個性的なのに合わせやすい。心躍る『マルニ』の新作&名品バッグ
ほかにはないオリジナリティあふれるデザインや素材使いで、ファンが多い『MARNI(マルニ)』。中でも、一点加えるだけで個性を主張できるバッグが人気です。新しく登場した新アイコン「TRUNKAROO」に加えて定番人気のデザインまで、今押さえたい10点をピックアップ。
- 注目! 新アイコン「TRUNKAROO(トランカルー)」
- "ひとクセ"効いた新作バッグも多数
- 定番人気シリーズもチェック
- ライター's EYE! 『マルニ』のバッグが素敵な理由
- 『マルニ』の歴史をおさらい
注目! 新アイコン「TRUNKAROO(トランカルー)」
ブランドのアイコン「トランク」をアップデートさせた新アイコン「TRUNKAROO(トランカルー)」。スクエア型はそのまま残しつつ、象徴的なゴールドのマグネット式クロージャーがより目立つ構成に。鮮やかな赤がコーディネートを華やかに演出。
赤と同じミディアムサイズは全5色展開。合わせやすさで選ぶなら、バニラのようなアイボリーカラーがおすすめ。ほんのりとしたツヤ感が美しい柔らかなカーフレザーを使用。内ポケット、お財布など必需品がすっぽり入るサイズ感、取りはずしと長さ調整可能なストラップなど、実用面も大満足! クラッチバッグとしても使えます。
ミニバッグが好きな人は、こちらのサイズをぜひ。ミディアムタイプと同じディテールですが、ミニは横長で今流行りのシルエット。柔らかいブルー×ゴールドの組み合わせが印象的です。縦横共に20cm以下とかなりコンパクトですが、マチが9㎝あるので見た目以上に容量があるのがうれしい!
ミニタイプもミディアム同様、全5色展開。ベージュはゴールドの金具がよくなじみ、統一感や上品さが際立ちます。茶系コーデになじませたり、モノトーンなど落ち着いた配色の服に合わせてアクセントにしたり。使いやすいカラーで、ヘビロテ間違いなし! ストラップは取りはずし、長さ調整可能。クラッチバッグとしても楽しめます。
台形型のバックパックも見逃せません。ストラップは取りはずせるので、トップハンドルを持ってハンドバッグとしても使える2WAY。自立するシュッとした佇まいで、バックパックとして持ってもきれいめな仕上がりに。マチの部分にはスナップボタンがあり、荷物量によって調整可能。内側にはポケットもあり。
"ひとクセ"効いた新作バッグも多数
新作「BUTTERFLY」のスモールサイズ。光沢のあるブラッシュドレザー製で、蝶々のような軽やかさと華を兼ね備えています。美しいカーブや大きめのフラップ、ブランド名が刻まれたゴールドのツイストロックなど、細部までこだわりを感じるデザイン。淡く透明感のあるピンクが愛らしい。
新作「REVERSE」のショルダーバッグ。ブラウンと白、それぞれサイドの部分が折りたたまれたデザインになっており、『マルニ』らしいユニークさが際立つ一品。カラーブロックに加えてベルトが斜めに施されており、どこから見ても抜かりなく楽しいデザインに。大型タイプなので、お仕事シーンにも活躍しそう! ショルダーストラップは長さ調整可能。
定番人気シリーズもチェック
大人気、アイコニックな「TROPICALIA」には、デイジーがプリントされたキャンバス生地のものが登場。柄自体はキュートですが、黒ベースの配色とレザートリミングで大人っぽい仕上がりに。お花の色とリンクした赤いステッチがさりげないアクセント。シンプルコーデが多い人こそ、手にするべきデザイン!
定番人気のトートバッグ「MUSEO」は、イタリア語で"博物館"という意味。博物館に展示されている幾何学的な彫刻からインスパイアを受けて生まれています。一見シンプルを極めたような見た目ですが、ポイントで入ったステッチやブランドロゴ、光沢が美しいカーフレザーなど、計算されつくした作り。取りはずし可能なストラップは白×ブラウンのバイカラーになっており、その着脱でもガラッと雰囲気が変わります。
上で紹介した「MUSEO」のデザインをベースに、アレンジを加えたのが「MENDING MUSEO」。柔らかいグレインレザーや、アイコニックな手刺しゅうのメンディングロゴなど、随所にぬくもりを感じられるバッグです。正面はグレー、裏はベージュ、ハンドルは水色と、異なる3色でメリハリをつけたのもおもしろい! 取りはずし可能なストラップは、ハンドルと同じ水色。
ライター's EYE! 『マルニ』のバッグが素敵な理由
『マルニ』のバッグは、とにかく"ひと目ぼれデザイン"が多い! 店頭にあるのを遠くから見ただけでも気になるものが多く、人気シリーズが数多く存在するのもうなずけます。今回特に注目したいのは、新アイコン「TRUNKAROO」。シンプルでありながら、細かいカットやゴールドクロージャーなどこだわりのディテールにうっとり。ベースとなった「トランク」も好きでしたが、より印象に残るデザインになったと感じます。個人的には、ミニサイズのベージュが気になる! どれも独自のオーラがありアクセントとして大活躍するので、シンプルコーデが多い人こそワードローブに加えてほしいです。
『マルニ』の歴史をおさらい
1994年、イタリアで誕生。毛皮製品を扱うブランドとしてスタートした後、商品展開の幅を次々と広げ、コレクションを発表するたびに注目を集めるブランドに。形式にとらわれない自由な発想による、独自の世界観や色・柄使い、デザイン性の高さで世界中から愛されています。現在はフランチェスコ・リッソがクリエイティブ・ディレクターとして活躍。
取材・文/荒井理沙 ※掲載している情報については変更等の可能性があります。メーカーHP等で最新情報をご確認ください。●本文中( )内の数字は、バッグのサイズ(横×縦×マチ)で単位は㎝です。
ハイブランドの新作情報などファッション記事を担当しつつ、本人はプチプラが大好物。長年の悩み"腰張り"が目立たない、スタイルアップするコーデが毎日のテーマ。骨格ウェーブ。好きなテイストは女っぽカジュアルと甘モード。趣味はヨガ、漫画、アイドル♡