韓国ブランドのバッグ23選。人気のOSOIなど今欲しい注目モデルが集結
"シンプルなのに都会的"さりげなくおしゃれ"など、私たちの「欲しい」を叶えてくれるデザインがつまっているのが、韓国発ブランドのバッグ。ここ数年で日本に上陸したものもグッと増え、注目を集めています。人気の『OSOI(オソイ)』など今押さえておきたいバッグをチェック!
OSOI(オソイ)
『OSOI(オソイ)』とは?
2016年にスタートした韓国のドメスティックブランド。バッグだけではなく、シューズのバリエーションも豊富。ブランド名の由来は日本語の「遅い」で、「リラックス」「急がない」という意味。「自分たちのペースで進んでいきたい」「アイテムをゆっくりと大切にしていきたい」という想いがこめられています。
【1】肩掛けでちょうどフィット。ソリッドなブラウンバッグ
自立する独特なシェイプ、穴あけのディテールなど『OSOI(オソイ)』らしいウィットに富んだデザイン。ヴィンテージ感のある、不規則なしわ加工が際立つレザー素材も目を引きます。サイドから見るとバッグの入り口フレームが立体的になっていて、360度どこから見ても楽しい。遊び心がしっかりありながら、きれいめなコーデにも合わせられるのもさすが!
【2】ブランドのアイコンライン「BROT」シリーズ
自然な曲線とフレームを使った立体的なあけ口は、サイドから見るとより魅力が増します。実際に持つと太めのストラップもアクセントになっており、シンプルを極めたようなデザインなのに存在感抜群。どんなコーデにも洗練感を出してくれるシルバーは、ひとつあると心強い! ストラップは長さの調整可能。
【3】ぷっくりとした立体感が可愛い!
「BROT」シリーズの特徴、独特なあけ口を引き継いだ新作。まるで手前に折れたようなシェイプとボリューム感のある横長ボディは、持つだけでおしゃれ度をアップさせてくれるはず。ストラップの長さを調整すれば、トートバッグに加えショルダーバッグとしても楽しめます。ベーシックになりがちな黒バッグも、『OSOI(オソイ)』にかかれば"魅せる"おしゃれな黒バッグに。
【4】アンニュイなクリームカラーは大活躍間違いなし!
底面を折り返したデザインは、ほかではなかなかお目にかかれない! 正面から見るとスクエア型、横から見ると三角形になっており、見る角度によってシルエットが変わるのがおもしろい。サイドについたベルトの留め具でストラップの長さを調整可能。すっきりコンパクトですがマチが12cmあるので、荷物をしっかり収納できます。
【5】きれいめなビタミンカラーが、コーデのアクセントに
大きめのベルトが主役。ほのかに光沢のあるレザーを使っており、明るいイエローも相まって爽やかなオーラを放ちます。マチが薄めなので、肩にかけた時軽やかにフィットする使用感もグッド。ベルトディテールはきちんと感と今っぽさ、両方を持ち合わせていて使いやすいはず。ストラップをつけてショルダーバッグにアレンジしてもOK!
担当ライターが語る『OSOI(オソイ)』バッグの魅力
派手な柄もデコラティブなディテールも一切使われていないのに、視線を奪われるのがとにかくすごい! 独創的で、ほんのりモード感もある。ベーシックだけど、遊びはしっかり効いている。いろいろなバランスが緻密に計算されていて、この絶妙な仕上がりに心をグッとつかまれます。ベースはシンプルなので、シーンや服を選ばず使えるのもうれしい。"やりすぎないのに、おしゃれ"を叶えてくれる、今の気分にぴったりのブランドです!
TOUT Y EST(トゥティエ)
『TOUT Y EST(トゥティエ)』とは?
2019年にデビュー。2022年12月に韓国の三清洞にフラッグシップストアをオープン。トラディショナルなアイテムがそろうブランドらしい、古典的な海外建築風の店舗も「おしゃれ」と話題。「TOUT Y EST」はフランス語で「そこにはすべてがある」という意味。熟練の職人たちがひとつひとつ手作りで仕上げており、デザイン性・クオリティともに高いのが特徴。
【6】こなれ感漂うキャメルのスクエアバッグ
どんなテイストにもなじむクラシカルなスクエアバッグは、"質のよさ"や"さりげないディテール"にこだわって選びたい。オイルで仕上げたレザーのツヤ感、ファスナーをしっかり閉じるタックロック金具など、品よく主張するパーツにぜひ注目して。ファスナーが広く開くので、荷物の出し入れがしやすいのもグッド。
【7】ファブリックとレザー、異素材で魅せる黒バッグ
天気を気にせず持てるファブリックと、耐久性がある軽い革ストラップを組み合わせた異素材MIXデザイン。ブランドロゴが刻印されたシルバーのバックルや各素材の質感が、シンプルな黒バッグにメリハリを加えています。底にはプリーツを入れており、収納に応じて柔軟に形を変えるつくり。肩にかけやすいストラップなど、とにかく「使いやすい」がつまったデザイン!
【8】クリーンなスタイルに仕上げる、白ショルダーバッグ
ブランドのシグネチャーモデルのひとつ、端正な四角い形が特徴的なショルダーバッグ。マチ部分が蛇腹になっており、サイドから見るとかなり立体的な構成。ミニマムでムダのないデザインなので、ほのかに光を含んだオイル仕上げのレザーが際立ちます。フラップは両側に開く構造になっており、見た目以上の収納力。
【9】ヴィンテージショップで見つけたような風合いが魅力
シンプルながら目立つよう計算された縦横の比率と、上部に施されたパイプ装飾が特徴の「パラレルバッグ」は、ブランドのシグネチャーアイテム。それを小さいサイズに落としこむことで、より気軽に持てるようアレンジ。ニュアンスのあるレザー加工など、全体的にクラシカル&ヴィンテージなムードが漂います。ストラップは取りはずし可能。
【10】自由に形を変える、貝殻みたいなミニバッグ
綿キャンバス素材をベースに、柔らかい羊革をポイント使った小さめのショッパーバッグ。荷物の量や気分に合わせて、バッグ上部のストリングで自由に形を調節することが可能。キュッと絞ると貝殻のように見えることから、フランス語で貝殻を意味する「coquille(コキー)」と名づけられました。小さいアイテムの保管にぴったりな、取りはずし可能なポーチつき。
担当ライターが語る『TOUT Y EST(トゥティエ)』バッグの魅力
『TOUT Y EST(トゥティエ)』のアイテムは、一見かなりシンプル。角度を変えて見ると、シンプルではあるものの、実は立体的な形だったり、細かいディテールが際立っていたり。見るたびに新しい発見があるので、とても奥深いなと感じます。すでに何年も使いこんだようなヴィンテージ感があるのもひかれる理由のひとつ。また素材選定や制作過程もかなりこだわっているそうで、そんなハイクオリティなバッグをほぼ4万円以下で購入できるのも素晴らしいの一言。今、おしゃれさんを中心にじわじわと注目を集める『TOUT Y EST(トゥティエ)』。今後さらに人気が上がっていくこと間違いなしです!
archivepke(アーカイブエプク)
『archivepke(アーカイブエプク)』とは?
2019年に誕生した、韓国発のシューズ&バッグブランド。ブランド名は、記録を意味する"archive"と、ブランドテーマである"etudes for people with a keen sense"の略称"epke"をつなぎあわせた造語になっています。飾らないありのままの快適さと美しさの共存をコンセプトに、クラシックでエッセンシャルなアイテムを多数展開。2024年3月に日本公式サイトがオープン。
【11】一度見たら忘れられない、アシンメトリーなショルダーバッグ
アンバランスかつ構築的なシルエットでオーラ抜群。ストラップの結び目など、細かいポイントまで際立つデザイン。ツヤ感が美しいので、黒コーデに合わせてもなじみすぎず存在感を放ちます。たっぷり収納できる大きさや体にフィットする長さ調整可能なストラップ、コンパクトに折りたためる仕様など、実用面も申し分なし!
【12】持つと一層可愛い、ユニークな丸みシルエット
ターバンのように結ばれたストラップがデザインの要。ユニークさを際立たせるだけでなく、この結び方次第でストラップの長さやバッグの形をカスタマイズすることが可能に。コンパクトな見た目以上にたっぷり入る収納力も魅力! アイボリーのようなクリームカラーは、コーディネートに柔らかさを加えます。内側は丈夫なキャンバス仕上げ。
【13】シンプルを極めた2WAYバッグ
曲線が美しいフォルムやシームレスになった切り替えデザインなど、さりげないポイントで個性を主張したシグネチャーバッグ。派手なディテールをすべてそぎ落とすことで、洗練されたムードに。ストラップの長さを変えて肩掛けバッグとしても使える2WAYです。内側はアイボリーのコットンキャンバスになっており、全体的に透明感、抜け感あり。
【14】ひとつひとつの要素が輝くマイクロバッグ
卵のようなゴールドロックが際立つミニバッグ。メインバッグとしてはもちろん、サブバッグとして、アクセサリーとして……などいろいろな使い方が楽しめます。小さいながらも内部のスペースを大きめにとっており、小物の収納に便利。後ろのポケットにはカードを入れることも可能。キャンバス素材を黒レザーで縁取ったデザインは、どこかクラシカルなムードを醸します。
【15】貝殻のような、立体的なショルダーバッグ
ハードなフレームと柔らかいクッション素材のボディを掛け算。すべて同色ながら印象的なのは、個性的な形に加えて全体的にメリハリが効いているから! アンティーク感のある落ち着いたゴールドは、どんなテイスト、アイテムにもなじみ使いやすさも◎。フレーム内部にはマグネットが内蔵されており、開閉がスムーズなのもうれしい。
担当ライターが語る『アーカイブエプク』バッグの魅力
基本柄ものはなく、切り替えやステッチ、結び目などのディテールでリズムをつけたデザインが多数。シンプルなのに印象に残るものばかりで、一点取り入れるだけで"おしゃれさん"な雰囲気になれるのがすごい! カラーアイテムの発色も優しく温かみのあるものが多いので、どんなテイストの人も使いやすいはず。どれもひとクセ効いた、都会的なデザインなのに、ほぼ5万円以下で買える価格設定もうれしいかぎり。見れば見るほど、詳しく知れば知るほど素敵に見えるものばかりで、まさに「沼」なブランドかもしれません。
J.ESTINA(ジェイエスティーナ)
『J.ESTINA(ジェイエスティーナ)』とは?
2003年にジュエリーブランドとして誕生。バッグラインは2011年よりスタート。プリンセスのライフスタイルからインスピレーションを得ており、華やかで女性らしいアイテムを多数展開。現在のイメージモデルは、韓国で「国民の妹」と呼ばれ多くの人に愛されているアーティスト「IU」。韓国では20~30代の女性をメインに人気を集めており、日本には2024年5月に初上陸。
【16】品よく華やか。大人のためのショルダーバッグ
ゆるやかにラウンドしたシルエット、上品なクリームホワイト、ゴールドの金具など、全体的に大人きれいな印象。ブランドイニシャル「J」を2つ組み合わせたハードウェアがより美人感を高めます。耐久性に優れたエンボス加工の牛革、軽量化されたチェーンなど、使いやすさも魅力です。ハンドバッグ、肩掛け、斜め掛け、といろいろな持ち方にアレンジ可能。
【17】美人オーラ抜群。お仕事にもぴったり!
カジュアルな印象のキャンバス素材をベースにしつつ、直線的なシルエットやレザーディテールを組み合わせることで"きれいめカジュアル"が完成。どこかクラシカルなムードも漂います。ビジネスシーンはもちろん、ラフコーデにあえて合わせるのも素敵。ストラップは取りはずし可能なので、服やシーンに合わせて持ち方を変えてみて。
【18】Y2Kムード漂うシルバーのホーボーバッグ
体にフィットするホーボー型やシャーリングでボリュームを出したデザインなど、トレンド感のあるデザイン。耐久性のある紙のような質感の素材を使っており、独特のニュアンスが楽しめます。収納力があり軽量なのもうれしい! メタルパーツまですべてシルバーで統一されていながらも、単調にならず華やかな印象に。
【19】ヘビロテ必至の黒いミニショルダーもスタンバイ
半月型のボディとスクエア型のフラップが組み合わさった、ミニマムなショルダーバッグ。シンプルな構成だからこそ、ゴールドのハードウェアが際立ちます。グレーのワイドストラップもついており、シーンに合わせてつけかえることが可能。黒ストラップだと上品に、ワイドストラップだと少しラフな印象に変化します。
担当ライターが語る『ジェイエスティーナ』バッグの魅力
正統派きれいめで、でもコンサバすぎず今っぽい。大人女性にぴったりのブランドが『ジェイエスティーナ』です。女性らしさ、大人の可愛さをベースにしたデザインばかりなので、ラフなバッグでもくだけすぎないのがポイント。持つだけで"きれいなお姉さん"感が出せる、美人バッグがそろっています。もちろんカジュアルなコーデにも相性◎。ブランドイニシャルをモチーフにしたハードウェアもキャッチーで、ポイントになってくれること間違いなし!
STAND OIL(スタンドオイル)
『STAND OIL(スタンドオイル)』とは?
2018年に設立以来、韓国の若い世代を中心に熱狂的な支持を集める人気ブランド。「日常に自然に溶け込むデイリーバッグ」をキーワードに、ライフスタイルに楽しさとインスピレーションを与えるアイテムを提案。日本では2023年に公式オンラインストアをオープン。その後百貨店のポップアップを開催するなど活動の幅を広げています。ユナイテッドアローズ、ジャーナルスタンダードなど大手セレクトショップにも置かれる、注目のブランド!
【20】レトロな曲線シルエットにやみつき
横長シルエット、長めのショルダーハンドル、ポケットディテールなど、今っぽいキャッチーさがつまった黒バッグ。コンパクトながら小さすぎず、荷物もしっかり入るちょうどいいサイズ感。ヴィーガンレザーのツヤ感が美しく、黒一色でも表情豊か。
【21】深みのあるブラウンで、クラシカルな装いに
アクセントはステッチと、正面下に入った小さなロゴのみ。ディテールをそぎ落としたスクエア型で、とことんシンプルなのに目を引くバランスがすごい! 肩がけとしてはもちろん、ハンドルに腕を通してクラッチバッグ風に持つのもおすすめ。入口はマグネットになっており、開け閉めしやすいのもうれしい。
【22】優しいクリームカラーなら、大きめサイズでも抜け感◎
ストラップの長さ次第で、斜めがけ、肩がけなど持ち方のアレンジが可能。ナチュラルシェイプのボディに、同色のポケットが複数ついた構成が今っぽい。大きめサイズで収納力も申し分なし! ワークっぽい雰囲気を持っているので、大人カジュアルなコーデが多い人におすすめ。
【23】細かいディテールやシェイプで差をつけるミニバッグ
その名のとおり、バターを連想させるような可愛らしいバケット型。上部分は直線、下部分は横から見ると丸みを帯びた形になっており、360度どこから見ても美しい。ストラップのひもは、余った部分を垂らしてもおしゃれにキマります。小脇に抱えられるちょうどいいサイズ感で、使い勝手抜群!
担当ライターが語る『スタンドオイル』バッグの魅力
「日常に溶け込むデイリーバッグ」というコンセプトが、まさに! という印象です。今回紹介したアイテム以外も、基本はシンプルで主張しすぎないデザインが多め。だからどんなシーン、コーディネートにもマッチします。とはいえ存在感がないわけではなく、おしゃれ感はしっかり出してくれるんです。ミニマムかつ洗練されていて、どこかひかれる……『スタンドオイル』にはそんな魅力があります! ヴィーガンレザーにこだわっているのも、今の時代に合っていていいですよね。日本でもジワジワと見かける機会が増えているバッグ。この先人気が上がること間違いなしです!
取材・文/荒井理沙 ※掲載している情報については変更等の可能性があります。メーカーHP等で最新情報をご確認ください。●本文中( )内の数字は、バッグのサイズ(横×縦×マチ)で単位は㎝です。価格は為替の影響でその都度変動があります。
ハイブランドの新作情報などファッション記事を担当しつつ、本人はプチプラが大好物。長年の悩み"腰張り"が目立たない、スタイルアップするコーデが毎日のテーマ。骨格ウェーブ。好きなテイストは女っぽカジュアルと甘モード。趣味はヨガ、漫画、アイドル♡