2021年MORE5月号掲載企画から、インタビュー記事をお届けします。
MORE4月号インタビュー企画。OWVのメンバー浦野秀太、佐野文哉、本田康祐、中川勝就が正面を向いて横に並んでいる様子
おうぶ●2020年9月に、『UBA UBA』にてCDデビュー。グループ名は、“Our only Way to get Victory”の略で、唯一無二のグループとなり、世界で勝利をつかむという決意がこめられている。ファンの愛称は“QWV”(キュウブ)。(右から)浦野秀太、佐野文哉、本田康祐、中川勝就

どんな時も最後は、笑いが巻き起こるのがOWVっぽさ。でも、新曲は“カッコいい”オンリー。

日本最大級のオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』の元練習生4名によるボーイズグループ・OWVが、3rdシングル『Roar』をリリースした。

本田 タイトル曲『Roar』は、野生×貴公子=“野公子”がコンセプト。相反するふたつのイメージを融合させることで、OWVの新たな一面を見せることができたと思います。

中川 サビに入る前の拳銃をセットする音やライオンの吠える声とか、細部まで凝ったカッコいい曲だよね。歌詞も、夢を追う人の背中を押すようなフレーズが多いから、落ち込んだ時や勇気が欲しい時に聴いて、元気になってもらえたらうれしいなぁ。

浦野 振付けも、どう猛なライオンを連想させる動作がちりばめられていて迫力を感じるでき上がりだよね。ダイエット向きの、運動量半端ないダンスです。めっちゃ汗かく!

佐野 僕はメンバーの背中を飛び越えるというアクロバットな振付けがあって、そこはMV撮影のギリギリまで調整していました。ちなみに、秀太は今回、自分の中の野性的な部分を出す練習をどうやったんだっけ?

浦野 それはですねぇ、実際にライオンのお食事中動画を観たり、実家でお肉を出してもらう回数を増やしてもらうことで習得しました!
唯一無二の存在を目指すというOWVの強い決意をつづった今作。そこで、メンバーそれぞれの“オンリーワン”な魅力を聞いた。

浦野 康祐くんは少年の心を忘れていないところ。小さい頃に好きだったカプセルトイやシール集めを今も楽しそうにしてるところが可愛い〜!

中川 あと、僕らの音楽のスパイスとなっている特徴的な歌声だね。文哉は、人一倍強いハングリー精神! ダンスや見せ方、何ごとにも追求心がすごくて、OWVのエンジンです。

本田 大食い&早食いもね!! 弁当を水を飲む勢いで3つも食べる!

佐野 仕事ができる人は、ご飯を食べるのが早いらしいよ。勝くんは、低音から高音まで出る歌声。ラップもヴォーカルもできるオールラウンダー。

本田 じゃあ、これで出そろったね。

浦野 こら! いじらせキャラの僕がいるよ。この間もダフト・パンクの動画を観た時にいじらせてあげたし。

佐野 素晴らしい動画を観ていたのに、いつの間にか秀太いじりになり観終る頃には全員で大爆笑だった。

本田 どんな時も、自然と笑いで締めようとしてしまうのが僕ら(笑)。

中川 それは、ムードメーカーの上をいく“ムードクリエイター・秀太”のおかげが大きいね(笑)。

浦野 今後も幸せをお届けします!

OWV 3rdシングル『Roar』

【OWVインタビュー】新曲『Roar』のの画像_2
3rdシングルのコンセプトは“上がる”。表題曲『Roar』、トロピカル調のゆるやかなEDM『Beautiful』、ダンスチューンの『What you waitin' for』と、3タイプの上がる曲を収録。OWVの持つ多面的な魅力を感じて。●3/31発売 通常盤¥1200(ユニバーサル ミュージック)
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撮影/天日恵美子 ヘア&メイク/パク ヨンソン 高根綾佳 取材・原文/海渡理恵 構成/加藤朋子(MORE)