Snow Man渡辺翔太とSixTONES森本慎太郎『DREAM BOYS』フィナーレへ!サプライズゲストに亀梨和也さんが登場!
現・帝国劇場 最後の『DREAM BOYS』に幕が降りる
- 現・帝国劇場 最後の『DREAM BOYS』に幕が降りる
- 初演以来20周年。『DREAM BOYS』全768公演でフィナーレ!
- 感謝の気持ち溢れるコメントを紹介
- サプライズゲストに、亀梨和也さんが登場!
- 脈々と受け継がれてきたエンターテインメント
- Snow Man渡辺翔太とSixTONES森本慎太郎らしい幕引きに!
2004年1月の滝沢秀明さん主演による初演以来、若々しく、パフォーマンス力を備えた最旬のタレントによって、大切に演じ継がれてきた、夢見る少年たちのかけがえのない友情を描く『DREAM BOYS』。現・帝国劇場最後の公演となる本公演は、前作(2023年9月)に続き、主演にSnow Man 渡辺翔太さん、チャンプに SixTONES 森本慎太郎さんが続投し、総勢21名の少年忍者が出演しました。
この記事では、11月29日(火)に行われた大千穐楽カーテンコールと記者会見の様子をお届けします。
初演以来20周年。『DREAM BOYS』全768公演でフィナーレ!
初演以来20年間にわたり、亀梨和也さん(2004~2012年主演)、玉森裕太さん(2013~2018年主演)、中山優馬さん(2015年主演)、岸優太さん(2019~2021年1月主演)、菊池風磨さん(2021年~2022年主演)らを中心に、毎年様々な組み合わせで演じられた本作。現・帝国劇場最後の公演となる本公演を終えた主演の渡辺翔太さん、チャンプ森本慎太郎さんらのコメントを紹介します。
感謝の気持ち溢れるコメントを紹介
渡辺翔太「まずは、無事に千穐楽を迎えられたことを本当にうれしく思っています。うれしい気持ちと同時に、『DREAM BOYS』の幕が閉じるのかと思うと寂しい気持ちもあります。自分がこの2年間という短い間ですが、座長を務めさせていただき、ファンの皆さん、そして事務所の方、東宝の皆さん、関係各所に本当に感謝したいと思います。あらためて、ありがとうございました!」
森本慎太郎「どうも、森本慎太郎です。2004年から2024年の約20年間という歴史が詰まった舞台『DREAM BOYS』に、僕としょっぴー(渡辺翔太)で立つことができて、そして現帝国劇場ではラストの『DREAM BOYS』に立ち会えていることを本当にうれしく思います。最後にしょっぴーがフライングする時、僕はステージの真ん中で見てるじゃないですか。ここから客席を見たんですけど、すっごい、いい景色でした。しょっぴーが飛んで、 みんながすっげ~幸せそうな顔でしょっぴーに拍手を送っていて。この空間と時間がいいなって。終わりがすごいハッピーな空間に包まれているなと感じて、やってよかったなって本当に心から思いました」
今作では、総勢21名の少年忍者も出演。代表して川﨑皇輝さんと織山尚大さんがコメントをしました。
川﨑皇輝「あらためまして、少年忍者です。メンバーそれぞれに『DREAM BOYS』にはたくさんの思い出があります。 その最後の今をメンバー21人全員で、この場所に立たせていただけてることを本当にうれしく思います。帝劇が新しくなった暁には『DREAM BOYS』の再演を願っております。その時はもしかしたら少年忍者の誰かが、今の翔太くんと慎太郎くんの位置にいる可能性もあるかもしれないので! いつか叶うことを願って。その時はまた是非、見に来ていただけたら嬉しいです」
織山尚大「ラストで翔太くんがみなさんの上をフライングする瞬間、僕、今日初めてなんですが、フライングを見て泣いちゃったんですよね。憧れもあって、本当にかっこよくて。翔太くんと慎太郎くんが作り上げた今年の『DREAM BOYS』に参加できたことで、ふたりの背中を追い続けるのもそうですし、また新しくなった帝国劇場にも立てるように、僕たち少年忍者で足並みを揃えて今後もがんばっていきたいと思います。本日は本当にありがとうございました」
渡辺翔太「いやもう100点以上のコメントをありがとうございます!」
後輩の言葉へ感謝を贈る渡辺翔太さんのうれしそうな表情が印象的でした。
共演の鳳蘭さんと紫吹淳さんへ、渡辺翔太さんと森本慎太郎さんが花束を贈呈するシーンでは、感謝の気持ちを笑顔で伝えていました。
サプライズゲストに、亀梨和也さんが登場!
カーテンコール中盤、ステージ袖からマイクを通した歌い声が!
サプライズゲストの亀梨和也さんが登場し、会場から大きな拍手が起こります。サプライズに驚く渡辺翔太さん&森本慎太郎さんと亀梨和也さんのやりとりをお届けします。
渡辺翔太「これは聞いてないです!! まじで!?」
森本慎太郎「え、ガチか!!」
亀梨和也「おめでとうございます! みなさん、本当にお疲れ様でした。今日、みんなにバレないように見させてもらいました!」
驚く渡辺さんと森本さんをよそに話を進める、さすがのトーク力の亀梨和也さん。
亀梨和也「僕は2004年から2012年まで計388公演をやらせてもらいました。僕自身もね、滝沢くんから引き継がせてもらって。その後も、後輩たちがバトンを引き継いでくれた作品です。まさにね、今この瞬間も『DREAM BOYS』ができているのは、ふたりをはじめみなさんの力ですから」
渡辺翔太「僕たちは亀梨くんの背中を見て、今ここでやらせてもらっていますから。今までの『DREAM BOYS』の座長の中で、亀梨くんが1番最長ですから。『DREAM BOYS』と言ったらやっぱり亀梨くんのイメージが1番強いです」
亀梨和也「いやいや、そんな! で、ですね、この帝劇で最後の『DREAM BOYS』ということで、ふたりに記念品を作らせていただきました」
亀梨和也さんから、森本慎太郎さん、渡辺翔太さんに、それぞれの名前が刻印されたトロフィーが手渡されました。恐縮しながらも、ふたりからは大きな笑顔が溢れて……。
亀梨和也「また何かのタイミングで、この作品が新たな花を開かせてくれたらうれしいなというふうに思いますので、引き続きみなさんの温かい声援、支えをいただけたらと思います。20年間『DREAM BOYS』を支えてくれて、本当にどうもありがとうございました」
脈々と受け継がれてきたエンターテインメント
記者会見は、千穐楽を見た亀梨和也さんへ、感想を尋ねる質問からスタートしました。
亀梨和也「昨年見た時は熱が入りすぎて、翔太にダメ出しをしたんです。そしたら翔太に雑誌の取材で『本番ギリギリまで亀梨くんが熱いダメ出しをするから』って言われちゃったので(笑)。今日はダメ出しなしで! というのは冗談ですけど。こうやって後輩たちがバトンを引き継いで、その年その年の形を作って『DREAM BOYS』というものが新たに進化していく過程を、この瞬間まで見させてもらえたっていうのは、すごく幸せです。ふたりのお芝居の要素が年々深くなるのを感じて、楽しく拝見させていただきました」
座長の先輩でもある亀梨和也さんの登場や、演出を担当した堂本光一さんについて、インタビュアーから質問が飛びます。
渡辺翔太「いやもう、亀梨くんのサプライズ登場に関しては、本当に戸惑いがすごいです。僕と慎太郎はジュニアとして、亀梨くんが座長を務めた『DREAM BOYS』の舞台に立っていたんですよ。今、自分が背中を見られる立場になっていることが、ほんとに感慨深いです。堂本光一くんには、舞台の楽しさだったり、基礎から教えてもらいました。まさに、手取り足取りってやつです。ここではこういう動きをした方がいいとか、たくさんのことをご教授してもらいました。演出という立場でありながら、僕から相談ごとをする時は、演出家から先輩の顔になってくれるんです。立場を使い分けて接してくれる器用さが、本当にかっこよくて尊敬しています。それと同時に、本当に帝国劇場を愛してる方なんだと、演出をしてくださる時からひしひしと感じていました」
森本慎太郎「亀梨くんが登場して、俺、今めっちゃうれしいんですよね。僕がすごく小さかった時に、この舞台に立っているので。だから、亀梨くんとまた帝劇に立ててるって思うと、すげえうれしくて、なんかちょっと言葉出てこないですもん。光一くんからは、チャンプをやる上での”チャンプの軸”みたいなものを説明されたことがあって。それが僕の中ですごく新しい発見で、その時に感じた光一くんの想いに絶対に応えたいと思ってステージに立っていました。しょっぴーも言ってますけど、現場の雰囲気を大切にしてくれて、緩急をつけて接してくれました。一緒にお仕事ができてうれしかったです」
Snow Man渡辺翔太とSixTONES森本慎太郎らしい幕引きに!
記者会見が終わり、亀梨和也さんを見送る後輩たち。そこから先輩トークに花が咲きます。
森本慎太郎「でもさ、めちゃくちゃかっこよくね、亀梨くん」
渡辺翔太「うん!かっこよかったよ〜」
森本慎太郎「亀(亀梨くんの略称)だったよね!」
渡辺翔太「だって、歩き方も(マネをして)こうだったもん!」
森本慎太郎「わかる!」
渡辺翔太「いなくなったらいじれちゃうんだよ」
森本慎太郎「やばいよ、後で亀梨くんに怒られる(笑)」
渡辺翔太「だね! でも本当に、今日は亀梨くんも来ていただいて感謝してます。『DREAM BOYS』の幕を明るく閉じることができるんじゃないかなって今思っています。亀梨くんも言ってくれていましたが、僕たちの背中を見て、また帝劇がリニューアルした際には、『DREAM BOYS』が復活して、後輩の誰かが座長をやってくれたらいいなと僕たちも思っています。ひとまず、『DREAM BOYS』はこれにて終了となります。みなさん、本当にありがとうございました」
終始笑顔が溢れたカーテンコールと記者会見。帝国劇場のリニューアル後は、どんな舞台が、どんなエンターテインメントが待っているのか、期待が高まります。
撮影/齊藤晴香 文/木村真悠子