三代目 J Soul Brothersの山下健二郎さんがドラマ初主演!! タイトルは『Love or Not』。SNSでの一通のメッセージをきっかけに出会った男女6人の恋愛群像劇だ。フジテレビとエイベックスの共同制作ドラマとしても話題のこの作品、ハラハラしてドキドキして、きっと誰もが恋をしたくなるはず!

明るく楽しく、いい現場にしたい。 主演として、それだけはいつも心がけています。

【ドラマ初主演! 山下健二郎(三代目 Jの画像_1
撮影/古谷 勝

――“初主演”、いかがですか? 最初にお話をいただいたときから、相当気合い入ってますね。もちろん緊張感もありますけど、主演として現場の雰囲気を引っ張って行けるように、あんまり考えすぎずポジティブに、現場の雰囲気を明るくできたらなっていうのはいつも心がけてます。 ――演じている幸助は、仕事はダメダメだけど家事は得意で、優しいけどちょっと抜けてる。パフォーマーやダンサーとしての山下さんとは、かなりイメージが違います。 幸助が持っているものと自分が持ってるものは、実はリンクする部分が多かったんです。幸助は明るいやつで、常に笑ってて、みんなを楽しませようとする男。仲間想いだし、後輩のこともすごく頼ってる。でもどこか抜けてる部分があって、ちょっとおっちょこちょいなところも、まさしく自分だなという感じで(笑)。だから役作りとかっていうよりは、自分の本来持っているものを出してまっすぐ演じたら大丈夫なのかなって、最初に台本を読んだときから思っていました。

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作中のワンシーン。スーツ姿がかっこいい!

――女性に対して優しいけれど鈍感なところも、似ていますか? 幸助は鈍感だし罪な男なんですよね(笑)。思わせぶりだったりとか押しに弱いところだったりとか、恋愛に関しては似てないです。「なんだよお前、なんでそうなっちゃうんだよ」と思っています(笑)。 ――ドラマでは、初恋の相手と同じ名前の人からメールが届くところから物語が始まります。山下さんはご自身の初恋のこと、おぼえていますか? ちゃんとした、これが恋なのかなっていうのは中一だったと思います。中学に入ってバスケ部に入ったんですが、隣のコートで練習してるバレー部の2個上の先輩がすごい可愛くて。 ――その恋は実ったんですか? いや、もう無理です、そんな(笑)。でも家が近くて帰り道も同じだったので、ドキドキしながら帰ったのはおぼえてますね。声をかけることもできず、好きっていう想いも伝えられず、一年経って先輩が卒業して何もなく終わりました。 ――SNSのある今の時代なら、このドラマのように昔好きだった人とまたつながれたりもしますよね。 僕も過去に、連絡したことがあったかもしれないです。向こうに彼氏がいたのですぐあきらめましたけど(笑)。でも、そうやって始まる恋愛もアリだとは思います。それがちゃんとお互いにとっていい出会いだったら、恋愛のスタートは別に何でもいいと思うので。あ、ちなみに結婚しました、その子は(笑)。

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本仮屋ユイカさん演じる真子との恋の行方にも注目!

寝落ちする寸前まで、配信サービスで大好きな番組を観る毎日です

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撮影/古谷 勝

ちょっぴり切ない恋の想い出を語ってくれた山下さん。もうひとつ、ドラマの役柄にかけて「得意な家事と苦手な家事は?」とたずねると、「ファッション誌っぽい質問ですね~! 今まで聞かれたことない!」と笑顔。ちなみに、洗濯機を回すのは好きだけど洗濯物をたたむのは大嫌い。食器を洗うのも嫌いだから、お皿の代わりにラップをテーブルに広げて食べるんだとか(笑)。まさに幸助のように、人を笑わせ、場を明るくする人。そんな山下さんが、実はいちばん熱く語ってくれたのが、私たちの生活を変えつつある映像配信サービスの魅力について。 ――『Love or Not』はdTVとFODで同時配信されますが、プライベートで映像配信サービスは利用されていますか? マニアックな番組がいっぱいあって、僕、大好きなんですよ。それは配信ならではというか、知らなかったジャンルのことでも掘り下げて学べる楽しさがあるんじゃないかなと思います。たとえば僕でいうと、dTVとFODではないんですが……釣りの番組。釣りは小学校3年生のときからずっとやっていて、今でも休みがあると必ず行きます。魚には淡水魚とか海水魚とかいっぱい種類があって、その種類ごとにプロがいて、そのプロが釣っている番組はずっと観ていられますね。あとは車とかバイクの番組。廃車同然の車を車庫から引っ張り出してきて、8人ぐらいの職人さんとか技師さんがいちからきれいに作り直すんですよ。分解して、パーツを補って、組み立てて塗装して。その番組はもうかじりついて観てるんですけど、めちゃくちゃおもしろいですね。そういう、男の子が好きなものが今も好きかもしれないですね。 ――なんたる熱量!(笑)。多忙な毎日の中で、いつ、どんなふうに観ているんですか? 移動が多いのでそのあいだのヒマつぶしはもちろん、家に帰ってきてお風呂を沸かすボタンを押して、沸くまでのあいだに必ず観ますね。ベッドに入ってからはiPadにとばして、寝る寸前、ギリギリまで(笑)。配信サービスはやっぱり、好きな時間に好きな場所で観られちゃうっていうのがいいところですし、「やべぇ見逃しちゃった!」っていう心配もない。その手軽さがありがたいですね。 ――じゃあ『Love or Not』を見逃す心配もないですね! 今の時代だからこそ、この作品を観ていただきたいなっていう想いが強くて。すごくピュアだしまっすぐな恋愛ドラマなので、考えすぎずフラットな気持ちで観ていただけると思います。ハラハラして、ドキドキして、最後はきっと泣ける。今、恋愛をしている人もしていない人も、“恋っていいな”って感じてください!

【プロフィール】 1985年5月24日、京都府生まれ。2010年、三代目 J Soul Brothersのパフォーマーとしてデビュー。現在、ラジオ『山下健二郎のオールナイトニッポン』(ニッポン放送・毎週金曜25時~)にレギュラー出演中。ドラマ・映画『HiGH & LOW』シリーズや配信ドラマ『福家堂本舗 –KYOTO LOVE STORY-』など、俳優としても活動にも注目が集まっている。

dTV×FODドラマ「Love or Not」

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「オレのことおぼえていますか? 久しぶりに会いたいから連絡ください」。インテリアデザイナーとして働く真子(本仮屋ユイカ)のもとに、ある日突然、初恋の相手と同じ名前の幸助(山下健二郎)からメールが届く。これをきっかけに、幸助の友人・草太(八木将康)と後輩の亘(町田啓太)、真子の友人・志保(浅見れいな)と美鈴(水沢エレナ)も交え、合コンをすることになり――。一通のメールで出会った6人が紡ぐラブストーリー。 ●3/20~配信開始(1話25分/全10話) ●監督:水田成英 ●脚本:ますもとたくや ●出演:山下健二郎 本仮屋ユイカ 町田啓太 浅見れいな 八木将康 水沢エレナ ●製作著作:エイベックス通信放送・フジテレビジョン