、全てのお客様をエスコートしていただきたいです。

この日中島さんは「5000万人記念ライナー出発の合図」も担当。成田空港駅と中継がつながり、記念列車として運行される「スカイライナー16号」がスクリーンに映し出されると、中島さんはうっとりとした目で「世界で1番美形の車両ですね。すごく素敵」と見入っていました。出発時間になると「5000万人記念ライナー、出発進行!」と力強く発声。出発する様子をじっくりと見届けた後、「去り方もクールでしたね」とスカイライナーの美しさにほれぼれしていました。

中島健人さん

カメラマンに「“出発進行”のポーズをお願いします」を注文されての、完璧すぎるこのポーズ。

中島:「出発進行!」という言葉とともに、自分の気持ちもさらに加速して、未来に進んでいきたいです。コロナ禍が明け、日本と海外がより相互に繋がりだす時代を迎えています。(スカイライナーは)日本と海外をつなぐ素敵な、世界で一番素晴らしい車両。空港、飛行機を利用する方が増えていく中で、その中心にスカイライナーがいてくれたら、心から嬉しいです。スカイライナーの未来が明るくなるように、僕も一緒に走っていけたら。

このように思いを語って締めくくりました。

降壇の際には会場に集まった来賓や報道関係者に向かって深々とお辞儀をした中島さん。その姿は、まさに王子様でした。これまでも、これからも、“京成王子”は、全てのお客様をエスコートしてくれるにちがいありません!

「おかげさまで京成スカイライナーご利用5000 万人 京成王子のサンキューキャンペーン」概要

ご利用者数 5000 万人を迎えたことを記念し、「京成王子」のオリジナルグッズを抽選でプレゼントする「おかげさまで京成スカイライナーご利用5000 万人 京成王子のサンキューキャンペーン」を 7 月 27 日(土)からスタートします。

詳細は下記URLから確認ください。※2024 年 7 月 27 日(土)10:00 に公開予定です。

特設ページ:https://www.keisei.co.jp/keisei/tetudou/skyliner/jp/cp-2024/

中島健人プロフィール

1994年3月13日生まれ、東京都出身。2011年にSexy Zone(現timelesz)として1stシングル『Sexy Zone』でCDデビュー。今年3月にグループを卒業し、4月からソロ活動を行っている。
代表作にドラマ『生まれる。』(TBS系/2011)『BAD BOYS』」(日本テレビ系/2013)『黒服物語』(テレビ朝日系/2014)『未満警察 ミッドナイトランナー』(日本テレビ系/2020)『彼女はキレイだった』(2021/カンテレ・フジテレビ系)、映画『銀の匙 Silver Spoon』(2014)『黒崎くんの言いなりになんてならない』(2016)『心が叫びたがってるんだ。』(2017)『桜のような僕の恋人』『ラーゲリより愛を込めて』(2022)『おまえの罪を自白しろ』(2023)など。7月19日スタートの主演ドラマ『しょせん他人事ですから ~とある弁護士の本音の仕事~』(テレビ東京)では、風変わりな弁護士の保田理を演じる。

撮影/齊藤晴香 取材・文/中川薫