【岩田剛典さんインタビュー後編】岩田さんの推しやリフレッシュ方法は?
映画『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団~』(12月20日(金)公開)に出演中の岩田剛典さんにインタビュー。後編では、アーティストとして、俳優として、多忙な日々を送る岩田さんの気になるプライベートに迫ります。
リフレッシュ方法は“寝る・食べる・飲む!”
――岩田さんは、アーティスト業と並行して、ドラマや映画でさまざまな役を演じられています。違うジャンルのお仕事を両立させるために、どのようなことを意識していますか?
岩田剛典さん(以下、岩田):この10年以上、アーティスト業、いわゆるツアーと映像作品の撮影がかぶる期間はずっとあるんです。どちらかだけに専念したことがもうひさしくないので、こういうリズムにも慣れましたね。ただ、ライブを作っていく過程に関してはメンバーに甘える部分やお任せしてしまうところも多々あるから、心苦しさは感じていて……。もちろん本番にはしっかり間に合わせなければいけないので、個人練習や深夜練習で死にものぐるいで追いついて、現地の会場に入ってみんなと合わせて、瞬間の集中力で成立させる。毎回そんな感じです。初日の幕が開いてしまえば、その後は緊張感やコンディションを調整する必要はあれど、ステージの上でやることは同じ。そのフェーズに入ると、ドラマや映画の撮影との同時進行はけっこう大丈夫なんです。
それに、もしツアーだけになったら、僕はけっこうヒマだと思うんですよ(笑)。ねぇ?(と近くにいたマネージャーさんに確認)まぁ現実的には撮影がない日にグループの仕事をすることになってしまうので、ひと踏ん張り、ふた踏ん張りくらいしないとなって思っています。
――――そんな多忙な日々の中で、岩田さんのリフレッシュ方法は?
岩田:絵を描くことは趣味なんですけど、そうやって何かひとつのことに没頭するのも労力を使うじゃないですか。そう考えると、ある程度まとまった時間があるタイミングじゃないとできなかったりするので、寝る・食べる・飲む! これに尽きます(笑)。僕、なんでも食べるんですよ。甘いものも大好きで、さっきも5分の休憩中にポッキーを1箱いきましたからね。
キンタロー。さんとロバート秋山さんから元気をもらっています
――演じられたミカエルには“推し”がいましたが、岩田さんが今推しているものはありますか?
岩田:最近、芸人のキンタロー。さんはめっちゃ推しです。モノマネの目のつけどころとか、あらためていちばんおもしろいんじゃないかって思いますね。普段生活していて大爆笑することってそう多くないんですけど、キンタロー。さんはマジで声を出して笑っちゃう。そんなキンタロー。さんと双璧をなすのが、ロバートの秋山(竜次)さん。YouTubeで『クリエイターズ・ファイル』を見ていると、枠にとらわれない自由な発想が天才すぎて、元気が出ます。
――最後にモア読者に向けてメッセージをお願いします。
岩田:今年1年お疲れさまでした!『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団~』は、1年の最後に笑って、年末年始をゆっくり過ごしてくださいっていう映画なので、頭の中を空っぽにして観て、ただただおふざけを楽しんでいただけたらうれしいです。お正月に映画館に観に行って、この作品で初笑いっていうのも、きっとご利益があるんじゃないかと思います!
映画『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団~』
世紀末を無事乗り越えた神の子イエスと仏の悟りを開いたブッダは、日本の四季折々を感じながら下界で密やかにバカンスを楽しんでいた。東京・立川にある風呂なし6畳一間のアパートでアイスを分け合ったり、近所の商店街で福引きを楽しんだり、お笑いコンビ「パンチとロン毛」を結成したり……。そんなゆるい日常を過ごすふたりのもとに、ある日、天界からの使者が現れ、禁断のオファーが伝えられる。やがてそれは、神も仏も天使も悪魔も入り乱れる、まさかの地球滅亡の危機へとつながっていく!?
●12月20日(金)全国東宝系にて公開 ©中村光/講談社 ©2024 映画「聖☆おにいさん」製作委員会
【衣装】
コート¥430100・シャツ¥147400・パンツ¥132000/MARNI(マルニ ジャパン クライアントサービス)
【お問い合わせ先】
マルニ ジャパン クライアントサービス
☎0120-374-708
撮影/つぼいひろこ 取材・文/吉川由希子