「服はそのままでヘア＆メイクだけでおしゃれになれます！」ヘアメイクさんが断言！その方法は？

服を変えなくてもヘアとメイクでおしゃれになれるって、ホントですか？

ヘア&メイクは、色使いや毛先の印象を少し変えるだけで、なりたいイメージに近づけるからやっぱり重要。誰でも簡単に真似できて、プロっぽくなれる新しいテクニックを教えてもらいました！

カジュアル好きだけど、肌見せできない冬はボーイッシュになりすぎちゃう

リップの色をいつもより濃いめにするだけで、女性らしく見えます　ヘア&メイク桑野泰成さん（以下同）
顔のパーツの中で、いちばん色気を感じさせられるポイントである唇でドキッとさせるテクを取り入れて。こっくりとした朱赤やれんが色のリップを、少しオーバーぎみ、かつ濃いめに塗る。それだけなのに、フーディコーデだってこんなに女っぷりのある印象に。「髪が短いから男っぽく見られる」という人にもおすすめ。

パーカ￥8900／ヘルスニット・ブランズ（ヘルスニット）　ピアス￥2073／サードオフィス（ROOM）

きれい色のトップスを着る時、メイクの色がちぐはぐになっちゃう！

ヌーディトーンでまとめたほうがバランスよく見えます
服の色に合わせるよりも、カラーレスメイクに仕上げたほうが今っぽいしおしゃれ。重要なのは、ノーメイクとは違う“ニュアンス”をプラスすること。たとえばこんなふうに、ほんのりイエローみのある透け感リップとベージュ系の目もとに、チークはきかせない。リップの代わりにクリアなグロスを使ってもいい。

ニット￥2900／ラコレ　ブラウス￥5450／フリークスストア渋谷　イヤリング￥1600／お世話や（OSEWAYA）

ベレー帽は前髪を出すと重いけど、おでこを全部出すのは恥ずかしくてできない

前髪の3分の1だけを残して、毛先で遊ぶアレンジはどうでしょう？
今シーズンのトレンドである、トリム部分がタイトで、トップにふんわりボリュームがあるフォルムのベレー帽は、特に前髪アレンジが楽しいデザイン。前髪を3分の1くらい残すイメージで残りは帽子にインしたら、毛先をコテでワンカールさせる。おでこを全部出すより大人っぽいし、新鮮な表情にはっとするはず。

帽子￥9000／メゾンドリリス　ニット￥4500／グローバルワーク　イヤリング￥1500／お世話や（OSEWAYA）

ビッグタートルを着たら、髪はまとめないとすっきり見えないですよね？

ヘアピンとワックスでぴたっとヘアに。耳を出すのもポイント
髪をセンター分けにし、前髪をワックスでぴたっと固めたら、さらにヘアピンで留める。耳は必ず出すようにすれば、髪の毛が長い人でも顔まわりがすっきり見える効果が。ピンは大きめで印象的なデザインのものをアクセ感覚で合わせるのがおしゃれ。タートルのボリューム感と、タイトなヘアとのバランスが上級者っぽくて素敵。

ニット￥6360／フリークスストア渋谷　ヘアピン（3本セット）￥900／お世話や（OSEWAYA）

雑誌のコーデが可愛く見えるのって、あの無造作ヘアが可愛いからでしょ？

髪質に合わせたヘアオイルの選び方と、使うタイミング。そこを意識するだけで、プロっぽい仕上がりに近づけますよ
髪を巻いた後にオイルをつけることも多いかもしれませんが、プロっぽく仕上げるためには、事前に毛先部分を中心にオイルをばばっとなじませておくのがポイント。余分な水分が飛んでツヤだけが残り、狙ってないのに印象的な束感のあるへアになります。何気なく使っているヘアオイルも、髪が太いか細いかで、自分に合うものを使い分けたほうが絶対にいい。太い人はよりまとまるタイプ、細い人はふわっと軽やかな動きが出るものを。

サロペット￥9000／フレディ＆グロスター二子玉川店（フレディレピ）　カットソー￥5900／ココディール　イヤリング￥1000／お世話や（OSEWAYA）

ヘア＆メイク桑野さんのおすすめスタイリング剤

髪が細いか太いかで使い分けを
（右）細い毛におすすめ。ダマスクローズウォーターなどの植物成分を配合した美容液感覚のスタイリング剤。
uka マルチデイリーセラム100g￥3000／uka Tokyo head office
（左）髪の毛が太い人におすすめ。オーガニックのベニバナ油やホホバオイルをブレンド。髪を乾燥から守り、長時間ツヤが持続。
ダヴィネスオーセンティックオイル140㎖￥4000／コンフォートジャパン