そろそろ長く愛せる名品アイテムが欲しい……。そんなaround27歳の気持ちに寄り添う3つのHintを、スタイリストの高野麻子さんが教えてくれました❤ ティーン誌からMOREまで幅広く活躍している高野さんだからこそのリアルなHIGHアイテム使いは、まさに今知りたいおしゃれのこと。

白T+デニムをもっと素敵にする "一点モノのヴィンテージシャツ"

スタイリスト高野さんが around27の画像_1

「ヴィンテージにお金をかけるって贅沢なことですよね。でも、ヴィンテージが持つこなれ感や人とかぶらない個性って、シンプルスタイルに加えるとコーデがすごく魅力的になるんです♥ 溺愛中のヴィンテージのチャイナシャツは、渋谷の『バースデス』というショップで発見。同生地のボトムとセットアップで26000円くらいでした。丈長のデザインなのでロングカーデのように使っています。『ハイク』のTシャツ+『TOPSHOP』のデニムというシンプルなコーデを、“あれ、あの人なんだかおしゃれ”と目を引く、個性のあるコーデにステージアップしてくれます」(高野さん)

コスパ服でアクティブに遊ぶ夏こそ "かごバッグの名品" が必要♪

スタイリスト高野さんが around27の画像_2
(右)『エバゴス』のかごバッグ (左)『マイケル・コース』のリュック

「小物でも季節感のある素材を楽しめる人っておしゃれですよね。夏のかごバッグは積極的に持ちたいアイテムのひとつだけど、コスパ服に安いかごはどうしても子供っぽい。私は長年憧れ続けた、トレンドに左右されない『エバゴス』のかごバッグ(約¥50000)をとうとう購入しました^^ ジェーン・バーキンのようにカジュアルなコーデに合わせて楽しんでいます。『マイケル・コース』のジュート素材のリュックも、美しい編み目が気に入って、グアムで約30000円でゲット。来年も再来年も、夏のたびに活用していきます」

around27歳。服がシンプルになった今こそ似合う "アイコニックなブランドバッグ”

スタイリスト高野さんが around27の画像_3
(右)『グッチ』のショルダーバッグ (左)『コーチ』のヴィンテージバッグ

「今30歳なんですが、27歳くらいから服の色やデザインはベーシックでシンプルなものを選ぶようになりました。その変化とともに、昔は大人っぽすぎると思っていたアイコニックなブランドバッグを、背伸びせずに今着たい服に合わせられるようになりました。たとえば『ユニクロ×ルメール』のシンプルなカーキのシャツワンピには、『グッチ』のオリジナル GG キャンバス ショルダーバッグを主役使いしてみたり。『コーチ』のバッグは、アイコニックなターンロックが施されたデザインを選んで、リアルレザーをコーデのアクセントにしています」

●この記事内のファッションアイテムはすべて高野さん私物です。現在は購入できないものもあります。ご了承ください。

MORE2016年8月号・さらに詳しい情報は雑誌MOREをチェック!

電子版も発売中! ご購入はこちらから>>
撮影/瀬津貴裕(biswa.) ヘア&メイク/久保フユミ(ROI) スタイリスト/高野麻子