映画『モアナと伝説の海2』7年ぶりのモアナと仲間たちが熱い!初日舞台挨拶レポ
ディズニー・アニメーション映画『モアナと伝説の海2』、ついに公開
- ディズニー・アニメーション映画『モアナと伝説の海2』、ついに公開
- ファンの大歓声に包まれた初日舞台挨拶
- 「わたしは○○」というお題に、珍回答続出?
- 屋比久さんが劇中歌を披露し、キャストと観客の大合唱も
- 最後に、スペシャルゲストも登場!
- 『モアナと伝説の海2』概要
ディズニー・アニメーション最新作『モアナと伝説の海2』の初日舞台挨拶が12月6日、東京・TOHOシネマズ日比谷で行われました。モアナとの再会を心待ちにしている観客の待つ会場へかけつけたのは、日本語吹き替え版に出演するキャストたち! 前作から続投の屋比久知奈(モアナ役)と尾上松也(マウイ役)をはじめ、小関裕太(モニ役)、 鈴木梨央(ロト役)、ソニン(マタンギ役)、増留優梨愛(シメア役)という新しい仲間たちも。まるで南国にいるかのようなあたたかさに包まれた舞台挨拶の様子をレポートします!
『モアナと伝説の海2』ってどんな作品?
『アナと雪の女王』や『ズートピア』など、世界的ヒット作を多数生み出しているディズニー・アニメーション・スタジオが、南の島と大海原を舞台に描いた長編アニメーション。海に選ばれた少女モアナの冒険を描いた、前作『モアナと伝説の海』(2017年に公開)の続編。前作から3年後の世界が舞台。島のリーダーとなったモアナは家族や仲間たちと過ごしていましたが、「海の果てにある島にたどり着けば呪いが解ける」という伝説を知り、引き裂かれた人々の絆を取り戻すため、危険に満ちた航海に出ることを決意します。
今回は風と海を司る半神半人のマウイや、ブタのプア&ニワトリのヘイヘイといった前作の人気キャラクターに加えて、モアナの妹シメアや島の新しい仲間たちが登場。名曲に彩られながら、ふたたび冒険に挑むモアナの姿が圧倒的なスケールで描かれています!
ファンの大歓声に包まれた初日舞台挨拶
作品をイメージした衣装を来た6人は、登壇するやいなや「キャー!」という大歓声に包まれました。客席には、お花のレイの花冠をのせたり首や手首にかけて拍手しているファンのみなさんがぎっしり。7年ぶりとなるモアナの新しい航海を見守ります。
尾上松也「ようこそお越しくださいました。早くお届けしたかった!」
屋比久知奈さん「やっとシェアできます! グッとくるポイントがたくさんあるんです! モアナのエネルギー、優しさや勇気、迷いながらまっすぐ前に進む姿に、私自身も背中を押されました。みなさんにも、そういう気持ちを受け取ってもらえれば。モアナは仲間がいるからこそ、頑張れるし、成長しています」
スタートから、俳優さんたちの熱さと、キャラクターたちの絆に、感動がわきあがります。
尾上松也さんは劇中歌で人生初のラップを披露!
そして、半神半人の英雄・マウイを演じた尾上さんは「前作が世界中で配信されて、“あらためて観た”という声もいただくので、自分でも久しぶりだけど、久しぶりではない不思議な感じです」と今の心境を語ります。そして、マウイ役について振り返りながら、神妙な面持ちに。というのも、尾上さんは劇中歌『できるさ!チーフー!』で人生初ラップを披露していたのでした!
尾上松也「演技については神様だからどうにかなったんですけど、問題はラップで。最初に聴いた時は、“これ僕、できるのかな?”とビックリしましたが、歌ってみるとすごく楽しくて。モアナを勇気づける曲なのですが、この曲が誰かの応援歌になればいいなと思います」
と、初めてのラップに手ごたえを感じたようでした。
小関裕太さんは鳥肌が立つほどの映像美を絶賛
今作からモアナの新しい仲間として登場する天才肌の船大工のロトを演じた鈴木梨央さん。
鈴木梨央「南国の壮大さ、そして波や水しぶき、砂の細かい動きまでリアルでビックリしました」
鈴木さんがこう語ると、同じく今回モアナの仲間になった伝説オタクのモニ役を演じた小関裕太さんも、大きくうなずき大絶賛。
小関裕太「映像美がすごい。美しさに思わず口が開くというか(笑)、鳥肌が立ちっぱなし。ただ美しいだけじゃなく、海の怖さもあって。良いことも、悪いことも描かれていました。苦難に当たったときに、もう一度観たい作品です」
増留優梨愛ちゃんは、モアナの“心が強いところ”が好き
そして、モアナを惑わす(?)ミステリアスなコウモリの女神マタンギを担当したのは、ソニンさん。マタンギの魅力について
ソニン「とにかくカッコいい。楽曲もカッコイイし、“道はひとつじゃない”“迷ったっていい”“迷え!”というセリフも」
と、観る人すべてに刺さるマタンギの印象的なセリフにも注目してほしいと語りました。
そして、モアナの妹シメア役で初参加した増留優梨愛ちゃん(6歳)は、モアナの好きなところはどこかをきかれ、「心が強いところです!」とハキハキとお返事。人生初舞台挨拶とは思えない、しっかりとした受け答えに会場中がほっこり♡
「わたしは○○」というお題に、珍回答続出?
トーク中、本作の劇中歌『ビヨンド ~超えてゆこう~』の歌詞にちなんで「わたしは○○」というお題が出されました。真っ先に回答を振られたソニンさんは、「わたしはスイカ」と最初から珍回答を飛ばします!
ソニン「はじめからふざけすぎたかな~(笑)。えっと、大好きなんです。夏になると主食はほとんどスイカ。夏になったらスイカの匂いがするらしくって……」
続く鈴木さんは「人見知り」、小関さんは「マニア」、優梨愛ちゃんは「チョコ」、尾上さんは「集めがち」、屋比久さんは「モアナ‼」と、みなさんの人柄がよくわかる回答が続出。
特に最年少の優梨愛ちゃんは、楽曲のメロディにあわせて「♪わたしは~チョコ~」と歌いながら答え、客席&キャストをメロメロに。その可愛さ、100点満点‼
屋比久さんが劇中歌を披露し、キャストと観客の大合唱も
すっかり場もなごんだところで、屋比久さんが劇中歌『ビヨンド ~超えてゆこう~』を披露。透き通るような歌声の中に、モアナの心の強さ、精神力の強さ、そして仲間や人々を思う気持ちが滲み、旋律の美しさにもうっとり。会場は一気にモアナの世界観に包まれて!
実はこの日、東京で行われた舞台挨拶の様子を、札幌、名古屋、大阪、福岡の劇場にも生中継。全5都市の観客たちとキャスト陣が、劇中歌『帰ってきた、本当のわたしに』を一斉に合唱するというイベントも行われました。すべての中継都市をつないでの合唱に、歌の力と絆の頼もしさをあらためて実感♪
最後に、スペシャルゲストも登場!
舞台挨拶の最後には、スペシャルゲストが登場。モアナの祖母・タラ役を演じた夏木マリさんとヘイヘイ(ぬいぐるみ)がサプライズ登場しました! “孫”であるモアナを演じた屋比久さんとの約7年ぶりの再会に大興奮! “孫”の成長を見て顔をほころばせます。
夏木マリ「久しぶり! あのとき(7年前)はまだ大学生でしたもんね。それが、こんなに立派になられて」
同じく久々の再会となった尾上さんに対しても、夏木さんは「あら、(体格が)立派になられて……」とタラおばあちゃんのユーモアをさく裂(笑)。
夏木マリ「(本作を観て)モアナがさらに強く、たくましくなっている。行動することが大事だと教えてくれて、元気をもらいました!」
と、本作の見どころをアピール。7年たっても、タラおばあちゃんはモアナのよき理解者でした♡
モアナと仲間たちの新たな冒険の旅を、ぜひ劇場チェックしてくださいね!
『モアナと伝説の海2』概要
上映中
日本版声優:屋比久知奈、尾上松也、小関裕太、鈴木梨央、山路和弘、ソニン
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
全米公開日:2024年11月27日/原題:Moana2
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撮影/新谷真衣 文/中川薫