CONTENTS
  1. 二宮和也初の新書『独断と偏見』6月17日(火)刊行!
  2. いま、あえて“新書”でメッセージを届ける選択をした理由
  3. 本づくりのプロセスをイチから経験してみて気づいたこと
  4. 世代を超えて多くの人々に届けたい! 十人十色の感想に期待
  5. 集英社新書 『独断と偏見』

二宮和也初の新書『独断と偏見』6月17日(火)刊行!

国民的アイドルグループ「嵐」のメンバーであり、俳優やアーティストとして活躍している二宮和也さんによる初めての新書『独断と偏見』が、彼の誕生日である6月17日(火)に集英社新書から刊行されます。

帯付き書影

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合同取材会スペシャルインタビューをお届け

独創的で説得力にあふれるメッセージの発信に定評がある二宮さん。2024年に独立し自身の事務所「オフィスにの」を構え、ますますパワーアップ。最新“ニノ流哲学”を言語化すべく、あえて新書という文字だけの表現スタイルに挑戦した本書では、10の四字熟語をテーマに合計100問もの問いと向き合い、ビジネス論・人づきあいの流儀・会話術・死生観などを披露。まさにタイトルどおり、“独断と偏見”に基づいて縦横無尽に語りおろしています。
本記事では、刊行を記念した合同取材会でのスペシャルインタビューをお届けします。さまざまなメディアの40人を超える記者が集まった会場で、新書出版に至った経緯や所感などを慎重に言葉を選びながら、時にユーモアを交えて話してくださいました。新書とあわせて、この合同取材会での回答を読むと、二宮さんの思いをいっそう深く理解できることと思います。

著者近影:二宮和也 撮影/S a i

著者近影 撮影/S a i

アーティスト
二宮和也

にのみや・かずなり●1983年6月17日生まれ、東京都出身。1999年、アイドルグループ「嵐」のメンバーとしてデビュー。 映画やドラマ・バラエティ・CMなど幅広く活躍。2016年、映画『母と暮せば』で第39回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞。最近の主な出演作品に映画『ラーゲリより愛を込めて』・『アナログ』・『8番出口』、ドラマ『ブラックペアン』シリーズなど。近著に『二宮和也のIt[一途]』(集英社)がある。
「オフィスにの」公式サイト:https://office-nino.co.jp/

いま、あえて“新書”でメッセージを届ける選択をした理由

書籍手持ちカット

撮影/S a i

ーードラマ・バラエティ・歌番組などのテレビ出演でアーティストでありエンターテイナーとしての地位を不動のものにし、YouTube「よにのちゃんねる」も大好評の二宮さん。動画コンテンツ全盛の時代に、なぜ、あえて文字だけの表現にチャレンジしようと思ったのでしょうか?

二宮和也さん(以下、二宮):まずはじめに、出版に至った経緯からお話ししないとですね。123回に渡った雑誌『MORE』での連載をまとめて昨年11月に出版した『二宮和也のIt[一途]』を担当してくれた編集の人(長い付き合い)から、個人事務所のお問い合わせフォームにメールをいただいたんです。「実は病気になってしまって、人生の終わりが見えてきた」とか言うんですよ(※)。「ここに来て、あなたの言葉を思い出すし、励みになっている」と。「10年以上もの時間を共有して得られた僕の言葉を、お守りのような1冊の本にまとめたい」とオファーを受けたのがきっかけでした。僕自身は、自分の言葉に力が宿っているとか、誰かの心を動かすとかは考えたことはなかったのですが、信頼している方なのでお受けすることにしました。
(※)『独断と偏見』の「編集者によるあとがき」参照

ーー出版スタイルとして新書を選んだ理由は?

二宮:僕のライフスタイルってわりと文字ベースなんです。人と会話をすることもそうですし、台本や小説など文字で情報をとらえてきた人生ですし、InstagramよりもXが好きだし。自分の手で紙をめくってみて初めて言葉が頭に入ってくるんです。そういう生活を送ってきましたし、本書ではひとつひとつの課題に関してじっくり語るという内容なので、写真集などよりは、文字ベースで一冊の本としてまとまっているほうが、コンパクトで手にとっていただきやすいかなと思いました。

ーーご存じのとおり、今はとんでもない出版不況の時代なのですが、デメリットを考慮しませんでしたか?

二宮:あまり考えませんでしたね。いろいろな情報が氾濫している時代だからこそ、あえて色をつけず、無駄なものを削ぎ落とし、本を読んで言葉とじっくり対峙する時間を持てることはわりと贅沢なことなんじゃないかと。渇きを癒す一助になるんじゃないかと期待しています。

ーー『独断と偏見』は10章だてで、2024年3月から12月までの10カ月間、ひと月につき四字熟語をひとつ挙げ、それに基づいた設問に二宮さんが答える形で、合計100問100答が掲載されています。「こんなこと聞いていいのかな?」と思うような鋭い質問にも率直に回答されているのを見て、大変驚いています。

二宮:僕自身も「ここまでやるか」とびっくりしています。四字熟語の選び方や、そこに付帯してくる質問も、編集の人(長い付き合い)がわりと突っ込んで聞いてくるので、その熱量と同じだけの温度感で返した方がいいだろうなと判断した結果です。文字だけで表現する新書だから、理解度を深めていただけるのではないかと思いました。もし1ページずつ、撮り下ろしの二宮がいたら、逆に邪魔になるんじゃないかと。新書だからこそ、言葉だけで自分の考えを一本化させていきたいという意図があったので、そういう印象を持っていただけなら狙いどおりにお伝えできた証拠かもしれませんね。

ーー言葉の重みをよくご存じの二宮さんだからこそ、ここまで忌憚(きたん)なくご自身の考えを見せることに対して、躊躇(ちゅうちょ)はありませんでしたか?

二宮:10年以上も『MORE』での連載を担当してくださり、関係値がすでにできあがっていた編集の人(長い付き合い)と対話を続けた1年間だったので、ためらいは感じなかったです。100の質問は彼女のフィルターを通して発せられたものですが、その背後に僕が答えるのを待っているたくさんの人の姿が見えるような気がして、あまり普遍的な回答をするよりは、純度の高い素直な言葉で答えたほうがみなさんにわかっていただけるのかな、という考えがありました。

ーー今回1本のメールからこの素敵な一冊ができあがったということで、本当に幸せなことだと思いますし、おふたりの信頼関係があったからこそだと思うのですが、二宮さんがお考えになる“信頼をおける編集者・記者”の条件というのがありましたらお伺いしたいです。情熱なのか、距離感なのか、など。

二宮:距離感は大事ですね。それは、思っています。面白がって話しかけてくるよりは、最近はどうなのかということをきいてくれるほうが、僕は信頼できるし、あとお仕事をしていておつき合いが生まれた時に、その人が自分のフィールドでどういうものを書いているのか、どういったものを見方として捉えているのかっていうのは、こちら側も後追いができるじゃないですか。なので、それを見た時に「誠実にこれに対して向き合っているんだな」とか「こういうふうに思っているんだな」とか、見ることができた時に、「あ、いい人だな、信頼できるな」というふうに感じていますね。あと、現場に何度も何度も来てくださると、それはそれで、ある種のなじみというものに変わってくるので、それはすごく信頼につながるのかなというふうに思っています。

インタビューカット

撮影/S a i

本づくりのプロセスをイチから経験してみて気づいたこと

ーーご自身で本書を一読してみて、あらためて気づいた点があれば教えてください。

二宮:まず(初校を見て)「自分ってこんなふうにしゃべってたんだ」と驚いたのが第一印象でして……。めちゃくちゃ偉そうに話しているよね(笑)! 編集の人(長い付き合い)には、時々説教しているみたいに思われていたかも。でも「言っていることは昔から変わってないのかな」と再認識しましたね。これまでのインタビューで何回も繰り返し答えてきたフレーズを思い出したり、逆に「今回初めて言ったかも」と新しく気づいたりもしました。しかし、そのふたつがかけ離れているかというとそうでもなくて、前後関係くらいの近い距離で、1本のライン上にある言葉たちなんだ、と思うことができました。対話を経て文章としてまとめたことで、長年考え続けてきたことの整理整頓ができたという印象です。

ーー「自分ってこんなことを考えていたのか!」と新発見に至った、特に印象的なエピソードはありますか?

二宮:「第三章 温故知新」で、「求められたら、お芝居を教えるか、教えないか?」という問いに対して、芝居の巧(うま)さと下手さについて答えていますが、自分で読んでみて「へぇー、なるほどなぁ」と妙に納得してしまいました……。言ったのは俺自身なんですけどね(笑)。言い得て妙だな、うまく言語化できたなと、自分でも新鮮な気持ちで読み進めることができました。

ーー執筆・編集の共同作業に臨むにあたり、苦労したことがあれば教えてください。

二宮:自分がいわゆる“いい人”であるという自覚がないのと、編集の人(長い付き合い)との関係値があり、問答するなかで、たとえや比較対象としてつい特定の人物の悪口めいたエピソードがポロッと出てくることがありました。それは文章化すべきではないので、そこを省いた時に、文章でどう表現したらいいのか悩むことがありましたね。あと「訂正は黒ペンで書くな」と言われたことですかね。色つきのペンをわざわざ買いに行きましたもん(笑)。

ーー二宮さんから発せられた言葉の生々しさといいますか、ライブ感を帯びた温もりのようなものをあえて残し、最終的に一冊の本にまとめたという印象です。“修正しなかった”こわだりのポイントはありますか?

二宮:まず修正について僕が担当したのは、“この回答はこういうニュアンスの文章にしてほしい”という軌道調整と、大幅に書き換えるパターンと、はじめと終わりを加える作業、この3点がメインです。追加取材もありました。特に一人称の表記にこだわったかもしれません。“僕”を主語としている時と、“俺”を主語としている時で、それぞれ理由があるはずなので、自分が本当に表現したい意図を探りながら校正作業に取り組みました。雑誌づくりに20年ほど関わってきた人間でありながら、本づくりのプロセスをまったく把握していなかったので、今回イチから本づくりに関わる経験ができて本当に新鮮でしたし、何より自分が本当に思っている純度の高い言葉で表現できたと思っています。

インタビューカット

撮影/S a i

ーー本著で「二宮和也」個人としての輪郭がはっきりしたと思う一方、国民的アイドル「嵐」のメンバーとして愛されてきたご自身像をあえて手放すかのような描写もあります。今の二宮さんにとって、アイドルの概念とは何でしょうか?

二宮:相手の欲求に気づき、考慮し、満たしてあげる存在でしょうか? 「かゆいところに手が届く存在であるといいな」と思って活動してきました。エンターテイナーとして最新・最先端のものを融合し、挑戦や冒険をしながら新たな可能性を示すということはもちろん、誠実に応援してくださるファンのみなさんの希望をちゃんと察して叶えてあげられる人たちがアイドルなんじゃないかな。「嵐」の場合、子どもたちが安心して思いっきり楽しめる環境を提供したいんです。「嵐のコンサートだったら行っていいよ」と親御さんたちが許してくれるような、安心・安全な環境を創り出せる存在でいたい。自分たちのコミュニティに属する人たちが喜ぶことをまず第一にやってこそ、一般的に“お茶の間”とよばれるところにいる人々にもようやく届くんだと思います。

ーー「第十章 二宮和也」で、「嵐」のこと、前所属事務所のことについても率直に語っています。奇しくも2026年春の「嵐」活動終了と、本著発売の告知タイミングとが重なりましたが、特に意図はあったのでしょうか?

二宮:特に狙いはありません。先に「2025年の自分の誕生日に新書を発売しよう」と決めていたところに、「嵐」の告知がたまたま重なっただけです。「嵐」の今後の活動については、コンサートをいつ、どこで、どんなふうにやろうかといったことをメンバーやスタッフとみんなで話し合っている段階です。

ーー同じく「第十章 二宮和也」の「問098」で、ジャニー喜多川氏の名前を出して問題に言及された意図も教えてください。

二宮:(取材時に)「会いたい人はいますか?」って言われたんですね。僕が会いたい人って、基本的にはもうこの世に存在していない人であることが多いんです。生きていたらどこかで会える可能性があるじゃないですか? 「誰だろうなぁ」と考えた時に、彼が思い浮かびました。やはりこの本を作るきっかけというか、大もとにいる人ですから。彼が大勢の人に迷惑をかけずに生活してくれていたら、僕が所属していた事務所もなくならなかったし、僕がこういう道をたどることもなかった。でもあいつは何も言わないままいなくなってしまったし、世間の報道とは別軸で、「なんだかなぁ」と思っていたんですよ。僕自身は、生前の彼に対して、喧嘩も言い合いも厭(いと)わずに自由に発言していたので、会いたい人と聞かれて彼の名前が出てきたんだと思います。

ーーあり得ないことですが、もし本当にジャニー氏と会えたとしたら、何と言ってほしいですか?

二宮:謝るんじゃないでしょうか? 謝れる人には全員に謝ってほしいですし、(ジャニーズ事務所は)そういうある種のピュアさのようなマインドを持った人間が集まって大きくなった会社ですし、僕も今はちょっとイレギュラーな形でですが所属していますし、そういう自由な振る舞いを許してくれた会社でもあります。役職も権限も関係なく、まず一対一の人間として謝り、そのあとは職位にともなう責任を負ってきちんと対応してほしい。最初に、対等な人間同士として話ができたらと思います。もう死んじゃっているのでなんとも言えないのですが、そういう意味合いを込めて本書ではこのような回答をしました。
これは僕の完全に偏見ですけど、そうしてもらいたいタレントはいっぱいいたんじゃないかなと思っています。たぶん言えない人たちもいるし、言いたくない人もいるだろうし、本当はすごくセンシティブだなと思ったけれど、僕に対してこの話の問題のセンシティブさはそこまでなかったので、まぁ、出てきて謝ってほしいなということを、(新書制作時の)質問ベースとしてお答えしたという形ですね。
もっと言うと、前の事務所に所属したままこの本を出版することになっていたとしても、この主張は変わりませんし、やっぱり書いたと思います。

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世代を超えて多くの人々に届けたい! 十人十色の感想に期待

ーー発売告知ギリギリのタイミングで、タイトルを急遽『独断と偏見』に変更したとうかがいました。

二宮:あらためて全体を通して読んでみた結果、「これって“独断と偏見”でしかないな」と思ったんです。(このタイトル)一択でした。実は、前著(『二宮和也のIt[一途]』)の続きみたいなものを意識して、仮のタイトルは『100問一途』だったのですが、読み終えてみて「俺、(率直に言いすぎていて)性格悪すぎねぇか!?」と我に返ったんです。無理言っちゃいました、すみません。

ーー内容や独特の語りぶりもあり、読む人によってさまざまな感想を持たれるであろう、非常に挑戦的な本でもあると思います。

二宮:そのとおりだと感じたので、『独断と偏見』とタイトルを変更したんですよ! 「これはあくまで二宮和也という、いち個人の意見です」という立ち位置を貫きたかった。僕は起業して、会社を大きくしている最中ですから、自分が本当に成功しているのかどうか、まだぜんぜん断言できないファジーな状態にあると思っています。経営者になっても悩み続けていることはあるし、解決したこともある。ビジネスサクセスストーリーとしてこの本を捉えるのではなく、読んでくださる人たちが各々「これは自分の人生に役に立ちそうだな」と、印象に残った僕の言葉をピックアップして、お守りのようにそばに置いておいていただけるとうれしいですね。

ーー“新書=難しい学術書”というイメージを持つ読者が多いと思うので、二宮さんの考えをわかりやすく知ることができる本書は、新書界にとっても新たな可能性を拓く一冊だと思います。

二宮:新書って、内容に最も客観的な価値を付加することができる出版形態だと思うんです。芸能人が自分の考えをまとめた本を出す場合「自叙伝でいいじゃん?」と思う人が多いかもしれない。でもそれだと“自分語り”になってしまいそうでした。芸能界で責任を持つポジションを任されることが増えてきた今、「二宮和也はこう思っているんだよね?」と、自分の考えや立場を客観的に俯瞰して眺められる新書というスタイルを採用してよかったなと思っています。

インタビューカット

撮影/S a i

ーー二宮さんとしては、本書をどんな人に読んでほしいと思いますか?

二宮:同世代はもちろんなのですが、働き方の価値観が違う上と下の世代の人たちがどう思うのか、とても興味深いです。40代の僕はちょうど中間の世代に属していて、仕事をするうえでは先輩の背中を見てきたし、先輩のご意見を賜るのは申し訳ないというか「わざわざ教えてもらわなくても見て盗め」という雰囲気のなかで10〜20代を過ごしてきたので、てらいなく素直にアドバイスを求めてくる今の若い人たちにあまり慣れていないんです。自分の考えがそれぞれの世代にどう響くのか、説教くさく見えるのか、ありがたがられるのか、まだまだひよっ子だなと思われるのか。どういう感想が飛び出すのか、反響が気になりますね。

ーー読後の感想をエゴサーチしてみたいですか?

二宮:きっとめちゃめちゃしますね! 反響を受け取る手段が事務所に届くファンレターしかなかった時代から活動しているので、ネットでエゴサーチができる世の中になってから、とても便利になった気がします。たとえ否定的な意見を目にしても向き合う覚悟はできていますし、アンチテーゼとの共存方法は比較的マスターしている強いタイプだと思います(笑)。なるほどなぁと納得できたり、改善のヒントになりそうなものに関しては徹底的に吸い上げて、関係者全体に共有したいと思います。

ーー最後に、発売を控えた今の心境を四字熟語で表現してください。

二宮:「我田引水」(※)でしょうか。僕が僕自身にあまり興味がないので、この本を読んだ人たちに、どのようなインパクトを与えそれぞれの人生を動かしていくのかを、想像だけでなんともいえない気分になりますが、これまで交わることのなかったようないろいろな属性の人にリーチして言葉を届け、こちらの領域に少しでも引き込むことができれば、出版にこぎつけた意義が出てくるのかなと思います。
(※)本来の意味は、(自分の田に水を引く意から)自分に都合よく取り計らうこと。出典:『集英社 国語辞典』[第3版]

集英社新書 『独断と偏見』

書影

タイトル:『独断と偏見』
著者:二宮和也
発売日:2025年6月17日(火)
頁数:192ページ
定価:1,100円(税込10%)
判型:新書判
ISBN:978-4-08-721368-3
集英社新書

二宮和也 著『独断と偏見』公式Xアカウント | 集英社新書
独断と偏見/二宮 和也 | 集英社 ― SHUEISHA ―
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取材・文/沖島麻美

エディター&ライター
オキシマガジン(沖島 麻美)

編集&ライター歴18年目の姉MORE世代。宝島社『InRed』『GLOW』→ハースト婦人画報社『ELLEgirl』を経て独立。ベテランプロ目線で厳選した人気の上質プチプラアイテムやお役立ち情報を続々お届けしています♡