外の気温に合わせて服を決めたら、室内で暑かったり、凍えたり。前日の気温に合わせたコーデで家を出たら、汗をかいたり寒気がしたり。季節の変わり目や、室内外で寒暖差が大きいと、服装間違えた……となりがち。どんな時でも快適に過ごせるコーデのコツを、人気スタイリストの辻村真理さんに教えてもらいました!
CONTENTS
  1. 【気温にあった服装】冬から春の寒暖差に対応する方法3選
  2. 【気温にあった服装】夏から秋の寒暖差に対応する方法3選
  3. 【気温にあった服装】外は寒い、室内は暑い。真冬の寒暖差に対応する方法3選
  4. 【気温にあった服装】外は暑い、冷房対策もしたい。真夏の寒暖差に対応する方法3選

教えてくれたのは…スタイリスト・辻村真理さん

スタイリスト
辻村真理

『MORE』や『BAILA』など、さまざまなファッション誌で活躍中。トレンドからベーシックまで、幅広いジャンルのコーデを手がける。ワンポイントの個性をきかせたセンスあふれるスタイリングが読者や編集部スタッフから大人気!

【気温にあった服装】冬から春の寒暖差に対応する方法3選

1.スプリングコート+重ね着

スプリングコートにストールを巻いたモデル

「冬から春にかけての時期に重宝するのがスプリングコート。ベーシックなステンカラーなら、レイヤードもしやすいのでおすすめ。中はートルネックをベースに、シャツやワンピースを重ね着するくらいがちょうどいいです。この季節は、春物を取り入れつつも、体温調節のしやすさを意識したレイヤードコーデがカギになります!」―辻村真理さん(以下同)

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2.厚手のニットカーデをアウター代わりに

ニットカーディガンを羽織ったモデル

「コートの中に着ると着ぶくれたり、ボリューム袖がもたついてしまう厚手のニットカーデ。真冬には肌寒く、春になると暑くて、着られる期間が短いという声を耳にするのですが、実は冬から春にかけての時期のはおりにぴったりなんです。ざっくり編みでユニセックス感のあるものや、トラッドな印象に仕上がるチルデンデザインこなれ感が出て可愛い!」

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3.着脱しやすいダウンベストを取り入れる

ダウンベストを羽織ったモデル

「今年の冬豊作だったダウンベストも、寒暖差の激しい時期に大活躍します! カジュアルでアウトドアなイメージが強いダウンベストですが、ボリュームが控えめで、きれいめなデザインのものを選べば、オンの日でもOK。ダウンベストの下には、薄手のニットやワンピースを合わせたら、暖かい日でも過ごしやすいコーデの完成です♪」

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【気温にあった服装】夏から秋の寒暖差に対応する方法3選

1.シアー素材のカーディガンやシャツをはおる

シアー素材のシャツを羽織ったモデル

シアーな素材感のカーディガンやシャツは、いつもの夏コーデにプラスするだけで寒暖差に対応できる万能アイテムです! 見た目も涼やかだし、はおるだけで簡単にしゃれ感が。夏はTシャツやタンクトップに、冬はタートルネックなどに重ねれば、一年中着られるので着回し力も抜群です」―辻村真理さん(以下同)

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2.いつものトップスに+一枚ジレを投入する

ジレを羽織ったモデル

「着ぶくれしないのに、冷え対策ができるジレもおすすめです。カジュアルにもきれいめにも着られて、コーデがぐっと今っぽくなる優れもの! Tシャツやワンピース一枚では肌寒い時、サッとはおってみてください。腰まわりがカバーできて、Iラインもつくってくれるので、スタイルアップが叶うのもうれしいポイントです♪」

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3.サンダルにソックスを重ねる

スポーツサンダルにリブソックスを重ねたモデル

「夏にたくさんはいたサンダルも、ソックスを重ねるだけで初秋の装いに早変わり! 冷えやすい足もとを温めることで、体感温度も上がるはず。メンズっぽいスポーツサンダルには存在感のあるコットンリブソックスを、華奢なヒールサンダルにはシアーソックスやテロッとした素材のソックスを合わせるのがおすすめ」

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【気温にあった服装】外は寒い、室内は暑い。真冬の寒暖差に対応する方法3選

1.地厚の冬本番コート+インナーレイヤード

重ね着の上にコートを羽織ったモデル

「アウターには地厚で暖かいロングコートを選んで、外の寒さ対策はしっかりと。コートの中は軽快に仕上げて、室内での暑さに対応しやすいコーデにするのがポイントです。シャツやカットソーの上にカーディガンやニットベストを重ねたコーデなら、着ぶくれしないし、どこにいても脱ぎ着が簡単で過ごしやすい!」―辻村真理さん(以下同)

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2.厚手のニットの中に映える色のインナーを仕込む

厚手の白いニットの下にオレンジのカットソーを重ねたコーディネートのモデル

「冬の定番、ゆったりとした厚手のニットの下に、一枚でも映えるロンTやカットソー、シャツなどのインナーを仕込んでおきましょう。特に、見た目にも暖かい暖色系がおすすめ! 室内で暑くなったらニットを脱げばOK! 最近はとにかくレイヤードするスタイリングがはやっているので、トレンドも取り入れられて一石二鳥♡」

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3.持ち運び可能な防寒小物を持つ

大判ストールを巻いたモデル

「大判ストールや手袋、パッカブルのインナーダウンなど、軽くてコンパクトな防寒小物をバッグに入れておくのもGOOD。大判ストールは巻くだけじゃなく、肌寒い時のショール代わりに使えますし、手袋はトレンドのロンググローブやアームウォーマーを選べば、しゃれ感も出て可愛いです♪」

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【気温にあった服装】外は暑い、冷房対策もしたい。真夏の寒暖差に対応する方法3選

1.カーディガンやスウェットを肩かけする

Tシャツの上にニットを肩掛けしたモデル

「まず、シンプルなTシャツやワンピースにカーディガンやスウェットを肩かけしてみましょう! 室内が寒い時には上からばさっと着ても可愛いですし、暑い外ではプレーンなコーデをこなれさせてくれワンアイテムになるのでおすすめです♪」―辻村真理さん(以下同)

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2.スカーフやストールをプラス

半袖のポロニットにスカーフを巻いたモデルのコーディネート

「ちょっと寒さを感じた時は、いつものコーデにスカーフやストールをプラスするのもアリ。首もとを温めると全身の血行がよくなり、体温も上がるのだとか。かっちりしたお仕事服にも合わせやすく、しゃれ見えするので、オフィスシーンでの防寒対策にはぴったり! 屋外では、紫外線対策にも一役買ってくれる万能アイテムです!」

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3.吸水速乾機能のインナーウエアを仕込む

吸水速乾機能のあるインナーウェア

「外でたくさん汗をかいて、そのまま室内で冷房の風に当たってしまうと汗冷えしてしまいます。そんな時、汗を吸ってもすぐに乾く、吸水速乾機能のあるインナーウエアを仕込んでおけば快適に過ごせる! 最近は、消臭・抗菌・冷感など高機能なものも多いので、インナーウエアにこだわるのも◎」

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文/MORE編集部