おしゃれプレスは「ベージュ」をどう着こなしてる?

最先端のおしゃれを知りたいなら、ファッションブランドのプレスの私服を見るのがいちばん! この春知りたい「ベージュ」の着こなし、おしゃれプレスはどうしてる?

『スピック&スパン』プレス 森田真央さん

153㎝という小柄な体型をバランスよく生かしたカジュアルコーデがお得意。Instagram︰@m_14_mao

シルエット選びから小物使いまで。“こなれるベージュ”をとことん追求

スピック&スパン森田さんのベージュのコーデ
リラックス感があって優しげで女らしくて。私にとってベージュは“春に着たくなる色”。今日はベージュのオーバーオールをピンクのボーダーTとコーディネートしました。ただ、小柄な私がベージュを着ると着膨れしたり子供っぽい印象になったりすることも。“着られた”感が出にくいコンパクトめのシルエットを選ぶのもこだわりです。

パーカ¥18700・オーバーオール¥19800(2点ともスピック&スパン)・Tシャツ¥15400(トラディショナル ウェザーウェア)・靴¥18700(ファビオ ルスコーニ)・バッグ¥13200(メイドインマダ)・帽子¥13200(ラ メゾン ド リリス)/スピック&スパン ルミネ有楽町店 ネックレス・リング/すべて本人私物
スピック&スパンプレス森田さんのベージュワントーンコーデの足もと
抜け感づくりは小物に頼って
思いきってワントーンで楽しむならかごバッグやヌーディなサンダルなど軽やかな小物の力を拝借。こうするだけで抜け感が加わってより今っぽさが増します。
スピック&スパンプレス森田さんのメイク
明るめのオレンジが目もとを印象的に
落ち着いた印象の色だからこそくすんで見えないように肌にはツヤ感を、目もとには遊びのあるカラーをプラス。いきいきとしたヘルシーなメイクも“こなれるベージュ”に欠かせません。
スピック&スパン森田さんのアノラックパーカコーデ
透け素材で重ね着に変化を
ほのかに透けるアノラックパーカを重ねて、奥行きを感じる着こなしに仕上げました。

『louren』ディレクター 佐藤涼実さん

ブランドのディレクションとデザインを担当。SNSでも根強いファン多数。Instagram:@suzumi_sato

ダークカラーをきかせ役にした甘すぎない装いが今の私にジャスト

ローレンプレスの佐藤さんのベージュワントーンコーデ
もともと甘めの顔立ちなので、やわらかなベージュを取り入れる日はできるだけ“微糖”なコーディネートを意識しています。淡いトーンだけでまとめると甘すぎて野暮ったく見えてしまうため、合わせるのは黒やネイビーなど、ベージュを締めるダークカラーが基本。今日着ているセットアップも、インナーや足もとに黒を取り入れてちょっぴりハンサムなイメージに落とし込んでみました。

ジャケット・パンツ・ニット・ネックレス(4点ともlouren)・靴(ヒューン)・バッグ(ボッテガ ヴェネタ)・ピアス(マリハ)・右手リング(エルメス)・ブレスレット・左手人さし指リング(2点ともティファニー)・左手薬指リング(カルティエ)/すべて本人私物
ローレンプレスの佐藤さんのベージュコーデ
“ひとつのコーデに使う色は3色まで”がマイルールなのですが、ベージュの場合、色数を絞ることでより上品さが際立つ気がします。
ベージュパンツ×黒ブーツの足もと
足もともシャープな黒で
ベージュコーデにシルバーとゴールドのアクセサリーを合わせる
シックな配色にジュエリーできらめきを
ローレンプレスの佐藤さんのメイク
目もと&リップはヌーディに
顔まわりもシャープな印象で統一したいので、ヘアはタイトなスタイリングに、目もとには色ものを一切使わず、アイラインやマスカラは黒オンリーで。
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撮影/芹澤信次 取材・原文/野崎久実子 構成・企画/福井小夜子(MORE) ●一部私物のため、現在購入できないものもあります。 ※掲載商品の発売時期については変更等の可能性があります。メーカーHP等で最新情報をご確認ください。