読者の本音。この秋“本当に”ほしいものって何?

200人アンケートと座談会、みんなの声を聞いたらわかった最高に使える秋服はこれ! おしゃれなことは大前提、そのうえで使えるポイントがそれぞれある……絶対に買うべきアイテムだけを、特別に教えちゃう♡
※モア世代の女性200人にアンケートを実施

何が着たい? どれが使えそう? 秋服にまつわる本音座談会

  • 集められた秋服や資料をもとに、読者代表として働く4人の女子に聞き取り調査。ただ欲しいだけじゃなく、たくさん使えそうな服を厳選してもらいました。 参加してくれたのは……(右から) ●モアハピ部 No.690 Yukaさん 25歳・マスコミ。内勤時と外勤時で服装が異なる職種。両方に応用できるからシンプルなおしゃれが好き。 ●モアハピ部 No.628 かんちゃんさん 29歳・助産師。制服のある職場なので通勤時の服装は自由。だからこそ幼く見えないよう大人っぽいスタイルを模索中。 ●モアハピ部 No.562 しょこたうるすさん 28歳・メーカー。過度な露出以外はNGのない職場環境。カジュアル好きだったけど、最近は少しきれいめにシフト。 ●モアハピ部 No.510 MIYUさん 30歳・財団法人。Tシャツ、デニムはNG。ただし女性が多い職場のせいか、それ以外の流行アイテムに関しては寛大。
  • Yukaさん(以下、Y):真っ先に「使えそう!」と惹かれたのがボウタイブラウス。私は内勤時はカジュアルでデニムでもOK、反対に外勤時はかなりきれいめでジャケット×パンツが基本と、服装の幅が広いんです。でもこのブラウスなら、どちらにも応用できそうだなって思いました。 MIYUさん(以下、M):同じくこのブラウス(写真1)に惹かれました。タイの結び方次第で、印象が変わるのもいいですよね。昔は“ただ可愛い”というだけで飛びついていたけど、最近はこんなふうにシンプルだけどおしゃれで、いろいろな着こなしができて、たくさん使える服に投資したいです。 しょこたうるすさん(以下、S):20代後半になると服を選ぶ基準が変わってきますよね。私は以前はトレンド感重視だったけど、最近はスタイルがよく見えるかどうかが第一条件、だからブラウンのスラックス(写真2)が気になりました。 写真1 2019年10月号 撮影/黄瀬麻衣
  • かんちゃんさん(以下、):締め色で太すぎないシルエットのパンツは美脚に見えますね。それにブラウンはトレンドでもあるから出番が多そう。私は同じくヘビロテできそうだなと、ひとクセあるプリーツスカート(写真3)も買おうと思いました。合わせやすいうえに普通すぎないから、はくだけで気分も上がるはず。 :“普通すぎないこと”も、けっこう大事ですよね。プリーツの幅がランダムになったスカートも気になったんですが、それはみんなと少し差がつきそうだから。女性が多い職場なので、無難な定番服ばかり着ていると先輩とかぶったり、制服みたいに見えるのが心配で……。 :クルーネックのニットとフレアスカートとか、同僚と組み合わせが丸かぶりして気まずい、なんて経験はありますよね(笑)。たしかにデザイン性の高いプリーツスカートなら、その危険を回避できそう。あとはこの白いタートルネックとビッグシャツの重ね着(写真4)も、使えそうじゃないですか? :これ、素敵ですよね。まさにさりげないけどみんなと差がつく感じ。タートルって黒のイメージが強かったけど、白なら新鮮だし暗くなりがちな秋冬のコーデが明るくなりそうなのもいい。 :白は合わない色がないし、華やかだし、定番色ときれい色のいいとこ取りなんですよね。厚手の白タートルは持っているので、今年はこんなふうに重ね着ができるように薄手のタイプを買い足してみたいです。 写真3、4 2019年10月号 撮影/東 京祐
  • :私も! そしてこの着こなしを見て、ビッグシャツも欲しくなりました。実はさっきも手に取ったんですが(写真5)、裾をインすると上品になるし、アウトにすればちょっとカジュアルで、平日にも休日にも着られそう。 :新しく服を買う時、オンオフ着られるかどうかも譲れないポイントですね。私は服装の規定はゆるい職場だからこそ、なるべくどちらでも着られる服を選びたいんです。 :同感です。柄のワンピースとか学生時代は何枚でも欲しいって思っていたけど、今は休日にしか着られないから気合の入るイベントがないと手が伸びない(笑)。ワンピースなら、このノーカラーのシャツドレス(写真6)みたいに、きちんとしたシーンでも着られるものをまずは選びたいです。 :私はワンピの選び方が大人になっていちばん変わったことかも。派手すぎると飽きるし、子供っぽく見えるのもイヤで。着映え力だけじゃなく着回し力もあったほうがコスパもいいし。 :コスパ、気になりますよね。季節の初めに揃えるワードローブは、いつも以上に実用性を重視しちゃいます。今日も可愛いアイテムはいっぱいあったけど、着る場面とか合わせる服が限られるものもあって「これはセールでいいかな」って何度か思ってしまった。 :そうですね。特にアウターはそう感じるものが多かった。ほかのアイテムよりも慎重になってしまうところもあるし……。 :私はそれで紺色のブレザー(写真7)を買おうかなと思いました。制服のある職場の自分にとってジャケットとかブレザーって縁がないものって思っていたんですが、今年はシルエットが大きかったりしてラフな着こなしにも似合いそう。 :デニムとか柄ワンピとも相性がよさそうですよね。もともと好きで会社にも置いてあるけど、オフにも着られるものを新調しようって私も思いました。

ほしい!その1:ボウタイブラウス

本田翼が着る「読者が本当に欲しい秋服」4の画像_1
シンプルだけどおしゃれな人を目指して、最初の一枚はボウタイブラウスにする! さりげなく華やかで、何気ないようで洗練されている。ただ新しいからじゃなく、理想の自分に近づけるから欲しい服。

クラシカルなボウタイブラウスは「仕事の服は女っぽくなるし、休日のカジュアルは大人っぽくなるのがいい」(29歳・メーカー)といった声が多く“まず欲しい”といちばん声が挙がったアイテム。
ブラウス¥22000/スピック&スパン ルミネ新宿店(リト) タンクトップ¥3500/ジーナシス パンツ¥22000/グッドスタンディング(リノ) イヤリング¥1700/ジオン商事(スリーフォータイム)

ほしい!その2:白いタートルニット

本田翼が着る「読者が本当に欲しい秋服」4の画像_2
定番色でもあり、きれいな色でもあるから。白いタートルネック、をまずは買う。“何にでも合う安心感”と“控えめな華やかさ”どちらもある色。いちばん使えるニットだからこそ、いちばんに買う。
「清潔感があって、どんな人と会う時でも自信が持てる」(29歳・法律事務所)ことも人気の理由。
ニット¥19000/TOMORROWLAND シャツ¥12000/AKTE パンツ¥5000/ローリーズファーム スカーフ¥18000/グラストンベリーショールーム(ア ピース オブ シック) イヤリング¥24000/シップス 有楽町店(グリン)

ほしい!その3:ビッグシャツ

本田翼が着る「読者が本当に欲しい秋服」4の画像_3
オンもオフも使える服を常に探しているから。シャツはビッグシャツに更新する。シャツのきちんと感×オーバーサイズのおしゃれ感。アレンジもきかせやすいから“週7”頼もしい服になる。

「シャツだけどコンサバすぎないのがいい」(28歳・銀行)とラインナップに仲間入り。
シャツ¥17200/フレイ アイディー スカート¥7000/ジーナシス バッグ¥49000/メゾン イエナ(ア ヴァケーション) サングラス¥34000/モスコット トウキョウ ブレスレット¥11000/デミルクス ビームス 新宿(ローラ ロンバルディ) リング¥4500/ココシュニック オンキッチュ 新宿マルイ店

ほしい!その4:紺色のブレザー

本田翼が着る「読者が本当に欲しい秋服」4の画像_4
何着も買えないから、いちばん実用的に選ぶ。アウターは紺色ブレザーを! 「来年も使えるかな?」なんて心配になる一着なら買えない。間違いのないこの一着にこそ、投資価値がある!

「トレンチには飽きてきたけど、アウターで冒険はしたくないからちょうどいい」(29歳・派遣)という意見が多数。
ジャケット¥22000/ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング 渋谷マークシティ店(ブラクトメント) ワンピース¥60000/ブランドニュース(シー ニュー ヨーク) 靴¥44000/フラッパーズ(ネブローニ) バングル¥13000/グラストンベリーショールーム(スチュードベーカーメタルズ) 帽子¥990/GU
撮影/金谷章平(モデル) 加藤ゆき(モアハピ部) ヘア&メイク/林 由香里(ROI) モデル/本田 翼 スタイリスト/石上美津江