山崎育三郎さんインタビュー「毎日を全速力で過ごしています」
山崎育三郎
「今日はすごくリラックスして本当にプライベート感覚で撮影に臨めました」と話してくれた、ミュージカル界のプリンス・山崎育三郎さん。ジャンルを問わず活躍の幅を広げる彼の“すっぴん”をクローズアップ。
2021年MORE10月号掲載企画から、インタビュー記事をお届けします。
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やまざき・いくさぶろう●1986年1月18日生まれ、東京都出身。ミュージカルを中心に舞台、映像作品など、幅広く活躍。ニューシングル『誰が為』が発売中。収録曲『僕のヒロインになってくれませんか? feat. 3時のヒロイン』も話題。秋には映画『ミュジコフィリア』の公開、11月20日からはIMYプロジェクト初のオリジナル舞台作品『あくと』を上演予定
朝はコーヒーの豆をひく。
山崎さん「僕のルーティンは朝起きたらコーヒーをドリップすること。役者の先輩が教えてくれたコロンビア産のコーヒー豆が香り高くてすごくおいしいんです。それから、一日一回、YouTubeでお笑いを観るのも日課。お笑いは子供の頃から大好きで、DVDだと最近は『リチャードホール』が再ブーム中。もう100万回くらい観てるんですけど、今でもまだ笑えます。アンタッチャブルのザキヤマ(山崎弘也)さんが演じる栗井ムネ男は永遠に飽きないですね。ルームウエアは以前プレゼントでいただいた『ジェラート ピケ』を着ることも。ふわふわで癒されます」
実は、座っていられないタイプ
山崎さん「僕、本当にじっとしていられないタイプなんです。赤ちゃんや子供って、起きた瞬間からうわーって動き回って、夜になるとスイッチが切れたみたいにバンッて寝るじゃないですか。それと同じで、オフの日もダラダラすることはほぼないです。ダラダラすると、疲れちゃうんですよ。だから、どんなに仕事が忙しい間のオフでも予定をぎゅうぎゅうに詰めてしまいます。次にまとまったオフがあったら、キャンプに出かけたいと思っていて。少し前に『キャンピングカーアワード』を受賞して、キャンピングカーを貸していただいているので、今のうちに活用したいんですよね。どこに行こうか思いを膨らませる時間も楽しいです」
ONとOFFがほぼ地続き!?
山崎さん「最近は、NHKの大河ドラマと映画を時間を縫って撮影しながらコンサートの全国ツアーを回って、ラジオのレギュラー番組やテレビのバラエティ番組に出演させていただいて。家に帰ってからは翌日の台本を読み込んだり、歌をどんなふうに表現しようか熟考したりして。毎日を全速力で過ごしながら、現場に行く前、朝6時30分から野球の朝練を組み込むというやりたいことを詰め込んだ生活を送っています。野球はチームの監督として活動をやめるわけにはいかないんですよ。皆さんからはきっとせわしないヤツに映ると思うんですが、僕にはONとOFFが地続きで一分一秒にライブ感のある毎日が合っているみたいです。強いて言えば、子供たちと全力で遊ぶ時間が唯一のOFFかもしれません」
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撮影/柿沼 琉(TRON) ヘア&メイク/松原美穂(Nestation) スタイリスト/百瀬 豪 取材・原文/石橋里奈 構成・企画/芹澤美希(MORE)