長尾くんの“シェア”とファッションの話

大阪に住む弟の謙杜。こっちに遊びにくるたびにいきなり「泊めて」とお願いしてくるキミも、いつの間にか背が伸びて、服もシェアできるようになって……。そんな贅沢すぎる“もしも”のお話があったなら。

発売中のMORE4月号で企画されたこんな“妄想”ストーリー。ここでは撮影後のインタビューをお届けします。
長尾謙杜(なにわ男子)インタビューMORE4月号

女の子と洋服をシェアするのってあり?

はい、大賛成です! 僕が今から話すこと、全部妄想ですよ? 仕事を終えて家に帰ると、僕のパーカを着た彼女がフードをかぶった状態で「おかえり~」って出迎えてくれるんです。それだけでも十分幸せやけど、そのパーカは女性が着るとダボダボなので、丈がひざ上まであって、裾から素足がのぞいてるんですよね。それを見て、「ちゃんと下にはいてんの?」って言いたい。変な妄想が止まらなくて、すみません(笑)。さらに、萌え袖で笑った時の口もとを隠されたら、もう最強です!

長尾くんの春のファッション計画を教えて!

冬服に飽きてきた頃に買う春物って、ワクワクしますよね。僕がGETしたのは、シャツとTシャツと靴下とハーフパンツとバッグ。好きなブランドの受注会に初めて行かせてもらって、いろいろ買ってしまいました。そのブランドは反戦のメッセージを発信していて、アメリカ軍のテントやミリタリーバッグの生地を服にしているんです。そういうコンセプトも、カッコいい! ハーフパンツは今まではかなかったけど、スニーカーが目立つかなと思って挑戦してみることに。バッグは巾着型なのが可愛くて、届くのを今か今かと待ってるところです。

最近ハマっているアイテムは?

1年くらい前からスニーカーを集め始めて、今年の目標はそのコレクションを100足にすること。今は50足あるかないかやけど、目標は大きくということで(笑)。スニーカーって、人気のモデルはいきなり抽選が始まったりするから、ヒマさえあればスマホでチェックしてます。よく「素敵な靴をはいていると素敵な場所に連れていってくれる」っていうじゃないですか。僕、風水はいいことだけ信じるタイプなんですけど(笑)、風水的にも靴は運気をアップさせてくれるアイテムらしくて。だから、いい靴をいっぱいはいて、なにわ男子を単独で京セラドーム大阪のステージに連れていきたいです。

もしもお姉ちゃんがいたらやってみたいことは?

なにわ男子の中で、僕は最年少。グループ内で「20歳になるまではおごってもらえる」っていうルールがあるので、こんな状況になる前はメンバーをしょっちゅう食事に誘ってました(笑)。そんなふうにいいお兄ちゃんは身近にたくさんいるけど、実生活ではひとりっ子やから、ずっとお姉ちゃんが欲しかったんですよね。年は5つくらい離れていて、神さまみたいに見守ってもらえるのが理想。女心がわからない時には教えてもらったり、お腹がすいたら「ごはん作ってよ~」って甘えたりもしたい。ホカホカの料理を前に、「うわ~、ありがとう!」って言って最大限おいしく食べるのが、僕の役目です!

今はどんなファッションが気分?

普段のファッションは、基本ストリート系。でも、古着もいっぱい持ってるし、ヒールの靴をはいたりスカートをはいたり、いろんなジャンルを攻めますね。今日は僕にとってはちょっと大人なMOREさんの撮影だったので、太いデニムに黒のスウェットを合わせて、おとなしめにしました。どういう格好をするかは、その日の気分とか予定で決めがち。たまに登場するモード系の服は、先輩からのおさがり率が高いです。去年の冬、関ジャニ∞の大倉(忠義)くんが買ったばっかりのアウターを「めっちゃカッコいいですね! いつかください!!」って言ってたら、2カ月後くらいに家におじゃまさせてもらった時に「これ欲しいって言ってたよな? あげるわ」ってくださったんです! もちろん今年の冬も愛用中なんですけど、そのアウターのポケットの中に5000円札が入ってたんですよね。服を気前よくくれるくらいやから、5000円札を返すのも違うかなって思って、内緒でいただいておきました(笑)。

長尾謙杜プロフィール

ながお・けんと●2002年8月15日生まれ、大阪府出身。関西ジャニーズJr.のユニット・なにわ男子のメンバーとして多くのレギュラー番組に出演中。ファッションが好きで、グループのコンサート衣装のデザインを担当することも
取材・文/吉川由希子 構成・企画/渡部遥奈(MORE)