10月12日スタート! ドラマ『私たちが恋する理由』

秋のドラマが続々とスタートする中、10月12日に初回を迎えるのが、テレビ朝日の連続ドラマ『私たちが恋する理由』。これに先立ち、ヒロインを務める久間田琳加さんを直撃インタビュー! 本作への意気込みや魅力から、久間田さんの休日の過ごし方までお届けします。

女優、モデル
久間田琳加

くまだ・りんか●2001年2月23日生まれ。東京都出身。趣味は、ショッピングと少女漫画を読むこと。2022年から『non-no』専属モデルを務めている。『女子の事件は大抵、トイレで起こるのだ。』で女優デビュー。映画『おとななじみ』(2023年)、映画『夜が明けたら、いちばんに君に会いに行く』(2023年)TBS日曜劇場『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』(2024年)など話題作に多数出演

役に近づくため、自身の髪の毛を約25㎝カット

久間田琳加 ドラマインタビュー 私たちが恋する理由

――ドラマ出演が決まった時の心境をお聞かせください。

久間田琳加さん(以下、久間田):とても嬉しかったです。少女漫画が好きなので、オフィスラブは私にとっても憧れるシチュエーションだなと思いました。原作を読んで、年上の先輩との関係性にドキドキしました。台本にもステキなシーンがたくさん描かれているのでクランクインが楽しみです。衣装合わせをした際、レモンイエローや白のシフォン、スカートスタイルも多そうで、オシャレでかわいいな、と役へのインスピレーションを受けました。原作の葵に近づけるよう、髪の毛を25㎝くらい切って役に挑んでいます。

――久間田さんが演じる森田葵はどんなキャラクターでしょうか?

 久間田:ひとことで言うと、がんばり屋さんで一生懸命な子です。仕事で新しいことを任されてもすぐにはできなくて、そんな自分に落ち込むけれど決して手を抜かない、ひたむきで人間味のあるキャラクターだなと思います。仕事が好きで前向きに立ち上がる精神みたいなものは私とも似ているかもしれません。葵の“何事にも100%で試みるところ”は、気持ちがわかる気がします。少しは力を抜いてもいいけれどできない。きっとわかっていても変えられない“葵の芯の部分”なんだろうなと思うので、丁寧に演じていきたいと思っています。

――主演の菊池風磨さんの印象はいかがですか?

久間田:バラエティー番組で拝見する“面白い方”という印象が強かったのですが、イメージしていた通りに感じました。きっとこのドラマの現場も和やかにしてくださるんだろうなという想像がついて。現時点ではまだ2回くらいしかお会いしていないのですが、私が取材で硬くなっていることを察して、「緊張してる?」と声をかけてくださったり、本当に役のままの先輩のよう。このままいい関係性を築いていけるだろうなと感じさせて頂きました。

久間田琳加 ドラマインタビュー 私たちが恋する理由

美の秘密や、休日の過ごし方について

――撮影期間は大変なこともあると思いますが、健康や美をキープする秘訣はなんでしょうか?

久間田:食事が大事だと思っているので、朝昼晩とご飯をしっかり食べてスタミナをつけています。また、寝る前に絶対マッサージをして、疲れはその日のうちにリセットするようにしています。最近、『COREFIT』の「Face-Pointer」というアイテムを買ったんです。顔をマッサージするものなのですが、ヘアメイクさんに「流行ってるよ」とお聞きして、その足で買いに行きました! 移動中の短時間でもスッキリできて早くも効果があるように感じています。

――お忙しい毎日だと思いますが、お休みの日はどのように過ごされていますか?

久間田:以前はよく買い物に出かけていましたが、最近は家で雑誌を読んで過ごすことが多いです。年々読みたい雑誌が増えていて、読み始めてから気がつくとあっという間に6時間くらい経っています。そこから好きなメイクの練習をする日もあります。雑誌には新しい情報がたくさん詰まっているので大好きなんです。欲しい物を見つけたら写真を撮ってアルバムを作っています。発売日に丸印とか付けちゃって、当日はワクワクしながらデパートへ見に行ったりしています!

久間田琳加 ドラマインタビュー 私たちが恋する理由

――最後に、放送を楽しみにしているみなさんにメッセージをお願いします。

久間田:このストーリーにはイヤな人がひとりも出てきません。大人になるにつれ、恋愛へと踏み出す際、いろいろと理由をつけてしまうと思うんです。たとえば、「会社でいつも顔を合わせるから気まずくなったらどうしよう……」とか。でもそういう気がかりをなしに没頭できる、ドキッとして、キュンとする作品だと思います。とくに前半で、新しいことを任されててんやわんやしている時に、気になる先輩から「大丈夫? オレが見てるから大丈夫」と声をかけられるシーン! まだ恋心を抱く前に言われるこのささいな言葉は、仕事ができなくて葵が自分の無力さに悩んでいることに、唯一気がついてくれた人の声なので、“こんなことを言われたら誰でも嬉しいでしょ”と思わずニヤケてしまいました。恋愛に発展する前から「いいな」と思える場面がたくさんあるので、ぜひ感情移入しながらご覧いただけると嬉しいです!

オシドラサタデー『私たちが恋する理由』作品概要

久間田琳加 私たちが恋する理由 ドラマインタビュー

ドラマのあらすじ

広告会社入社3年目の森田葵(久間田琳加)は、直属の上司である課長・黒澤智也(菊池風磨)に緊張しっぱなしの日々。感情を表に出さない黒澤は普段は寡黙な上、話す時はハッキリとした物言いをするため、社内では怖がられる存在だった。
 そんなある日、黒澤とエレベーターに乗り込んだ葵は、乗り合わせた部長に嫌味を言われ、からかわれてしまう。ところが、我慢してやり過ごすしかないと思った瞬間、黒澤が部長に意外なひと言を放ち、葵を助けてくれたのだ。以来、葵は黒澤のことが気になり、彼をもっと知りたいと思うようになる。しかし、当の黒澤はいつの頃からか煩わしい人間関係の火種になりかねない“恋”とは、距離を置いていて――。

10月12日(土)スタート 夜11:00~11:30(テレビ朝日系)
菊池風磨 久間田琳加 七五三掛龍也 齊藤なぎさ 杢代和人 佳久創 山崎紘菜

ドラマ『私たちが恋する理由』公式サイト

撮影/齊藤晴香 文/真家里奈