9月8日〜東京・日生劇場。広島、大阪でも上演!

個性豊かな豪華キャスト!

9月8日(日)に日生劇場で、ミュージカル『三銃士』の囲み取材と公開ゲネプロが行われました。
剣の腕前に優れた三銃士のリーダー格・アトスの坂本昌行さん、剣士になることを夢見てパリへ出てきた青年ダルタニャンの末澤誠也さん(Aぇ! group)、ダルタニャンと恋に落ちる娘コンスタンスの屋比久知奈さん、三銃士の一人で仲間思いのアラミスの上口耕平さん、同じく三銃士の一人で元海賊のポルトスの原田優一さん、三銃士と敵対する枢機卿の親衛隊長ジュサックの上山竜治さん、枢機卿の腹心として暗躍するミレディのシルビア・グラブさん、そして国王を追い出しフランスの全権を掌握しようと企てる枢機卿リシュリューの今井清隆さんという個性豊かなキャスト、そして演出のフィリップ・マッキンリーさんが勢揃いしました!
この記事では、囲み取材レポ&ゲネプロ Photo Galleryをお届けします。

(後列左から)、上山竜治、上口耕平、原田雄一 (前列左から)フィリップ・マッキンリー、シルビア・グラブ、末澤誠也(Aぇ! group)、坂本昌行、今井清隆、屋比久知奈

(後列左から)上山竜治、上口耕平、原田雄一
(前列左から)フィリップ・マッキンリー、シルビア・グラブ、末澤誠也(Aぇ! group)、坂本昌行、今井清隆、屋比久知奈

囲み取材

坂本さんと末澤さんはトークの息もぴったり!

そうそうたるキャストが登場した囲み取材。出演者がそれぞれ挨拶をし、剣の腕前に優れた三銃士のリーダー格・アトスの坂本昌行さん、剣士になることを夢見てパリへ出てきた青年ダルタニャンの末澤誠也さん(Aぇ! group)は、下記のように語りました。

坂本「三銃士のリーダー的存在のアトスをやらせていただきます、坂本昌行です。まあ実際グループではリーダーという立場でやっていましたが、事実上は違いまして、 ニックネームという形でやっておりましたが、今回は舞台上役としてリーダーとしてやらせていただいております。今回とにかく殺陣のシーンが非常に多いので、まず体力をしっかりキープしながらがんばっていきたいと思います。怪我のないように頑張ります」

末澤「田舎から銃士を目指してパリにやってきた青年ダルタニャンを演じさせていただきます末澤誠也です。 今回、坂本くんとも2度目でして、フィル(フィリップ・マッキンリー)とも2度目でして、ほんとに毎日楽しい稽古場で。ただハードでなんとか初日までやってきましたので、千秋楽まで全力で走りきりたいなと思います。よろしくお願いします」

末澤誠也(Aぇ! group)、坂本昌行

坂本さんと末澤さんは、今回で2回目の舞台共演になることについて聞かれると、

坂本「そうですね前回の作品もね、なかなか難しい役を彼は挑戦してくれていて。なかなか大変な役だったと思います、傍から見てて体も動かさなきゃいけないし、なかなか描かれていないところっていう部分もあるので、そこをいろいろ考えながら成長していくっていうのはなかなか難しい稽古だったと見てて思いましたけど、でもなんとか誠也なりに乗り越えていったんじゃないかなと思いますし、これからね初日を迎えるたびにより良くなっていくと思います。はい」

前回共演してから2年の間に末澤さんがAぇ! group!でデビューするなど変化があったことについて、成長ぶりを聞かれると、

坂本「そんな変わってないよな?(即答)」

末澤「いや、ちゃうちゃうちゃう。身長の話ですか? 身長変わってないですたぶん1ミリも、おそらくですが。もっと中身のとかないん⁉︎」

坂本「秒でつっこむのな!」

末澤「絶対ゆうやろなと思ったんです」

坂本さんも共演者の皆さんも爆笑しながら、つっこみが「はやかったー!」と口々に。

坂本「これが彼の成長です」

末澤「突っ込みの速度です」

坂本「でも本当にたぶん性格なんでしょうね。すごく真面目だし負けず嫌いというか、そういうとこが非常に出てるので、難しけりゃ難しい役ほど頑張ってそれを乗り越えようとしてるので、非常に成長著しく僕は感じました、はい」

集合写真

末澤さんも、『THE BOY FROM OZ』以来の坂本さんとの共演について聞かれると、

末澤「OZでご一緒させていただいて今回2度目ですけど、本当に僕個人的にはOZの時よりもすごくこう距離が近くなった気がしてて。本当、稽古中もいろいろアドバイスをたくさんいただいたりもしましたし。休憩の時とかにけっこうほんまたわいもない話もいろいろさせていただいたんで、すごく僕はやっぱりこう坂本くんと一緒にご一緒させていただくことがすごく勉強になるので、本当に感謝してます」

「さすがだな、やっぱりリーダーだな」と具体的に思う部分については、

末澤「いや、やっぱりこの“場の作り方”は坂本くんうまいなと思いますね。なんかこう、いいところでくすっと笑えるポケを稽古場でもやっぱ言ったりするので」

坂本「……クス、でしたか…………」

末澤「大爆笑です! 大爆笑でした! ごめんなさい間違えました。 稽古場が揺れるぐらいのお笑いがね!(周囲の共演者に向けて)そうですよね!」

囲み取材でもぴったりあった息で、一同を爆笑の渦に巻き込んでいました。

集合写真

座長・坂本昌行さんからのメッセージ

坂本「日本版あらためてのこの三銃士。演出はもちろんのこと、音楽、セット、そして衣装、そして何よりも殺陣。 そして僕個人として非常に嬉しいのが、今井さんの歌、シルビアの歌、屋比久ちゃんの歌、そして 何よりも殺陣のパワーを皆様にお届けしていきたいと思いますので、ぜひみなさん劇場でお待ちしております!」

ゲネプロ Photo Gallery

ゲネプロ
ゲネプロ
ゲネプロ
ゲネプロ
ゲネプロ

ミュージカル『三銃士』

世界中で人気の「三銃士」が原作のミュージカル! アトスとダルタニャンを軸に絆を描き出す冒険物語!

【公演日程】
●日生劇場 2024年9月8日(日)~28日(土)
●広島文化学園HBGホール 2024年10月4日(金) 〜 6日(日)
●SkyシアターMBS 2024年10月18日(金)~10月27日(日)
【スタッフ】
原作:アレクサンドル・デュマ
音楽:マイケル・デイヴィッド ブライアン・アダムス
演出:フィリップ・マッキンリー
【キャスト】
アトス:坂本昌行 ダルタニャン:末澤誠也(Aぇ! group) コンスタンス:屋比久知奈 アラミス:上口耕平 ポルトス:原田優一 ジュサック:上山竜治 ミレディ:シルビア・グラブ リシュリュー:今井清隆

【概要】19世紀フランスの作家であるアレクサンドル・デュマの代表作「三銃士」は、そのスリリングなストーリー性から、ブロードウェイやフランス、オランダなど、世界各国でミュージカル化されてきました。本作は、2004年にチェコで製作された後、2009年に韓国で脚本や楽曲が大幅にリニューアルされ、再演が繰り返されている人気作品です。演出を手掛けるのは、『THE BOY FROM OZ』、日本版『ロックオペラ モーツァルト』、『スパイダーマン:ターン・オフ・ザ・ダーク』で知られるフィリップ・マッキンリー。「三銃士」定番の、憧れの銃士を目指すダルタニャンの成長と恋の物語だけでなく、三銃士のリーダー格であるアトスにも焦点を当て、かつての恋人との間で揺れる愛憎や、ダルタニャンの亡き父を通してアトスとダルタニャンの絆を描き出します。時代を超えて息づく、「人間ドラマ」を前面に打ち出したミュージカル『三銃士』!

ミュージカル『三銃士』公式サイト | 2024年9月・10月公演

撮影/齊藤晴香 文/MORE編集部