今、imaseさんが旅したい場所は?「宮古島!“何もしない”という贅沢な時間を過ごしたい」
imaseと旅にまつわるQ&A
人気アーティスト、imaseさんがMOREに初登場! 昔から“建築”が好きというimaseさん。MORE夏号では、名建築やアートが集結する軽井沢までショートトリップしました。今も多忙を極めるimaseさんに、“旅”や“休日”についてインタビュー。
印象に残っている旅といえば?
旅とは言えませんが、去年から仕事で地方やアジアに行く機会が増えて、毎回ローカルフードを楽しんでいます。台湾・高雄で食べた北京ダックや揚げたエビは、衝撃的なおいしさで忘れられません! あと、広島で食べたカキや広島焼きも絶品で記憶に残っています。
もし旅に出るならどこに行きたい?
まとまったお休みが取れたら、沖縄・宮古島に行ってみたいです! 僕は岐阜県出身なので、海のある場所に憧れがあります。ビーチでトロピカルジュースを飲みながら、ただ海を眺めるだけの“何もしない”という贅沢な時間を過ごしたいです。BGMは、テンションを上げてくれるThe Flipper's Guitarの『恋とマシンガン - YOUNG, ALIVE, IN LOVE-』がいいですね。
最近の休日の過ごし方ってどんな感じ?
地元から東京に出てきて約1年。こちらの生活にも慣れて、最近はひとりで買い物に行ったり、家の近所を散策したりすることが多いです。岐阜にいた時は、今とは180度違い、友達と一緒にDIYした秘密基地でゲームをしたり、キャンプをしたりして過ごしていました。
MORE夏号での軽井沢旅、どうだった?
軽井沢に初めて来たのですが、すごく楽しかったです。実は僕、建築物を見ることが好きなんです。今回訪れた『輪の家』のように、自然の中に現代的な建物がある、というその相反する感じに惹かれます。また、京都の金閣寺や清水寺といった歴史的建造物も好きです。構造の美しさや、建材の経年変化にロマンを感じます。アートは、これまで触れる機会がほぼなかったのですが、この旅でアートの面白さに少し気づけたかもしれません。
1st Album『凡才』について教えて!
ギターもピアノも弾けなかった僕が、音楽制作を始めたのは3年前。このアルバムには、“凡才”なりに試行錯誤してつくり上げた楽曲が、国内外で愛される“盆栽”のようになってほしいという願いをこめました。僕の名刺代わりであり、音楽人生を振り返れる作品に仕上がりました。あらためて過去の曲を聴き直すと、懐かしさや悔しさなど、いろんな想いがわき上がります。
制作に苦戦したのは、『ミッドナイトガール』。僕らしいバラードとは何かを考える過程で、サビのデモだけでも50個くらいはつくりました。最終的に、“imaseっぽさ”のひとつ、グルーヴ感のある一曲に仕上がったかなと。モア読者のみなさんには、『でもね、たまには』がおすすめです。仕事で疲れた時に聴いてみてください!
Photo : Yohei Kojima Hair&Make-up : Daisuke Mukai Stylist : Mari Tsujimura Text : Rie Kaido ※MORE2024年夏号掲載