ミュージカル『るろうに剣心京都編』小池徹平、黒羽麻璃央、加藤和樹取材会＆フォトコールの模様をお届け！

大人気漫画がミュージカルに。剣心たちが縦横無尽に走る！歌う！戦う！

5月17日（火）から6月24日（金）まで、東京・IHI ステージアラウンド東京にて、ミュージカル『るろうに剣心京都編』が上演されます。

緋村剣心役の小池徹平
幕末の世に最強の刺客”人斬り抜刀斎”としておそれられた緋村剣心。明治維新後は不殺（ころさず）の誓いを立て、流浪人となり刀の峰を刃とした「逆刃刀」を手に静かな暮らしを送っていたが……。

志々雄真実役の黒羽麻璃央
剣心の跡を継ぎ人斬りとなった志々雄は、明治政府の裏切りにあい全身を焼かれ暗殺されかけたことを恨みに、京都の暗黒街で復讐を企てていた……。

十三代目飛天御剣流継承者・比古清十郎役の加藤和樹
志々雄を倒すべく、より強くなる為に剣心は師匠・比古清十郎（加藤和樹）の元を訪れる……。

ミュージカル『るろうに剣心京都編』とは

和月伸宏原作「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-」は、明治時代の日本を舞台に、オリジナルのストーリーでありながら史実を絡ませた剣劇漫画で、1994年から『週刊少年ジャンプ』(集英社刊)にて連載、2017年より『ジャンプSQ.』(集英社刊)にて続編「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚・北海道編-」が連載中の、シリーズ累計発行部数が7200万部を超える大ヒット作品。
これまでに、アニメ、小説、そして、実写映画など様々なメディアで展開されそのたびに大きな話題となってきました。今回は原作の中でも、特に人気の高い“京都編”を、ミュージカル界のトップランナー・小池修一郎が新作として脚本を書き下ろし、日本で唯一の客席が回転する劇場・IHIステージアラウンド東京でミュージカル化！
主人公の緋村剣心を演じるのは今年俳優生活 20 周年を迎える小池徹平。共演には、宿敵・志々雄真実役に黒羽麻璃央、幕府の御庭番衆の元御頭・四乃森蒼紫役に松下優也、志々雄一派の十本刀の一人・瀬田宗次郎役に加藤清史郎、剣心の仲間・相楽左之助役に岐洲匠、志々雄一派の十本刀の一人・本条鎌足役に奥野壮、剣心を支える・神谷薫役に井頭愛海、くノ一の少女・巻町操役に鈴木梨央、志々雄を慕う駒形由美役に伶美うらら、元・新撰組三番隊組長・斎藤一役に山口馬木也、剣心の師匠であり育ての親でもある十三代目飛天御剣流継承者・比古清十郎役に加藤和樹と、若手からベテランまで個性豊かな実力派キャストが顔を揃え、血湧き肉躍る明治剣客活劇浪漫を盛り上げる。

取材会ルポ

5月16日（月）には、ミュージカル『るろうに剣心京都編』の取材会およびフォトコールが行われました。

（左から）加藤和樹、小池徹平、黒羽麻璃央

小池徹平、黒羽麻璃央、加藤和樹が語った作品の魅力

小池「何といっても戦いが非常に多い作品です。原作をできるかぎり再現したかのようなこのステアラ（編集部注：日本で唯一の客席が回転する劇場・IHIステージアラウンド東京）の劇場のよさを生かした殺陣に仕上がっているんじゃないかなという、見どころがたくさん詰まっております。その中でも、緋村剣心というのは戦いを交えながら、優しさ、器の大きさというもので人を受けいれて、新たな“不殺（ころさず）”を誓うのですが、（剣心が）対する相手に道を示してあげたりするのが“なんて優しい男なんだろう”と、演じていて思いますね。僕も剣心の優しさに演じながら救われているところもたくさんあるので。素晴らしい役をやらせていただいて光栄です。（ご自分に共通する部分もあったりするんですか？という質問にたいして）うーん、そうですね、“何かを守るために生きる”ということにたいしては、僕自身もすごく共感するものがあります」

黒羽「舞台上でも、剣心という存在があるから志々雄真実という“悪”が光るというのがあるので、“剣心との戦い”というのは志々雄の中でもこの物語の中でも、一番のクライマックス。そこは大事に大事に、そして勢いよくやっていきたいというふうに思っております」

加藤「（十三代目飛天御剣流継承者・比古清十郎は）剣心の師匠たるゆえの圧倒的な強さというもの、その強さの底が知れないというミステリアスな部分が魅力的かなとは思います。誰もその比古の強さを計れないというか、そこを立ち居振る舞いでいかに見せていくかっていうのは僕の課題です。（演じていて難しかったことはりますか？という質問に）そうですね……、この、マントのさばきですね（笑）。あのー、これ原作ではめちゃくちゃ重いという設定で、まあそれなりの重みは正直あるんですが、これを着ながらの殺陣というのはさばきがけっこう難しいんで、いかに美しく強く力強く舞うような殺陣を見せられるかというのは研究していきたいです」