日差しが気になり始める前には準備しておきたい「日傘」。でも種類がいっぱいあって、どれを選べばいいかわからない! 話題の「完全遮光」やデザイン性などの観点から、気になる日傘のポイントをMORE編集部が徹底解説します♪

日傘が必要なシーズンはいつ?

日傘をバッグから出す

日傘の出番は、実は日差しの強い夏だけではないんです。

そもそも紫外線は一年中地表に降り注いでいて、その量は季節や天候によって日々変わります。気象庁の調べによれば、紫外線の量は3月頃から上昇し始め、6~8月にピークを迎えます。冬場は少ないものの、晴れた日には夏の曇りの日と同程度の紫外線量になることがあるのだとか。

時間帯は10時から14時頃が最も太陽が高くなる時間帯で、紫外線量もピークを迎えます。もちろん朝も夕方も、お肌は紫外線の影響を受け続けます。

さらに、曇りの日でも、晴れた日の半分ほどは紫外線量があるのだそう!
紫外線対策として使うのならば、季節や時間帯、晴れor曇りを問わず日傘を使うのがベスト。しっかりお肌を守っていきましょう!

日傘の選び方・ポイント(遮光率、UVカット率)を解説

日傘をさすところ

肌の老化防止や日焼け対策として使うことの多い日傘。日傘を購入するときに、みなさんも「遮光率」や「UVカット率」といった数値を気にしてチェックしたことがあるのではないでしょうか。

まずは、あらためて基礎知識をおさらいしてみましょう!

遮光率とは?

遮光率というのは、どれくらい光を遮断できるかを示す数値で、遮光率が高ければ高いほど、日差しを和らげて、傘の下に影を作ってくれます。日差しが強い地域や、日陰の少ない場所では、遮光率が高い傘がおすすめ。

UVカット率とは?

UVカット率は、どれくらい紫外線を遮断できるかを示す数値で、UVカット率が高ければ高いほど紫外線カット効果が高くなります。肌の老化防止や日焼け止め対策に、しっかりとした傘が欲しい場合には、UVカット率を確認してみて。
紫外線は、紫外線A波(UVA)とB波(UVB)の2種類があり、A波はシミやたるみの原因に、B波は日焼けの原因になると言われています。どちらが防げる日傘なのかも、購入時に要チェック。

遮熱率とは?

さらに日傘には「遮熱率」が明示されているものもあります。遮熱率とは、どれだけ太陽光に含まれる熱線を遮断できるかを示す数値です。数値が高いほど熱を通しにくく、傘の下の温度上昇を抑える効果が高くなります。夏場は涼しい傘が助かる!

日傘の色は何色が正解?

COKAGE 東レサマーシールドⅡ

一般的に、傘の生地素材が同じであれば、基本的に生地としての遮光効果やUVカット効果は変わりません。しかし遮光か遮熱か、日傘に求める性能によって、色もこだわるとよさそうです。

一般的に白(もしくは薄い色)は光を反射しやすく、黒(もしくは濃い色)は光を吸収しやすい性質があります。外生地が黒であれば、紫外線カット率が高まり、遮光効果も高くなります。外生地が白であれば、光を反射するため、日傘自体の表面温度上昇がゆるやかになり、遮熱効果が期待できます。

また、紫外線対策には、太陽から降り注ぐ光だけではなく、地面やビル壁からの跳ね返りからの反射光も気を付けたほうがいいと言われています。日傘の裏地が黒い色であることが多いのは、この反射光を吸収するため。これにより、反射光による紫外線対策も日傘が果たしてくれます。

最近は、生地素材の性能が高いため、色による差はほとんどないとも言われていますが、気になる人はこだわってみるのもおすすめです。

日傘はどう選ぶ? 各メーカーの特徴は?

日傘にはたくさん種類があって、どれを選んでいいか迷っちゃう……。機能性やカラー、デザイン性など、自分が重視したいポイントをベースに、「自分に合った日傘」を選んでみて♡

機能性重視!『サンバリア100』や東レサマーシールドⅡを使った『COKAGE+』など

サンバリア100

サンバリア100

3段折 moku¥14300/サンバリア100

完全遮光の日傘として人気のある「SUN BARRIER 100(サンバリア100)」。4層構造を持つオリジナルの完全遮光生地は、紫外線も可視光線も、赤外線もすべてカット!

一般的に摩耗してくると傘の生地が薄くなり、遮光率やUVカット率が低下しがちと言われる日傘も、4層構造なので生地が破れない限り、遮光率100%はそのままなんです。

COKAGE+(東レサマーシールドⅡ)

サマーシールド

また、高い遮光性とUVカット、遮熱性を兼ね備えた素材『東レサマーシールドⅡ』を使った日傘も人気! なかでも『COKAGE+』シリーズは“歩く日陰”と称されているほど。晴雨兼用仕様で耐水圧が高く、実は雨傘よりも雨に強い⁉とも言われています。

『COKAGE+』シリーズは種類も豊富で、ワンタッチで開く日傘や、3段にたためるので超コンパクトな日傘など、さまざまなタイプから選べるのもポイント。

芦屋ロサブラン、UVOなど……デザイン・ファッション性で選ぶ!

ウーボ日傘

3段折 フリル ミニ¥7700/ウーボ

毎日使うものだからこそ、デザイン性もとっても大切! 人気ブランド『Rose Blanc(ロサブラン)』や『UVO』の日傘など、機能性ばっちりなうえ、デザインやカラーが豊富なブランドは、日傘選びも楽しくなります。

フリルがついていたり、傘の形が丸みを帯びていたりと、フェミニンなデザインも素敵。持ち手の形や素材などにも注目してみて♡

自分に合った日傘を選んでみて!

ほかにも超軽量や、たたむのが簡単なタイプ、お値段がお手頃なタイプや、風が強い日にも安心して持てるタイプ、アウトドアでも活躍するタイプなど、メーカーごとに個性豊かな日傘が発売されています。

MORE編集部でも、日傘を随時詳しくリサーチ中! ぜひお気に入りの日傘を見つけて、快適な毎日を過ごしてみてくださいね♡

 ※情報は掲載時点のものです。最新情報は公式サイトなどでご確認の上、お買い求めください。

ライター
伊東ししゃも

フリーランスの編集者・ライター。グルメやスイーツ、ライフスタイル系の記事執筆・編集を中心として活動中。元システムエンジニア、プログラマの経験を持つ。二児の母。趣味は料理、SNS、写真を撮ること、美味しいものを食べること。麺類と辛いもの、自分のために買うご褒美スイーツが特に好き。