スタイリストも撮影現場で実践。ちょっとしたひと手間で、着映えに差！

シンプルにただ着るだけでもおしゃれな存在感が醸せるトレンチコートだけど、袖のあしらいやベルトの結び方など、仕上げにワンテクを加えるとより一層素敵に見えるんです。今回は、あれこれ考えなくても誰もが“秒”でできて効果絶大な3つのテクニックを紹介します！

テクニック１　[共布ベルト]ガウン風にカジュアルに結ぶ

トレンチコーデのテクニック　ベルトをガウン風に結ぶ

フロントボタンを開けたまま着たトレンチコートの上から、共布ベルトをラフに結ぶだけという簡単さでいて、余裕を感じる佇まいが完成。ポイントは、共布ベルトをベルトループに通さずに、ややハイウエスト位置に設定すること。そして中心ではなく少し横で結ぶこと。”丁寧に、きれいに”より、何も考えずパパッと結んだような”無造作感”がこなれ感に直結します。

テクニック２　[共布ベルト]リボン結びじゃなくて、片結び

トレンチコートベルトを片結びにした写真
テクニック１と同じように、ベルトを結ぶときのコツは“無造作感”。後ろでまとめる場合もリボン結びではなく、こんな片結びがGOOD。イメージは、トレンチコートを着るパリジェンヌのような、作為的じゃないおしゃれさ。初めはコートを着る前に結んでおくのがおすすめ。

テクニック３　[袖]軽くプッシュアップしてインナーをチラリ！

トレンチコートの袖からインナーをちらりと見せた着こなし

ベーシックなトレンチコートなら必ずついている袖口のベルト（カフストラップ）を、いつもより少しだけ絞ってプッシュアップし、インナーの柄や色をのぞかせるというテクニック。一番わかりやすく映えるのは、こんなボーダー柄のトップス。着慣れたベーシックアイテムではあるけれど新鮮に見えるし、コーデ全体にもぐっと深みが生まれます。

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撮影／坂本美穂子　ヘア＆メイク／YUMBOU（ilumini.）　モデル／鈴木友菜　スタイリスト／小林優奈　取材・文／鈴木絵美