中島健人、ソロCDデビュー&ワンマンライブを報告!

2024年4月にソロでの活動をスタートさせた中島健人さんのCDデビューが決定。10月14日(月)に行われた取材会では、2025年1月17日より3日間に渡り開催されるワンマンライブ「KENTO NAKAJIMA 1st Live 2025 “N / bias”」も発表されました。この記事では、取材会でのインタビューの様子をお届けします。

プロフィール

1994年3月13日生まれ。2011年に男性アイドルグループ「Sexy Zone」の最年長メンバーとしてメジャーデビュー。ケンティーの愛称で親しまれる。2024年3月にグループを卒業し、ソロ活動に専念。近年では主演映画「桜のような僕の恋人」(Netflix)、「お前の罪を自白しろ」(松竹)、ドラマ「しょせん他人事ですから」(テレビ東京)に出演し、アイドル、歌手、俳優とマルチに活躍中。11月8日からHuluオリジナルドラマ「コンコルディア/Concordia」の配信がスタート、2025年2月28日には主演映画「知らないカノジョ」が公開決定している。

溢れる感謝と、ノンバイアスな中島健人を届ける!

中島健人

――ソロアルバム 「N / bias」 (ノンバイアス) は、中島さん個人の体験や感情にフォーカスした内容だと伺いましたが、ソロアルバムのコンセプトとライブへの想いを聞かせて!

中島健人(以下、中島):
4月にファンクラブ「I AM:U」を開設させていただいてから、多くのファンの皆様に支えられているという実感と体験がありました。だからこそ、ただちに恩返しできる場所が欲しいと思っていました。久々なので、どんなライブが良いですかね~、いろいろとアイディアが浮かんで、僕も迷っちゃいますよ~。中島健人のフルモデルチェンジっていうよりも、ここまで応援してくれているファンの皆さんに感謝をとにかく届けたいっていう気持ちがものすごく溢れているので、まずは、ありがとうを伝えたい。そして、これから応援してくださる方もいらっしゃると思うので、今の中島健人を知ってもらえる時間にしたいですね。アルバムタイトルにあるNは、Neoでもあり、naturalでもあって、中島のNを意味していて。ソロアルバムでは、僕の素の部分を出していくことを大事にしています。そして今、僕がこのタイミングで1番やりたかったことは、自分の考えていることを、言葉やメロディーで具現化すること。その中で重要なテーマでありコンセプトにしたのは、中島健人に対するその偏見や評価を一度取っ払って、人間としての殻を破るということです。すでにあるレールを走るのではなく、しっかりとレールづくりからスタートさせて、そのレールの上を楽曲を作るチームと一緒に走っていく。これが、僕が思う最初の殻を破れたことだと感じています。こうしたプロセスをきちんとお客様にお伝えすることで、音楽の聞き方や、音楽を受け取ってくれる方の気持ちもより幅が広がって、僕の音楽の聴かれ方がより濃くなっていくんじゃないのかなって思っています。

MVを観終わった後に、衝撃が走るかも!?

中島健人

――ソロアルバム、今から楽しみです!楽曲制作で喜びを感じた瞬間は?


中島:アルバムは、1曲目から”えっ!マジ!?おお~!!”って感じになると思うけど、それも全部、僕の仕業なんで(笑)。かなりパンチがあると思います。来年は巳年なんで、”あれ、私噛まれたかも!”みたいな、見終わった後に衝撃が走るかもしれません。本当に贅沢な話なんだけど、MVは2日間かけて撮影をしました。打ち合わせの段階で時間をかけたいと僕から提案させてもらって。全容をお話しできないのは残念ですが、ひとつひとつにこだわっていて、見たことない中島健人が間違いなくみれます。でも、そこも僕のnaturalです。喜怒哀楽や紆余曲折も自分の中に秘められているパワーみたいなものと通じているし、すべてを音楽を通して表現している今が、一番幸せですね。ハードなスケジュールの撮影でもすごく楽しく感じちゃうし、最上の心地よさを感じてる(笑)。アルバム制作を通してたくさんの方と新たに出会わせてもらい、新しい自分に会えた気がしています。現場のクリエイティブ陣が同世代なんですよ! ちょっとびっくりする縁だと思っていて。エネルギーが有り余ったクリエイターが集まって、作品にパワーを詰め込んでいます。
これは、集合体としてひとつの現場に立っていた頃から変わらない思いですが、多くの方に本当に支えられているんだなということをあらためて実感しています。ソロという形ですが、自分のチームのみんなの気持ちを背負って、僕がステージに立っているという感覚をより強く感じていますね。自分が今、感じていることをしっかりと認識することの大切さも、新しいフェーズに入って身に染みて感じているかも。今、いろんな仕事をやらせていただきながら、同時並行でアルバム制作をしていて、とても充足感を感じているんです。プレッシャーよりも、作品が早く表舞台に出てほしいという気持ちの方が大きいかな。

”born to be アイドル”で、ジャパンポップスのアイコンになる!

中島健人

――中島さんが目指すエンタメの方向性を知りたいです。

中島:僕はジャパンポップスのアイコンになりたいんですよ。ジャパンポップスっていうのは、いわゆる海外の方々が日本の文化として印象的に受け止めている着物だったり、巻き物、忍者とかそういうのではなくて。どちらかというと70’sや80’sとか。今、海外で再評価を受けたシティーポップなど、日本のいいところを下敷きにした新しい音作りや表現作りが、僕はジャパンポップだと思うので。そのジャパンポップのアイコンになりたいと、今、力強く思っています。とはいえ、いわゆる”born to be アイドル”で、僕はアイドル属性ですから!急にペンライトなし、ウチワなしとかはありえないっす。ペンライトもウチワもバンバン振ってほしいし、THEアイドルのライブステージ文化は、しっかり継承していきます! なんていうのかな~、ライブ会場内の盛り上がりも超大事なんですけど、会場内の盛り上がりが外に溢れるぐらいの世界観でライブが作れたらいいなと思っていて。会場を出た後に、”このライブ絶対見に行った方がいいよ”と誰かに伝えたくなったり。”もっと素直に生きてみたい”とか”明日からもう少し胸張ってがんばってみよう”と思ってもらえるようなライブ作りができたらいいなと思っています。その会場だけで完結しないライブを作っていきたいですね。今年は本当にありがたいことに『推しの子』の主題歌をやらせていただいて。海外の方にも『ファタール』という曲をたくさん聴いてもらえるという貴重な経験をさせていただきました。『推しの子』という作品にもチーム「GEMN」にも感謝してます。このタイミングで主題歌をやらせてもらえたことも、ひとつの運命だと思っていて。この1曲だけではなく、自分の関わった楽曲たちが国内外で聴かれたら嬉しい。まずは日本列島でたくさん聴かれたいですね。そこから”なんかジャパンですごい音楽やってんじゃん”みたいな感じで広がっていけたらいいな。外国に対してのエンタメ進出は自分の目標でもあるので。ただ、侍であることは忘れたくないので、刀を持ち続けてジャパンソウルで! 外国でも日本でもたくさんの方に聴いていただける音楽作りをしていきたいです。

■アルバム情報

タイトル: 「N / bias」
発売日: 2024年12月25日
・初回限定盤A=豪華盤:パッケージ充実仕様 品番: SECN-0001~0003 (CD+BD+PHOTO BOOK) / SECN-0004~0006 (CD+DVD+PHOTO BOOK) 価格: 7,150円(税込) ※BDとDVDの内容は同一となります。
・ 初回限定盤B=豪華盤:映像充実仕様 品番: SECN-0007~8 (CD+BD) / SECN-0009~10 (CD+DVD) 価格: 4,950円(税込) ※BD・DVDの内容は同一となります。
・ 通常盤(CD)=楽曲充実盤 品番: SECN-0011 価格: 3,300円(税込) 外付け先着特典: 「N / bias」オリジナルフォトカード:3種(形態別) ※アートワーク・収録内容など詳細は後日発表

■ワンマンライブ情報

タイトル:「KENTO NAKAJIMA 1st Live 2025 “N / bias”」
会場:有明アリーナ  
日時:2025年1月17(金)・18(土)・19(日)  
※詳細は後日発表

■公式SNSはこちら

【中島健人公式Instagram】
https://www.instagram.com/kento.nakajima_313

【中島健人公式X】
https://x.com/KENTO_Team_N

【中島健人公式YouTube】 
https://www.youtube.com/@n_kento_official

【中島健人公式TikTok】 
https://www.tiktok.com/@kento_nakajima313

取材・文/木村真悠子