【京本大我】ファンを熱狂させた初ソロライブ! 生バンドとともに魅せた多彩な魅力
京本大我、夢のステージで舞う! ファン歓喜の一夜!
SixTONESのメンバー・京本大我さんが、自身初となるソロライブ「TAIGA KYOMOTO LIVE TOUR 2025 BLUE OF LIBERTY」を開催中。全曲作詞・作曲を手がけたCDアルバム「PROT.30(プロトサーティ)」の収録曲を初パフォーマンスするという、熱量の高いスペシャルなライブです。この記事では2025年6月17日(火)、Zepp Haneda(TOKYO)で行われた公演の様子をお届けします。
※この記事内には一部、演出についての言及や曲名が登場します。
音楽への熱い思いを乗せ躍動感あふれるステージを披露する京本大我
定刻になると、Zepp Haneda(TOKYO)の天井でミラーボールが回り始め、ファンの手拍子が沸き起こる。メインスクリーンに映し出されたライブロゴが光り、バンドメンバーが登場。ファンの声援はいっそう大きくなって。
照明とスモークが交差するステージのセンターから、ギターを持った京本大我さんが登場。オープニングナンバーはアルバム収録曲の「Die another day」。ステージ上でギターをかき鳴らす京本大我さんの姿はスモークに巻かれていて、認識できるのはシルエットのみ。
顔がはっきりと見えないのが逆に観客のテンションを上げる、粋な演出。会場中に重低音を響かせ、京本大我さんが熱く歌い、曲のラストでメインスクリーンに目をやると! 京本大我さんのアップが初めてスクリーンに映し出され、ファンの悲鳴にも似た歓声が!
スーツにサングラス、ヘアスタイルはおでこ出し、ロックスターさながらの華麗な姿にうっとり。
京本大我「いけるか〜!!羽田〜〜〜〜!」
会場を埋め尽くすファンが躍動します。
中毒性のある楽曲「酒と映画とナッツ」も披露されました。京本大我さんが作詞したとあって、歌詞の言葉選びから才能とセンスが溢れて。一気に京本大我ワールドへと引き込みます。「RAY」では強烈な火花とレーザービームの中、激しくパフォーマンスを繰り広げ、シャウトする場面も。
ファンとのコール&レスポンスで盛り上がった「終わらせぬ世界」では、ファンに向けて一言。
京本大我「その調子♡」
次々と楽曲を披露し、ライブ前半を駆け抜けます。
ファンのハートをわしづかみ! 至近距離でのMCトーク
あふれ出る色気がかっこいいスーツスタイルで登場した京本大我
MCタイムでは、ファンと京本大我さんが直接言葉を交わす機会が何度も訪れ、ライブハウスならではの醍醐味を共にしました。ライブ当日が猛暑日を記録したため、ファンの体調を気づかい京本大我さんが声をかけます。さらに、ソロライブということで、スタッフからは「京本、ひとりでMCを回せるか?」と心配されていたという話題に。前回のライブまではネタがあったけれど、今日の話題がないと切り出します。
京本大我「MCネタを毎回用意してきたけど、今日まじでなくて。1個だけ、話してないことがあったなと思って。みんなは知ってるけど、詳しくは話してないやつです。僕の韓国旅行の話をしちゃおうかなって思ったんだけど!」
会場から拍手が起こります。
京本大我「ラジオ用にネタをとっておいたんだけど、出さざるをえない状況になっちゃいました(笑)。ラジオの予行演習だと思って聞いてくださいね。もっと話を減らしたほうがいいよとかあれば修正していきますんでね」
プライベートで訪れたという韓国は弾丸だったと話し、その目的は9月から上演される主演ミュージカル「Once」の韓国公演を観るため。公演を観たことでとても勉強になったと語り、帰国した翌日には大事な収録(SixTONESの冠番組「Golden SixTONES」)を控えていたというエピソードが披露されました。
京本大我「人生でいちばん遅れちゃいけない収録が翌日にあったんでね。あれですよ、長澤まさみさんの回の収録があったから、ゼッタイに! 人生で一番遅れちゃいけないから、絶対に飛行機乗って帰らないといけなかったんです」
と話すも、交通状況やちょっとしたタクシーのアクシデントに遭ってしまい、ギリギリに空港へ到着! でも無事に帰路につけたというエピソードを話してくれました。終会場からは常に笑いが起き、このMCは本ライブツアーの最長記録を更新したそうです。
京本大我「どう??ネタ、長かった? 北斗(メンバーの松村北斗さん)よりは、長くないよね?」
会場は爆笑に包まれて。
京本大我「ラジオで聴いたら初めて聴いた感じの反応をお願いしますね。ライブで練習してたとか、ダサいじゃん!」
最後はお茶目に笑って見せる京本大我さんがかわいい! 音楽だけではなくトークでも才能を発揮していました。
京本大我「音楽のルーツはロック!」
力強いドラムソロ演奏を披露する京本大我
ライブ後半は、20代半ばに作った大切な曲だと語るバラード曲「孤言」を披露。
さらに「-27-」では、ドラムプレイを初披露! パンキッシュなマスクを着けてステージをエネルギッシュに駆け回る迫力のステージを展開。アルバムのリード曲「滑稽なFight」では、最後のワンフレーズを、マイクを通さずに美声を響かせるという演出。ファンの感嘆が会場にあふれました。
後半ではまさのトークが繰り広げられ、照れる京本大我さんの姿が!!
ファンへ京本大我さんが声をかけます。
京本大我「皆さん、楽しんでますか?」
ファンからラブコールが飛んできます。
「大好き〜♡」
「ありがと〜!!」
微妙に会話の間があいてしまい、言葉に詰まる京本大我さん。
京本大我「俺〜、あ〜! なんでもないわ。ちょっと、ミスった〜。これ、言わなきゃいけなくなるよね〜。キツい! キツい! そういうこと(気持ちを口に出すこと)言いたくなくて曲作っているのに!!」
その言葉にさらに会場が沸くと、照れた表情になる京本大我さん。
「頑張れ〜!」
ファンから応援されて……。
京本大我「今までの公演では言ってないんだよ。だから言わない方がいいんじゃない? いいの? 争いが起こるよ! 私、言われてないよ! とか言われちゃうよ」
「内緒にする〜!」
ファンからの言葉に、かわいくムキになって反応する京本大我さん。
京本大我「嘘つけ! ゼッタイ言うじゃん! じゃあ、もう、わかったよ。大好き〜! もう、まあ、楽しくなっちゃったってことでしょうがないか。ほんとに、今の僕の言葉に、みんながありがとうって言った方がいいと思うよ!」
と語ると、さらに大きなボリュームで反応が返ってきます。
「ありがとう〜! 大好き〜!」
京本大我「いいんだね。大好きを言い合うだけの関係で。形式はいらないのね? え?! 俺は何を言っているんだ(照)」
京本大我さんらしいトークの展開に、ファンのテンションはMAXに。
アンコールを含め全16曲を披露しました。
京本大我さんが長年にわたり培ってきた音楽の魅力も、アイドルらしい一面も、余すことなく堪能できるソロライブは、7月のファイナルまで続きます!
文/木村真悠子