【蒼井優さん・菊池亜希子さんインタビュー前編】アンジュルム和田彩花さん卒業公演直前!「愛するアーティストのために!」ダブル編集長で挑んだ『アンジュルムック』に大注目!!
女優やモデルとして活躍するほか、卓越したファッションセンスやライフスタイルでも名高い蒼井優さんと菊池亜希子さん。実はこのお二人、公私ともに仲良し&大のアイドルファンであることをご存知でしょうか? そんなお二人が自ら“オタク”と称するほどドハマりしているアイドルグループこそが、ハロー!プロジェクトに所属する「アンジュルム」。
その熱量たるや、5/24に発売されたグループ初のアーティストブック『アンジュルムック』の編集長を直々に務めるほど。しかも、すでに重版に次ぐ重版で絶賛爆売れ中なんです! DAILY MOREでは、本に込められた情熱や想いを伺うべく、特別インタビューを申し込んだところ、「アンジュルムのためなら!」と、こころよく応じてくださいました♡
その熱量たるや、5/24に発売されたグループ初のアーティストブック『アンジュルムック』の編集長を直々に務めるほど。しかも、すでに重版に次ぐ重版で絶賛爆売れ中なんです! DAILY MOREでは、本に込められた情熱や想いを伺うべく、特別インタビューを申し込んだところ、「アンジュルムのためなら!」と、こころよく応じてくださいました♡
「『アンジュルムック』を作ることになったのは、グループの主要メンバーの卒業がきっかけでした」
------ ダブル編集長を務めたおふたりが、それぞれ「アンジュルム」に夢中になったきっかけをお教えください。実は2019年MORE3月号でも、菊池さんには『今宵、「ハロプロ女子会」してみました。』という特集でお世話になっているんですよね。その際伺ったお話によると、菊池さんが蒼井さんにハロー!プロジェクト(※通称ハロプロ)をオススメしたとのことですが……。
菊池:はい。私はもともとつんく♂さんが作るサウンドが好きで、学生時代から「モーニング娘。」やハロプロに所属する全グループを応援しているんです。かねてから優ちゃんにはハロプロの話をしていたんですが、ある日、我が家へ遊びに来た優ちゃんがハロプロのライブDVDに興味を持ってくれたので、私のオススメをいくつか観せてみたんです。
蒼井:あっこちゃんが好きだっていうなら……と思って観てたら、「アンジュルム」のアルバム曲である「カクゴして!」ですっかり心を奪われてしまって。リーダーの和田彩花さんが、ラストフレーズを歌いながらウィンクして指鉄砲する振り付けがあるんですけど、それがもう可愛くて可愛くて……。まさに、胸を“バキューンッ”と撃ち抜かれた気分!
菊池:それからYouTubeにあるミュージックビデオも全部観て、どんどんハマっていったみたいで(笑)。共通の友人たちとハロプロの話をするLINEグループがあるんですが、今では優ちゃんが誰よりも早く「アンジュルム」の新情報をトークルームに投下してますよ。
------ 急転直下のハマりっぷりですね(笑)。蒼井さんはその後、ご自身がナビゲーターを務めるテレビ番組『このマンガがすごい!』(テレビ東京系・テレビ25)のオープニングテーマに「アンジュルム」の楽曲をリクエスト。さらに、コラボしたダンスシーンを番組内で披露するなど、「アンジュルム」の大ファンであることがどんどん話題になっていきましたね。
蒼井:いろんな番組やラジオでたびたび「アンジュルム」への愛を語っていたことを、ハロプロの事務所の方が知ってらしたそうで。それで、今回、6/18(火)にリーダーの和田彩花さんが卒業するに際し、「その前にアンジュルムと一緒に何かやりませんか」というお話を集英社の編集さん経由でいただいたんです。
------ それが、今回の『アンジュルムック』を作るという企画だったのでしょうか?
蒼井:最初はおそらく、雑誌の中ページで対談するとか1コーナーだったのだと思います。でも、私にとって彼女たち(アンジュルム)に関わるのって、すごく大きなことなんです。グループの前身である「スマイレージ」時代からリーダーを務めてきた和田さんの卒業前という大事なタイミングに関わらせていただく以上、「アンジュルム」の魅力をたくさん伝えたいし、アンジュルム愛をいっぱい詰め込みたくて。せっかくなら……と、自分主導でいろんなことがしたくて編集長としてすべてに関わる形を提案させてもらいました。
菊池:本を作ることが決まって、優ちゃんから「あっこちゃん、一緒にやろう!」と連絡がきたときは驚きました。私は普段から書籍やムック本の製作に携わっていますが、ハロプロメンバーと会うために本を作るなど内部的な関わりを持とうと思ったことはないし、ただ彼女たちを応援するだけのハロオタ(ハロプロオタク)でしたから……。でも、和田さん卒業前ということもあり、優ちゃんの想いも十分に伝わってきたので引き受けました。やるからには彼女たちの魅力を伝え切らないと、という責任感と使命感のもと、ふたりで全力で取り組みましたよ!
菊池:はい。私はもともとつんく♂さんが作るサウンドが好きで、学生時代から「モーニング娘。」やハロプロに所属する全グループを応援しているんです。かねてから優ちゃんにはハロプロの話をしていたんですが、ある日、我が家へ遊びに来た優ちゃんがハロプロのライブDVDに興味を持ってくれたので、私のオススメをいくつか観せてみたんです。
蒼井:あっこちゃんが好きだっていうなら……と思って観てたら、「アンジュルム」のアルバム曲である「カクゴして!」ですっかり心を奪われてしまって。リーダーの和田彩花さんが、ラストフレーズを歌いながらウィンクして指鉄砲する振り付けがあるんですけど、それがもう可愛くて可愛くて……。まさに、胸を“バキューンッ”と撃ち抜かれた気分!
菊池:それからYouTubeにあるミュージックビデオも全部観て、どんどんハマっていったみたいで(笑)。共通の友人たちとハロプロの話をするLINEグループがあるんですが、今では優ちゃんが誰よりも早く「アンジュルム」の新情報をトークルームに投下してますよ。
------ 急転直下のハマりっぷりですね(笑)。蒼井さんはその後、ご自身がナビゲーターを務めるテレビ番組『このマンガがすごい!』(テレビ東京系・テレビ25)のオープニングテーマに「アンジュルム」の楽曲をリクエスト。さらに、コラボしたダンスシーンを番組内で披露するなど、「アンジュルム」の大ファンであることがどんどん話題になっていきましたね。
蒼井:いろんな番組やラジオでたびたび「アンジュルム」への愛を語っていたことを、ハロプロの事務所の方が知ってらしたそうで。それで、今回、6/18(火)にリーダーの和田彩花さんが卒業するに際し、「その前にアンジュルムと一緒に何かやりませんか」というお話を集英社の編集さん経由でいただいたんです。
------ それが、今回の『アンジュルムック』を作るという企画だったのでしょうか?
蒼井:最初はおそらく、雑誌の中ページで対談するとか1コーナーだったのだと思います。でも、私にとって彼女たち(アンジュルム)に関わるのって、すごく大きなことなんです。グループの前身である「スマイレージ」時代からリーダーを務めてきた和田さんの卒業前という大事なタイミングに関わらせていただく以上、「アンジュルム」の魅力をたくさん伝えたいし、アンジュルム愛をいっぱい詰め込みたくて。せっかくなら……と、自分主導でいろんなことがしたくて編集長としてすべてに関わる形を提案させてもらいました。
菊池:本を作ることが決まって、優ちゃんから「あっこちゃん、一緒にやろう!」と連絡がきたときは驚きました。私は普段から書籍やムック本の製作に携わっていますが、ハロプロメンバーと会うために本を作るなど内部的な関わりを持とうと思ったことはないし、ただ彼女たちを応援するだけのハロオタ(ハロプロオタク)でしたから……。でも、和田さん卒業前ということもあり、優ちゃんの想いも十分に伝わってきたので引き受けました。やるからには彼女たちの魅力を伝え切らないと、という責任感と使命感のもと、ふたりで全力で取り組みましたよ!
「やるからには本気で。ファンの人にも、それ以外の人にも、すべての世代に通じる可愛さを追求」
------ 本の内容は、曲のフレーズをイメージした都内ロケや、メンバーそれぞれのソロカットなど、様々なシーンを撮影していますね。全編を通してこだわったことは何ですか?
菊池:こちらが一方的にプロデュースするのではなく、すべての撮影をメンバー発信でおこなったことですね。大まかな企画はこちらで用意していたのですが、事前にメンバーのみなさんに何をやりたいかをアンケートでお聞きしたんです。
蒼井:私たちの熱意が伝わるのはこれだ!……と、手書きの質問アンケートを送って書いてもらいました(笑)。戻ってきた回答をもとに企画を練り直して、本人たちとも話し合いをして、メンバーが納得のいく内容にしたいというのがこだわりでした。
菊池:通常、写真集などは1人のカメラマンの方に撮ってもらうことが多いかと思います。でも、この本では各ページそれぞれに意図があったので、「これはあの人に撮ってほしい」というビジョンが私と優ちゃんの中にあり、企画ごとにカメラマンを変えています。
蒼井:本に関わっていただいたスタッフのみなさんは、私たちが今までお世話になった方々でもあって。「この人をあのメンバーと出会わせたい」、「このカメラマンさんが撮る彼女たちが見たい」という気持ちもありました。それが彼女たちの未来につながる、良い縁になることを願ってもいます……!
------ 「アンジュルム」のためになることならどんな手間も惜しまない、素晴らしい編集者目線とオタク目線! あくまでメンバーファーストな撮影だったんですね。今回の本の中の、「トリコロールな彼女たち」という企画は、ご自身たちの撮影経験を生かしたファッション企画のようにお見受けしました。このページにはどんな想いが込められているのでしょう?
菊池:そうですね、本の中でいちばん写真集っぽいというか、ファッション誌っぽいページに仕上がったかなと。「アンジュルム」っておしゃれで流行りに敏感なメンバーが多いんですが、だからといってトレンドの服を着て撮影すると“流行の消費”として見られてしまうんじゃないかという不安が拭えなくて……。私たちは「アンジュルム」の輝き続ける魅力を伝えたいわけですから、たとえばこの写真が40年前の雑誌に載っていたとしても、今から30年後に見たとしても、時代を超えて変わらない可愛さにしたいなと思ったんです!
蒼井:それで、いろんな世代の人にときめいてもらえる“普遍的な女の子の可愛さ”を表現するために、いつの時代も愛され続けているトリコロールのコーディネートに決めました。それが結果的に……、ふふふ、すっごく可愛かった! そんな普遍的な可愛さがありながら、それとは別に、本人たちの私服&私物ページの「偏愛アイテム」企画を入れることで、メンバーのパーソナリティーにも切り込む構成になっています。
菊池:パーソナリティーという意味では、「あの子のチャームポイント」というビューティ企画にも注目してほしいです。メンバーのアンケートと本人の希望を照らし合わせ、12人12色の可愛さを引き出しています。
蒼井:自分がコンプレックスに感じているパーツでも、他人からはそこが好きと言ってもらえることがある。自分のチャームポイントって大人になれば理解できるけれど、若いころはなかなか分からなかったりしますよね。12人のメンバーそれぞれが選ぶ、各メンバーのチャームポイントにフィーチャーし、「今の彼女たちをベストに撮りたい」という想いで撮影しました!
------ DAILY MOREにて同時公開中の「インタビュー後編」も今すぐチェック!!!!
菊池:こちらが一方的にプロデュースするのではなく、すべての撮影をメンバー発信でおこなったことですね。大まかな企画はこちらで用意していたのですが、事前にメンバーのみなさんに何をやりたいかをアンケートでお聞きしたんです。
蒼井:私たちの熱意が伝わるのはこれだ!……と、手書きの質問アンケートを送って書いてもらいました(笑)。戻ってきた回答をもとに企画を練り直して、本人たちとも話し合いをして、メンバーが納得のいく内容にしたいというのがこだわりでした。
菊池:通常、写真集などは1人のカメラマンの方に撮ってもらうことが多いかと思います。でも、この本では各ページそれぞれに意図があったので、「これはあの人に撮ってほしい」というビジョンが私と優ちゃんの中にあり、企画ごとにカメラマンを変えています。
蒼井:本に関わっていただいたスタッフのみなさんは、私たちが今までお世話になった方々でもあって。「この人をあのメンバーと出会わせたい」、「このカメラマンさんが撮る彼女たちが見たい」という気持ちもありました。それが彼女たちの未来につながる、良い縁になることを願ってもいます……!
------ 「アンジュルム」のためになることならどんな手間も惜しまない、素晴らしい編集者目線とオタク目線! あくまでメンバーファーストな撮影だったんですね。今回の本の中の、「トリコロールな彼女たち」という企画は、ご自身たちの撮影経験を生かしたファッション企画のようにお見受けしました。このページにはどんな想いが込められているのでしょう?
菊池:そうですね、本の中でいちばん写真集っぽいというか、ファッション誌っぽいページに仕上がったかなと。「アンジュルム」っておしゃれで流行りに敏感なメンバーが多いんですが、だからといってトレンドの服を着て撮影すると“流行の消費”として見られてしまうんじゃないかという不安が拭えなくて……。私たちは「アンジュルム」の輝き続ける魅力を伝えたいわけですから、たとえばこの写真が40年前の雑誌に載っていたとしても、今から30年後に見たとしても、時代を超えて変わらない可愛さにしたいなと思ったんです!
蒼井:それで、いろんな世代の人にときめいてもらえる“普遍的な女の子の可愛さ”を表現するために、いつの時代も愛され続けているトリコロールのコーディネートに決めました。それが結果的に……、ふふふ、すっごく可愛かった! そんな普遍的な可愛さがありながら、それとは別に、本人たちの私服&私物ページの「偏愛アイテム」企画を入れることで、メンバーのパーソナリティーにも切り込む構成になっています。
菊池:パーソナリティーという意味では、「あの子のチャームポイント」というビューティ企画にも注目してほしいです。メンバーのアンケートと本人の希望を照らし合わせ、12人12色の可愛さを引き出しています。
蒼井:自分がコンプレックスに感じているパーツでも、他人からはそこが好きと言ってもらえることがある。自分のチャームポイントって大人になれば理解できるけれど、若いころはなかなか分からなかったりしますよね。12人のメンバーそれぞれが選ぶ、各メンバーのチャームポイントにフィーチャーし、「今の彼女たちをベストに撮りたい」という想いで撮影しました!
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『アンジュルムック』大好評発売中!
プロフィール
■蒼井優(あおい・ゆう)/女優。2001年『リリイ・シュシュのすべて』で映画デビュー。映画『フラガール』で「第30回日本アカデミー賞」最優秀助演女優賞・新人俳優賞、映画『彼女がその名を知らない鳥』で、「第41回日本アカデミー賞」最優秀主演女優賞など、映画、舞台をはじめ多方面で活躍。文化庁の2018年度「芸術選奨」新人賞を受賞。現在、主演映画『長いお別れ』が公開中。
■菊池亜希子(きくち・あきこ)/モデル、女優。 モデルとして確固たる地位を築くとともに、映画やドラマ、舞台、CMでも活躍。また、自身が編集長を務めた書籍『菊池亜希子ムックマッシュ』ではシリーズ10作の累計が43万部の 大ヒットを記録。そのほかの著書には、『みちくさ』『好きよ、喫茶店』シリーズなどがある。毎週土曜5:30~6:00にオンエア中のラジオ番組「Be Style」(TBSラジオ)にてパーソナリティを務めている。
公式インスタグラム kikuchiakiko_official
■アンジュルム/2009年、4人組ユニット「スマイレージ」として結成。同年「第52回日本レコード大賞」最優秀新人賞を受賞。2014年10月からは3期メンバーの加入とグループ名変更を発表、「アンジュルム」となる。現在は12名で活動し、12人体制最後のツアーとなる「アンジュルムコンサートツアー 2019春 ~輪廻転生~」を開催するほか、最新CDシングル「恋はアッチャアッチャ/夢見た15年(フィフティーン)」、CDアルバム「輪廻転生~ANGERME Past, Present & Future~」が発売中。6/18の日本武道館公演をもって、グループ唯一の初期メンバーであり、リーダーの 和田彩花が卒業する。
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公式インスタグラム angerme_official
■蒼井優(あおい・ゆう)/女優。2001年『リリイ・シュシュのすべて』で映画デビュー。映画『フラガール』で「第30回日本アカデミー賞」最優秀助演女優賞・新人俳優賞、映画『彼女がその名を知らない鳥』で、「第41回日本アカデミー賞」最優秀主演女優賞など、映画、舞台をはじめ多方面で活躍。文化庁の2018年度「芸術選奨」新人賞を受賞。現在、主演映画『長いお別れ』が公開中。
■菊池亜希子(きくち・あきこ)/モデル、女優。 モデルとして確固たる地位を築くとともに、映画やドラマ、舞台、CMでも活躍。また、自身が編集長を務めた書籍『菊池亜希子ムックマッシュ』ではシリーズ10作の累計が43万部の 大ヒットを記録。そのほかの著書には、『みちくさ』『好きよ、喫茶店』シリーズなどがある。毎週土曜5:30~6:00にオンエア中のラジオ番組「Be Style」(TBSラジオ)にてパーソナリティを務めている。
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■アンジュルム/2009年、4人組ユニット「スマイレージ」として結成。同年「第52回日本レコード大賞」最優秀新人賞を受賞。2014年10月からは3期メンバーの加入とグループ名変更を発表、「アンジュルム」となる。現在は12名で活動し、12人体制最後のツアーとなる「アンジュルムコンサートツアー 2019春 ~輪廻転生~」を開催するほか、最新CDシングル「恋はアッチャアッチャ/夢見た15年(フィフティーン)」、CDアルバム「輪廻転生~ANGERME Past, Present & Future~」が発売中。6/18の日本武道館公演をもって、グループ唯一の初期メンバーであり、リーダーの 和田彩花が卒業する。
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取材・文/井上ハナエ 撮影/藤澤由加