新たなスタートを切ったAぇ! groupの魅力に迫る

【Aぇ! group】デビューライブ「Aの画像_1

センターステージで歌唱する5人(左から)小島健、正門良規、末澤誠也、草間リチャード敬太、佐野晶哉

アイドルグループ・Aぇ! groupのデビューツアー「Aぇ! group Debut Tour ~世界で1番AぇLIVE~」が東京の有明アリーナで行われました。多彩な5人だからこそ表現できる歌やダンス、バンドパフォーマンスを存分に堪能できるライブです。この記事では、8月18日(日)夜公演の様子をお届けします。
※この記事内には一部、演出についての言及や曲名が登場します。


デビュー公演で魅せた圧巻のパフォーマンスを披露!

【Aぇ! group】デビューライブ「Aの画像_2

ファー付きの衣装を纏い、かっこいいパフォーマンスを見せる5人(左から)草間リチャード敬太、正門良規、末澤誠也、小島健、佐野晶哉

デビュー記念公演とあって、ライブ開始前から熱気に包まれた会場にはファンからの「Aぇ!」コールがこだましています。定刻になるとスクリーンには炎の映像が映し出され、ステージ中央のLEDが開くと、火花があがり、Aぇ! groupのメンバーがリフターで登場。オープニングナンバーはオリジナルソングの『Firebird』で、キメキメのメンバーが降臨すると、

末澤誠也
「熱くしてやるよ!」

末澤誠也さんのマイクパフォーマンスで、ファンの歓声が響き渡ります。続いて『アエテオドル』でメンバーがセンターステージからバックステージまで走り抜け、会場を沸かせます。『Aッ!!!!!!』ではメンバーがトロッコに乗り、より近い距離でのファンサービスが続きます。
メンバーの挨拶が終わり、衣装をピンクのジャケットにチェンジし登場すると、アップテンポなバラード曲『WANT!! 』『+YOU』披露。キュートな表情を浮かべて、ファンに手を振るメンバーが印象的です。『Party-Aholic』では、セクシーに踊るメンバーたち。ラストに正門良規さんが唇にリップを塗るパフォーマンスで、会場は一瞬にして悲鳴にも似た大歓声でいっぱいに。


バラエティ豊かな個性を爆発させたエンターテイメントライブ

セクシーな姿を見せてくれたかと思えば、Aぇ! groupらしいおふざけも忘れません。テーマパークをイメージした賑やかな演出の『Aぇ!LAND』でかわいいダンスを披露するメンバー。続いて、正門良規さんと佐野晶哉さんと末澤誠也さんがパンダの被り物をして登場すると、SUPER EIGHTの『パンぱんだ』を披露し、続く『ブリュレ』(SUPER EIGHT)での草間リチャード敬太さんとの絡みもノリツッコミで会場を沸かせます。小島健さんは“健ちゃん”姿になって、SUPER EIGHTの『だってアイドルだもん!!』を披露し、さらに爆笑を生みます。末澤誠也さんはSUPER EIGHTの楽曲『三十路少年』をバックステージを中心に踊り、バービージャンプをおねだりされ、パフォーマンスの最中に披露するという体を張った演出も。佐野晶哉さんが披露したのは、公式You Tubeの大喜利企画で話題となった「記念すべきAぇ! group10枚目のシングルタイトルは?」のお題に対して小島健さんが答えた“佐野晶哉ソロ曲『愛してるって言わNight
』”。佐野晶哉さんの高い歌唱力はもちろん、表現力と演技力が合わさり、素晴らしいクオリティのパフォーマンスに。ふざけた要素がありながら、ここまで魅了される圧巻のステージを見せてくれるAぇ! groupに感動したファンも多いはず!

さらに、トラベルAぇルコーナーではツアーを回った8都市(北海道、宮城、東京、静岡、福岡、愛知、福井、大阪)のご当地をイメージにピッタリな関西の先輩グループの曲を厳選。共に楽しい旅をしているような構成に、大満足なセットリストでファンの心を鷲掴みにしました。


最後まで、歌い踊り、走りまくる!

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アンコール後、一旦ステージを降りるも、ファンからの再アンコールの声鳴り止まず、再登場。デビューシングル『<A>BEGINNING』を披露するという嬉しいサプライズが。(左から)小島健、正門良規、末澤誠也、草間リチャード敬太、佐野晶哉

ライブ後半でも、まだまだ絶好調なメンバー5人。
センターステージにセットされた地上からの高さが8mあるリフターで歌唱した『しあわせもん。』では、メッセージ性のある歌詞とパフォーマンスでファンへの感謝を伝えているかのよう。さらに、熱量高く力強いパフォーマンスで披露されたのはデビューシングル『《A》BEGINNING』。息の合ったダンスで、さらに熱く燃え上がります。『神様のバカヤロー』は、草間リチャード敬太さんのベースのソロからはじまり、応援の歓声が会場内に鳴り響きます。デビュー前から歌い続けている人気バンド曲『PRIDE』では、末澤誠也さんが会場を走り回り、美声を響かせ、ファンのボルテージもさらにUP!

本ライブの見どころのひとつとなったのは、アンコールで初披露された10月9日(水)発売の2ndシングル『Gotta Be(ガラビー)』。デビューシングルからさらに疾走感や勢いが増していくようなロック調のナンバーで、ファンからも大きな歓声が上がります。


最後の挨拶では、メンバーからファンへ大きな感謝の気持ちが伝えられました。

佐野晶哉「まじで楽しかった。このツアーは今日で終わりやけど、このタイミングで出会ってくれたファンのみんな! 5年、10年、15年、20年、25年、30年先まで、まだ誰も先輩方も見たことないような景色をたくさん見に行くからさ。こんな強いグループはない! って、本気で心から思ってるから。1人1人が大好きで、1人1人といる時の自分も大好きで。まじで、でっかい景色を見に行けると思っているから、俺たちについてきてください。デビューさせてくれてありがとう。みんなのおかげです。これからもよろしくお願いします」

小島健「今日はほんとにありがとうございました。
みんながライブに遊びに来てくれて、俺たちと一緒に1つになって遊んでくれて。この楽しい時間がこれからもずっと続けられたらと思っています。こうやってステージの上でみんなと一緒にライブできてる状況は、当たり前じゃないということを改めて一昨日で実感して。ライブの楽しさも、みんなの存在の大切さも改めて実感しました。本当にみんながいないと何もできないので。みんなとライブができてるこの日常を大事にしていけたらと思います。これからもAぇ! groupと一緒に楽しいことをやっていきましょう

草間リチャード敬太「皆さん、今日はありがとうございました! Aぇ! groupは、生が1番かっこえ!! 誇りを持って、みんなに言え!」

ファンから笑いと歓声が起こります。

草間リチャード敬太「こうやって、ちゃんと盛り上がってくれて、雰囲気を作ってくれるみんなが大好きです。今回の全国ツアーで、これだけの人が僕たちのことを応援してくれてるんやって、改めて思いました。ベースもさ、今回のツアーでソロを入れるって言われて。初めは、マジで拒んでたの。でもやっぱり最初のこのタイミングでやるからこそ意味があるって言われて。最初はド緊張だった。でも、気づいたらファンのみんなから「リチャ〜」って声援言ってくれるようになって。自信満々に弾けるようになったよ! みんなのおかげで自信が持てたよ。これからもどんどん進化し続けるから、 Aぇ! groupの隣にいてください。また会いましょう」

正門良規「改めまして。世界で1番Aぇ時間をありがとうございました。ほんとに皆さんのおかげでデビューというものを勝ち取ることができて、今このステージに立つことができてます。 メンバーみんなも言ってますけど、ほんとに僕たち5人だけでは何もできないです。5人を面白がってくれて、楽しんでくれて、好きでいてくれる皆さんという存在がいるから、僕たちは自信を持ってステージに立つことができてます。これから、どんな物語がAぇ! groupに待ってるのか、正直わからないですけど。酸いも甘いも、楽しい辛いも、今日遊びに来てくれた皆さん、ライブツアーに足を運んでくださった皆さん、そして僕らのライブのチケットを求めてくださった皆さんとなら、どこまでもいける気がしてます。自信を持って好きと言えるグループになれるように、時間をかけてじっくりやっていきたいと思います。これからも末永くよろしくお願いします」

末澤誠也「デビューツアー、終わっちゃいますね。寂しさはめちゃくちゃあるけど、全国を回らしてもらって。いろんなところでAぇ! groupを応援してくれるファンのみんなの声を聞けて、顔を見ることができて、ものすごく幸せでした。幸せもんやと思いました。たくさんの人に愛されてるんやって改めて実感させてもらって。ファンもスタッフも含めて、たくさんの方々に支えてもらっていることを感じたツアーでした。またやろうね、楽しいこと! だから僕たちも頑張ります。しっかりスキルアップして、大きくなったAぇ! groupを見せられるように努力するので、待っていてください」



デビューツアーに込めた5人の思いが溢れたコメントに、胸が熱くなります。
本ライブのタイトルにもなっている「世界で1番AぇLIVE」どおり、Aぇ! groupの今を追求したライブ。Aぇ! groupの今後の活躍から目が離せません。

Aぇ! group|STARTO ENTERTAINMENT

撮影/新谷真衣 文/木村真悠子