映画『町田くんの世界』公開記念！ 期待の超新人・細田佳央太くん＆関水渚ちゃんに突撃インタビュー☆
2015年から2018年にかけて『別冊マーガレット』で連載していたマンガ『町田くんの世界』が、映画化され本日公開となりました！ 多くのファンが期待を寄せる今作は、岩田剛典さん、高畑充希さん、前田敦子さん、池松壮亮さん、佐藤浩市さん、松嶋菜々子さんなどなど、豪華俳優陣が出演。
その中で最も話題なのが、主演の町田一を演じた細田佳央太(ほそだ かなた)くん※現役高校生！と、ヒロインの猪原奈々を演じた関水渚（せきみず なぎさ）ちゃん。なんと、演技経験はほとんどゼロの超新人！ この2人の魅力を探るべく、お話を聞かせてもらいました。
その中で最も話題なのが、主演の町田一を演じた細田佳央太(ほそだ かなた)くん※現役高校生！と、ヒロインの猪原奈々を演じた関水渚（せきみず なぎさ）ちゃん。なんと、演技経験はほとんどゼロの超新人！ この2人の魅力を探るべく、お話を聞かせてもらいました。
——お2人が主演に決まり、他のキャスト陣が発表された時の動画がYouTubeで配信されていますよね。あの時はかなり戸惑っているようでしたが、実際共演してみていかがでしたか？
細田「いろんなことを吸収させていただきましたし、何よりみなさん本当に優しくて。ガチガチに緊張していた時も、『学校は楽しい？』って声をかけて気持ちをほぐしてくださったり。いい意味で力が抜けたし、すごく救われました」
関水「本当にみなさん優しいんです。私は前田敦子さんと友達という役柄だったのですが、すごく気さくに話してくださって。私が『日焼けしやすい』という話をしたら『いい日焼け止めあるから、明日持ってくるよ』と言って、翌日プレゼントしてくださったんです！ 映画の中でも前田さん演じる栄さんにお化粧品を借りるシーンがあって、そことシンクロしているようでより嬉しかったです。嬉しすぎて、いただいた時の袋も大事にとってあります」
細田「演技の面ではもちろんですが、カメラが回っていないところでも支えていただきましたね」
細田「いろんなことを吸収させていただきましたし、何よりみなさん本当に優しくて。ガチガチに緊張していた時も、『学校は楽しい？』って声をかけて気持ちをほぐしてくださったり。いい意味で力が抜けたし、すごく救われました」
関水「本当にみなさん優しいんです。私は前田敦子さんと友達という役柄だったのですが、すごく気さくに話してくださって。私が『日焼けしやすい』という話をしたら『いい日焼け止めあるから、明日持ってくるよ』と言って、翌日プレゼントしてくださったんです！ 映画の中でも前田さん演じる栄さんにお化粧品を借りるシーンがあって、そことシンクロしているようでより嬉しかったです。嬉しすぎて、いただいた時の袋も大事にとってあります」
細田「演技の面ではもちろんですが、カメラが回っていないところでも支えていただきましたね」
町田くんのことは、何ひとつわからなかったです（細田）
——この映画のキーポイントとして「わからない」という感情が挙げられますが、演じる上で「わからない」と思うことや、逆に役柄との共通点はありましたか？
細田「僕が演じた町田くんに関しては……何一つわからなくて（笑）、役作りも苦労しました。だから共通点は……何かありました？（隣にいる関水さんに）」
関水「町田くんと細田くんの共通点……あ！ 韓国で流行っている“指ハート”ってあるじゃないですか。親指と人差し指でハートを作るポーズ。以前取材中に『このポーズを一緒にやろう』と提案したら、『何それ？』と言われてしまって。町田くんも流行に敏感な人ではないので、そこが共通点かもしれません」
細田「本当に知らなかったんです……（笑）。たしかに、共演者の方から“高校で何が流行ってるの？”と聞かれても答えられないことが多くて。流行も勉強しないと、と初めて感じました」
——リアル町田くんですね！（笑） では細田さんから見て、猪原さんと関水さんの共通点は？
細田「関水さんは、思ったことをストレートに伝えてくれるんです。猪原さんも町田くんに思い切り感情をぶちまけているシーンがあるんですが、自分の想いを素直に伝えられるところは共通しているのかも。変なお世辞とか社交辞令を言わないので、どの発言も嘘じゃないんだな、と信頼できるんです」
関水「いや、さすがに猪原さんみたいな感情の出し方はしないですよ!?（笑）でもあのシーンは、女の子だったらあのもどかしい気持ちに共感していただけるんじゃないかと思います」
細田「僕が演じた町田くんに関しては……何一つわからなくて（笑）、役作りも苦労しました。だから共通点は……何かありました？（隣にいる関水さんに）」
関水「町田くんと細田くんの共通点……あ！ 韓国で流行っている“指ハート”ってあるじゃないですか。親指と人差し指でハートを作るポーズ。以前取材中に『このポーズを一緒にやろう』と提案したら、『何それ？』と言われてしまって。町田くんも流行に敏感な人ではないので、そこが共通点かもしれません」
細田「本当に知らなかったんです……（笑）。たしかに、共演者の方から“高校で何が流行ってるの？”と聞かれても答えられないことが多くて。流行も勉強しないと、と初めて感じました」
——リアル町田くんですね！（笑） では細田さんから見て、猪原さんと関水さんの共通点は？
細田「関水さんは、思ったことをストレートに伝えてくれるんです。猪原さんも町田くんに思い切り感情をぶちまけているシーンがあるんですが、自分の想いを素直に伝えられるところは共通しているのかも。変なお世辞とか社交辞令を言わないので、どの発言も嘘じゃないんだな、と信頼できるんです」
関水「いや、さすがに猪原さんみたいな感情の出し方はしないですよ!?（笑）でもあのシーンは、女の子だったらあのもどかしい気持ちに共感していただけるんじゃないかと思います」
自分にとって『町田くんの世界』は宝物のような存在（関水）
——たしかに、町田くんの優しさには時折「キー！」ってなりますよね（笑）。では最後に、『町田くんの世界』を観て感じてほしいこと、伝えたいことを教えてください。
細田「僕個人としては、この映画のテーマは“一生懸命”なんです。一生懸命やることは大変だけど、その中に必ずある楽しさを見つけていただけたら。そして、町田くんのように誰かに優しくしてみてほしいです。他人に優しくするのは勇気がいるときもありますが、少しでも行動するきっかけになったらうれしいです！……って、なんだか偉そうですかね!?」
——そんなことないですよ！ 町田くんらしくて素敵です。では関水さんは？
関水「この作品は、初めて出させていただいた映画ということもあり、私にとって宝物のような存在。みなさんにとっても、疲れた時や思い悩んだ時に観返したくなるような宝物になったら嬉しいです！」
細田「僕個人としては、この映画のテーマは“一生懸命”なんです。一生懸命やることは大変だけど、その中に必ずある楽しさを見つけていただけたら。そして、町田くんのように誰かに優しくしてみてほしいです。他人に優しくするのは勇気がいるときもありますが、少しでも行動するきっかけになったらうれしいです！……って、なんだか偉そうですかね!?」
——そんなことないですよ！ 町田くんらしくて素敵です。では関水さんは？
関水「この作品は、初めて出させていただいた映画ということもあり、私にとって宝物のような存在。みなさんにとっても、疲れた時や思い悩んだ時に観返したくなるような宝物になったら嬉しいです！」
©2019 映画「町田くんの世界」製作委員会
『町田君の世界』
手塚治虫文化賞新生賞受賞作家・安藤ゆき作品『町田くんの世界』が実写映画化！ 運動も勉強もできないけれど一生懸命な主人公・町田くんと、その優しさに巻き込まれていく人々を、『舟を編む』の石井裕也監督が描く。超新人2人と奇跡の豪華キャストたちによる、まったく新しい日本映画が誕生！
●6／7（金）〜全国公開。
『町田君の世界』
手塚治虫文化賞新生賞受賞作家・安藤ゆき作品『町田くんの世界』が実写映画化！ 運動も勉強もできないけれど一生懸命な主人公・町田くんと、その優しさに巻き込まれていく人々を、『舟を編む』の石井裕也監督が描く。超新人2人と奇跡の豪華キャストたちによる、まったく新しい日本映画が誕生！
●6／7（金）〜全国公開。
ほそだ・かなた●2001年生まれ、東京都出身。小学2年生の時テレビ出演に興味を持ち、芸能の道へ。今までにCM出演や、登場人物の幼少期役を演じるなどの演技経験はあったものの、本作が初主演映画作品となる。現在放送中の連続ドラマW『悪党〜加害者追跡調査〜』（WOWOW）に出演。
せきみず・なぎさ●1998年生まれ、神奈川県出身。第40回ホリプロスカウトキャラバンのファイナリストに選出され、2017年『アクエリアス』のCMでデビュー。映画の出演は本作が初めてとなる。2020年1月10日に映画『カイジ ファイナルゲーム』が公開予定。
取材・文／堀越美香子 撮影／細谷悠美
せきみず・なぎさ●1998年生まれ、神奈川県出身。第40回ホリプロスカウトキャラバンのファイナリストに選出され、2017年『アクエリアス』のCMでデビュー。映画の出演は本作が初めてとなる。2020年1月10日に映画『カイジ ファイナルゲーム』が公開予定。
取材・文／堀越美香子 撮影／細谷悠美
