【2023最新】ツイードアイテム特集 - 最旬春トレンドでおしゃれを楽しむ! コーデ悩みの解決法も解説
ジャケットやジレなど、この春も人気継続のツイードアイテム。おすすめアイテムやツイードコーデのお悩み解決法などを紹介します!
トレンドのツイードって、どんな素材?
そもそもツイードって何?
羊毛使用のツイードは保温、保湿性が高く、防寒性に優れている生地。手入れをして大切に使えば、3世代にわたって着用し続けることもできるといわれており、風合いの変化までも楽しめるのが魅力。長く使うほどに柔らかくなり、耐久性にも優れているので、自分の体になじませていきたいアイテムという点も人気の理由。
主なツイードの種類は3種類
「ファンシーツイード」は代表的な生地
さまざまなファッションアイテムに取り入れられるのがファンシーツイード。いくつもの意匠糸(ファンシーヤーン)を綾織りした生地で、ユニークな見た目の仕上がりが特徴。意匠糸とはモール糸やラメ糸、輪奈のあるループ糸、テープ状の細い糸などのことで、赤やピンクなどのカラフルな糸で織られるファンシーツイードは、ハイブランドのアイテムにも使用されています。着るだけで華やかな雰囲気になるので、カジュアル好きにもおすすめ。
スコットランド発の「ハリスツイード」
春夏に活躍するのは「サマーツイード」
ツイードジャケット6選
オンもオフも大活躍! 「おしゃれだね」ってほめられる華やぎアイテム
華やぎアウターとして筆頭に挙げられるツイードジャケット。生地感によっては春夏も活躍してくれるツイードは、フォーマルにもカジュアルにも使えるのがうれしいところ。活躍間違いなしのジャケット5選をご紹介します。
カジュアルさが新鮮! 『シテン』
知性とエレガンスが薫るツイードジャケットも、体の泳ぐビッグシルエットとカバーオールデザインならこんなにクリーンな雰囲気に。フリンジ がクラシックなツイード生地にワーク感をプラスし、カジュアルに仕上げられた一着。チェック柄とポップで明るいグリーンカラーは差のつくデザイン。大きめの衿とポケットディテールが今年らしいポイント。
淡いたまごイエローが愛らしい雰囲気の『マイカ アンド ディール』
かっちりした印象になりすぎないようにデザインされた、淡いたまごイエローのノーカラージャケット。表情のあるゴールドボタン使いで、シックな雰囲気に。 旬の短め丈にすることで、スタイリングが重くなりすぎず、スカートにもパンツにも合わせやすいのもうれしいポイント。キレイめな着こなしはもちろん、カーゴパンツなどカジュアルなアイテムと合わせて着くずしても◎。
軽やかな素材感の『レプシィム』
軽やかな着心地でカーディガン感覚ではおれる、ノーカラーのツイードジャケット。 デニムと合わせてラフに着こなすと、かっちりしすぎずこなれた印象に。キレイめなボトムと合わせればきちんと感も出るので、ちょっとしたお出かけやフォーマルな場にもマッチ。
ほどよく上品で使いやすい。『ステートオブマインド』
キラキラしすぎない、ほどよいラメが上品なファンシーツイードで仕立てたジャケット。少しドロップしたショルダーはツイードジャケット特有のかっちり感を払拭してくれて、抜け感をメイク。オケージョンからオフシーンまでこれ一枚で幅広いスタイリングが楽しめる、旬なジャケット。
カジュアルボトムとも好相性! 『ノーク』
ミックスカラーの糸をツイード風にざっくりと編み込んだ、ネイビーベースのノーカラージャケット。 表情のある編地とフリンジが華やかで、ゴールドのボタンがクラス感を演出。 ゆとりのある身幅と長めのレングスはよりこなれた印象に。 キレイめな着こなしはもちろん、デニムなどのカジュアルなアイテムとも相性抜群だから、オンオフどちらにも活躍の予感。
表情豊かなファンシーヤーンが魅力の『ソージュ』
はおるだけでトレンド感を演出してくれる、カーディガン以上ジャケット未満のニットカーディガン。チェーン状に編んだ芯糸にテープ状の糸を巻き込んだ、表情豊かなファンシーヤーンが特徴的。細部にまでこだわった胸もとのパールボタンがアクセントに。ツイード調の編み立てが華やかなアイテムながら、手洗い可能なのもうれしいポイント。
ツイード風カーデ4選
大人可愛いきちんと感だから通勤/休日兼用で使える!
ジャケットよりもラフでカーディガンよりもきちんとした印象のツイード風ニットカーデ。ただカジュアルダウンして着るよりも、コンサバ感を抑えめにしたきれいめな着こなしを目指して!
ゴールドボタンが印象的。『ザ シンゾーン』
ツイードジャケットはオケージョン感があって苦手という人にもワードローブに取り入れやすい、オンオフどちらにも使える華やかなニットカーディガン。表情の違う糸をツイード風に見えるように編んだこだわりの一着は着るだけでコーデがさまになる1着。ゴールドボタンとクルーネックが上品な雰囲気を高めてくれる。
愛らしいデザインの『ノエラ』
大きめのパールボタンが乙女心をくすぐるツイード風カーディガン。凹凸感のある立体的な編地はクラシカルな印象を持ちながら、抜け感のあるディテールと軽やかな素材の組み合わせで心地よく着られる。ボタンを留めれば、プルオーバーとしても着映えするデザイン。どんなボトムとも好相性なコンパクトなサイズ感とVネックがスタイルアップにも一役。
すっきりしたフォルムの『ビス』
いろいろな糸をミックスした編地は一枚で華やかな印象をメイク。さらに、ゴールドのボタンもツイード調生地を引き立てるアクセントに。はおりとしても一枚でもすっきりと着られる絶妙なサイズ感も今っぽさの秘訣。
なじみのいい色合いが◎ 。『アズールバイマウジー』
ベージュ×アイボリーのシンプルな配色は、いつものコーディネートにもサラリとなじむこと間違いなし。ニットとしてもカーディガンとしても、前後2WAYで着用できるところも優秀ポイント。
ツイードミニボトム5選
小柄さんにも着こなしやすい! 大人可愛いミニボトム
大人になるにつれて、「子供っぽく見える」、「コーデがしっくりハマらない」などの理由からミニボトムを敬遠しがち。「子供っぽくならずにミニボトムがはきたい!」というモア読者に朗報! きちんと見えするツイード生地のミニボトムなら、「おしゃれだね」ってほめられること間違いなし。
ブルーが爽やかな『神戸レタス』
立体感のあるツイード使いが特徴のショートパンツ。フロントタック入りでさりげなくウエストまわりをすっきり見せてくれる。今季トレンドのロングブーツと合わせたコーディネートで肌面積を調節するのがおすすめです。ゴールドのボタンがメリハリをプラス。
腰位置アップにも! 『アース ミュージック&エコロジー』
クリーンなオフ白のツイードスカート。ハイウエスト設計だから、腰位置を高く見せてくれて脚長効果も。ぺチパンツつきなので、インナーなしでもOK。同素材のベストとセットアップで着用すれば、こなれ見え確実!後ろはウエストゴム仕様なので着心地も快適。
すっきりとしたヒップまわりの『ブルーレーベル・クレストブリッジ』
華やかなファンシーツイードをブランドアイコンである“クレストブリッジチェック”のミニサイズで織り上げた、ミドル丈のフレアスカート。ヒップまわりはすっきりと、裾まわりにボリュームを出した上品なシルエットが魅力。
ミュールを合わせても可愛い! 『トラディショナル ウェザーウェア』
ヒップポケットにもゴールドボタンを配した、ひざ丈のショートパンツ。光沢を抑えた上品なサマーツィードと、ゴールドボタンがクラシカルな一着。春先はロングブーツでトラッドに、夏はミュールなどを合わせて女っぽくはきこなして。
ハイウエストで脚長効果が! 『アルページュストーリー』
エレガントなムード漂う立体感のあるツイード仕立てのミニボトム。 すっきりとしたタイトなシルエットとゆとりのある裾幅で細見え効果も。脚のラインをまっすぐに見せるセンタープレスやハイウエストもポイント。
ツイードジレ5選
人気急上昇!いつもの服に足すだけで今っぽくなる
今回は王道のツイードジャケットよりも切れ味のよい、ツイードジレをピックアップ。ジレ特有の辛口デザインがツイードの甘さやコンサバさをほどよく抑えてくれるから、シンプルなワンピースやシャツなどのデイリースタイルに組み合わせても気張らず好バランスに♡
コーデの抜け感に『アース ミュージック&エコロジー』
一枚はおるだけでさまになる、ホワイトのツイードジレ。生地端に施されたフリンジデザインはシンプルなニットやカットソーを合わせても、華やかでスタイリングの主役に。春先はトレンチコートの中に着用してちらっとのぞかせれば、コーデに抜け感も。高めの位置につけられた胸ポケットは重心アップ効果もあり。
ベストとしても使える『プラステ』
かぶりでも着用できる、ジレ型ベスト。太番手の糸を使用しており表面には凹凸感が。モノトーン配色のツイードに負けない、大きめのメタルボタンがコーディネート全体を引き締めつつ、シャープな印象。お尻が隠れる着丈だから、気になる腰まわりのカバーも。
上級者っぽさを狙うなら、『ランバン オン ブルー』
立体感のあるフリンジを衿ぐり、アームホール、ポケットにあしらった華やかさのあるツイードジレ 。ジャケット感覚で着られるオールブラックはジレ初心者も取り入れやすい。すっきり見え確実なスクエアネック、肩先をおおうデザインにゆとりのあるオーバーシルエット、ヒップにかかる長めの着丈は細身テーパードパンツやマーメイドスカートとも相性抜群。アームホールにゆとりのあるデザインだから、インはブラウスでもニットでも相性よくスタイリングできる。
さりげない光沢感が目を引く『ストラ』
光沢のある糸とさまざまなカラーの意匠糸を組み合わせた、ファンシーツイード調のジレ。春らしいクリーンなオフ白はオンオフ問わず活躍の予感。微光沢の金ボタンがヴィンテージライクな一着。どんなボトムとも相性抜群な新顔・ミドル丈のジレはこの春一枚は持っておきたいところ。
シーズン問わず活躍する『アダワス』
フリンジをあしらった、4ポケットのVネックジレ 。さらっとした触り心地のサマーツイード生地は清涼感を感じられ、はおるだけで旬顔になれるアイテム。オーバーサイズで、ニットやスウェットの上からでもはおれるよう、ゆとりをもたせたシルエットが特徴的。軽やかなサマーツイードは春から秋まで3シーズンは活躍すること間違いなし。
ツイードアイテムを着る日のお悩み解決【スタイリスト指南】
大注目のツイードアイテム。堅苦しくなりすぎず、コンサバに見えない、ツイードの旬な着こなし方をスタイリスト・小林優奈さんに教えていただきました!
教えてくれたのは、スタイリスト・小林優奈さん
Q.1 ツイードジャケットを着ると老けて見えないか心配
A. ワーク要素のある白のオーバーサイズツイードジャケットがおすすめ!
「2023年のツイードジャケットは、ドロップショルダーでカジュアルなデザインものが多い印象。王道のノーカラーツイードジャケットではなく、今季はほんのりワーク要素の入ったCPOジャケットタイプにも注目! クリーンに着こなすなら、カラーは白がおすすめ。中はタートルネックやカットソーをベースに、ワンピースの上に重ね着するくらいがちょうどいいです」(小林優奈さん、以下同)
生地端に施されたフリンジがカジュアルさを後押し。ボタンの開閉次第でスタイリングの変化も楽しめるアイテム。
ジャケット¥6999/アース ミュージック&エコロジー トーキョー 東京ソラマチ
Q.2 ツイードをカジュアルダウンするのが難しい
A. スカートよりまずはちょい太パンツを
「存在そのものが“クラシカル”なツイードジャケットにさらにキレイめなスカートやパンツを合わせてしまうと、よそゆき感が増し増しに。王道デザインのツイードジャケットは、ローファーやワイドボトムでラフに振りきって肩の力を抜いてみると、今どきの甘辛MIXコーデに着地。ボトムはカジュアルなチノパンやカーゴパンツなどちょい太めなデザインのものを選ぶのがおすすめです」
Q.3 甘めコーデに合わせると令嬢感が出てしまう
A. フレンチシックに着こなしてみて
「ツイード×キレイめアイテムでコーディネートを組んでしまうと、どうしてもクラシカル&レディな印象に仕上がってしまうので、インは甘さのあるデコラブラウスでぐっとキレイめに仕上げつつ、ボトムは相反するカーゴパンツを合わせて、気さくで新鮮なMIXコーデに。ツイード自体に甘めな要素があるので、黒やネイビー、白などベーシックなカラーを選ぶのもコツ。カチューシャや赤いバレエシューズ、さらにかごバッグでフレンチシックに味つけすることもお忘れなく」
Q.4 ジャケットやベストなど、ツイードアイテムは周りとかぶりがち
A. ボトムを選ぶのも今年らしい!
「シーズンを越えて人気が続いているツイード。2023年春夏の展示会では ジャケットやジレに加えて、スカートなどのボトムのバリエーションが増えている印象。周りとかぶりたくないという人は、女らしさが加速するツイードのロングスカートをコーデに取り入れてみるのはいかがでしょうか? いつものワンツーコーデもスカートがツイード生地になるだけでグッと最旬に仕上がりますよ♪ 」
(右)スカート¥24200/Stola. (左)スカート¥10980/Katrin TOKYO
Q.5 合わせる小物選び、正解がわからない
A. 小さめバッグとフラット靴でカジュアルダウンして
「ツイードジャケットの持つきちんと感やクラシカルさは、ともするとほっこりしがち。華奢なバッグやシンプルなぺたんこ靴で、小物は抜け感を意識するのが大人っぽくまとまるコツ。バレエシューズなど華奢な足もとだとキレイにまとまりすぎる可能性もあるので、スポーティなスニーカーなどもぜひ挑戦してほしい組み合わせです」